とやま市議会だよりテキストデータ版は、写真や表など一部を省略して編集しています。 また、音声読み上げ機能によっては、正しく読み上げできないことがあります。 一般質問 19人の議員が一般質問を行いました。その中から一部の質問・答弁の要旨をお知らせします。 紙面のとやま市議会だよりの、議員めいの横のQRコードを読み込むと、インターネットで一般質問の様子を再生することができます。 ただし、通信料が発生します。 ありさわ まもる(自由民主党) 市町村合併等 (問)旧婦ちゅうまちでの合併関連議案の専決処分をどのように受け止めたのか。 (答・市長)合併関連議案に対し、議員の賛否が拮抗する緊迫した状況の中、当時のおお島町長におかれては、地域の将来や合併協議会の構成市町村の住民への影響などをおもんばかられた結果、大変な苦渋のすえに専決処分の決断をされたものと推察され、当時、そのことを大変重く受け止めたことを今でも鮮明に記憶している。今改めて、こうした合併の経緯や合併協議の内容を後世にしっかり伝えていくことは、われわれに課せられた重要な役割であると感じている。 【質問項目】 ▼今後の財政運営 ▼環境施策 ▼市町村合併等 ほうさやま かずお(自由民主党) 豪雪対策 (問)企業による無償での周辺市道除雪への協力を平時に定めておくべきでは。また、交差点や勾配が急な道路にしょうせつ設備を整備すべきでは。 (答・建設部長)今回の大雪を上回る降雪時には市の除雪がまに合わない可能性も考えられることから、民間企業と連携した除雪の実施について調査検討していきたい。また、交差点や勾配が急な道路等の局所的な箇所へのしょうせつ設備の設置についても、場所によっては有効と考えられるため、今回の大雪を踏まえ、関係機関に聞き取りなどを行い、必要な箇所を調査検討していきたい。 【質問項目】 ▼豪雪対策 ▼流域治水の推進 ▼学童保育の現状と課題 ▼高齢者ふれあい入浴事業 まつお しげる(公明党) グリーンインフラ (問)しも冨居地域の公園予定地を調整ちを兼ねた景観緑地として活用し浸水対策を行う必要があると考えるが、見解は。 (答・建設部長)しも冨居の一部地域においては浸水被害が頻発していることなどから、当地区の浸水対策が急務となっている。このことから、まずは当地区に調整ちを整備することとしており、将来の公園としての整備に支障がないよう、地下式とする予定である。調整ちを兼ねた景観緑地の整備については、今後公園の整備計画を策定する際に、グリーンインフラの考え方を取り入れた景観緑地の整備について検討したい。 【質問項目】 ▼除雪対策と道路の維持管理 ▼グリーンインフラ ▼公共交通不便地域の対応 ▼PCR検査等の相談・検査体制 しきだ ひろのり(自由民主党) 芸術文化施策 (問)ちゅう規模ホールの整備による、本市の芸術文化振興への効果は。 (答・企画管理部長)オーバードホールでは開催が敬遠されていた公演や、比較的小規模な団体等による利用により、市民が優れた芸術文化に親しむ機会の充実等が図られ、芸術文化に関心を持つ市民の裾野がさらに広がり、文化活動に参加する機運の高まりや、次代の芸術文化を担う人材育成につながる効果も期待される。また、民間施設等との一体てき整備は富山駅北エリアの魅力を高め、都市のにぎわいや人々の交流促進に大きく寄与する相乗効果が期待できる。 【質問項目】 ▼芸術文化施策 ▼富山市民プラザ ▼教育における新型コロナウイルス感染症対策 ▼コロナごを見据えた公共交通の在り方 ▼ほとり座、総が輪ベースなど民間主体のまちづくりについての評価 ▼アスベスト除去対策 ▼市営住宅等の機関保証制度の導入 ▼豪雪時の公園の活用 ▼都心地区における地域主導型除雪の在り方 よこの あきら(自由民主党) 割山森林公園天こ森整備事業 (問)天こ森公園の再整備と細入地域の活性化に寄せる市長の思いは。 (答・市長)細入地域の魅力を創出する施設をいまだ整備できていないため、天こ森再整備に着手したが、運営会社の株式会社ほそいりは、売り上げの減少等から、一定程度の投資が必要な時期にきている。さらに昨年2月に始動したハイパーカミオカンデ計画は、多くの研究者が富山を訪れる大きな好機になる。地域資源を生かし、消費トレンドを的確に捉え、市内外から訪れたいと思える空間を地域主体でつくり、細入地域の持続的発展につなげることが重要だ。 【質問項目】 ▼行政のデジタル化 ▼公共施設マネジメント ▼ガラス美術館事業 ▼とやまビューポイント ▼割山森林公園天こ森整備事業 ▼ちゅうさん間地域における農用地 ▼エゴマの研究成果 あずま あつし(立憲民主市民の会) コロナかにおける本市の対応や対策 (問)市民病院において、新型コロナウイルス感染症で入院する患者を含め、独り暮らしの高齢者等が入院する際に必要なものを詰め合わせた入院セットを準備することで、スムーズに入院できると考えるが、見解は。 (答・病院事業局管理部長)新型コロナウイルス感染症で入院される場合、入院までの時間的余裕が少ないことや、単身世帯の増加で入院の準備に家族の協力が得られない患者さんが増えると考えられることから、スムーズに日用ひんが準備できるよう、洗面用具などの日用ひんをセットにして提供することを前向きに検討したい。 【質問項目】 ▼コロナかにおける本市の対応や対策 ▼新規学卒者への就職支援および雇用環境向上への取り組み ▼本市の除雪体制 たかた まり(自由民主党) 子宮けいがんワクチン接種 (問)ワクチン接種対象者への今後の個別通知についてどう取り組むのか。 (答・福祉保健部長)3年度中に定期接種の対象者となるかた全員に情報提供を行いたいと考えており、本年3月中には4月以降高校1年生に相当する年齢となるかたへ、4月以降は3年度の小学校6年生から中学校3年生までのかた全員へ、個別にリーフレット等を送付することとしている。4年度以降は、新たに小学校6年生になるかたへ個別にリーフレット等を送付することで、標準的接種期間の中学校1年せい時に、希望者が接種を受けられるよう周知できると考える。 【質問項目】 ▼ブールバール広場の整備 ▼子宮けいがんワクチン接種 ▼防災・減災、国土強靭化の推進強化 ▼カラス対策 ▼富山市の進めるコンパクトなまちづくり えにし てるやす(自由民主党) 軽自動車税の納税証明 (問)申請書の住所と車検用納税証明書に記載される住所が違う場合でも、今後、車検用納税証明書を発行できないか。 (答・財務部長)県内では、申請書に記載の車両番号や氏名が正しく、住所が異なる場合には、住所を記載せずに発行している自治体もあったことから、軽自動車検査協会に車検時に不可欠な項目を確認したところ、車両番号、納税ずみ年月日、納税証明書の有効期限であった。このことから、申請者の利便性向上を図るため、3年度に、納税証明書の住所記載を省略するシステム改修を行いたいと考えている。  【質問項目】 ▼選挙公報 ▼雪害 ▼軽自動車税の納税証明 ▼富山市の街づくりに対する考え おのうえ かずひこ(会派 せいせい) 中学校の部活動と教員の多忙化改善 (問)中学校の部活動を地域に移行することについて、どのような課題があると考えているのか。 (答・教育委員会事務局長)本市の現状では、受け皿の地域間の格差、費用や送り迎えなど家庭負担の増により一部の生徒が参加できなくなる可能性、中学校教員の有するスポーツ・文化における専門性を発揮する機会の減少などの課題が挙げられる。今後、国や県の地域部活動推進事業に関する実践研究の成果や他市町村の動向を注視しつつ、生徒・教員双方にとって有意義な部活動の在り方について検討していきたい。 【質問項目】 ▼中学校の部活動と教員の多忙化改善 ▼小学校における35人学級 おしだ だいすけ(自由民主党) 水橋地区の学校再編の取り組み (問)昨年9月以降、水橋地区の小中学校の統合の取り組みがどう進んだのか。 (答・教育委員会事務局長)水橋地区自治振興会において、水橋地区統合小中学校の建設を推進するため、地区の協議会の設置について話し合われ、今年5月ごろを目途に協議会が設立される予定と聞いている。市としても、この協議会において円滑な協議がなされるよう支援したい。また、市では、統合校の整備に関する基本構想や配置計画を策定するため、公募型プロポーザルを今年2月に実施し、業務委託の事業者を決定した。 【質問項目】 ▼富山県と富山市との連携 ▼「じょうさいごう口用水」の世界かんがい施設遺産登録記念事業 ▼水橋地区の学校再編の取り組み たけだ まさる(自由民主党) 今冬の大雪 (問)大雪時の情報トリアージ(意味はあとで説明)の必要性と本市でのこれからの取り組みは。 (答・建設部長)今回の大雪において、市民の生命や身体に重大な危険が及んでいるような緊急度の高い相談は無かったが、そのような相談がある場合には優先的対応が必要なため、情報のトリアージは重要である。このことから、市民からの問い合わせ内容について役割分担を行い、緊急度や重要度の高い情報を選別し、適切な情報のトリアージを行えるよう検討している。 トリアージとは…重要性および緊急性の優先順位付けのこと 【質問項目】 ▼今冬の大雪 ▼新型コロナウイルス感染症対策と地域活動 こにし なおき(日本共産党) 介護保険事業 (問)介護職員の処遇改善について、市として今後どのように支援するのか。 (答・福祉保健部長)平成24年度から介護職員の賃金改善に充てることを目的に、介護職員処遇改善加算が創設され、その後加算の拡充が図られた。元年10月からは介護職員等特定処遇改善加算が創設され、3年度の介護報酬改定では本加算の取得が促進されるよう見直しが行われる。しかし、全国的にも介護現場の人材ぶそくは深刻化しており、昨年6月、全国市長会において、「介護職員全体の賃金水準の底上げを行うこと」等について、国へ要望したところである。 【質問項目】 ▼介護保険事業 ▼国民健康保険 ▼富山市天文台の廃止 ▼豪雪被害対策 ▼安全安心のまちづくり まつい くにひと(自由民主党) あいの風とやま鉄道の富山駅・東富山駅間の新駅 (問)本市として新富山ぐち駅のトイレ整備についてどのように考えているのか。 (答・活力都市創造部長)鉄道利用者のためのトイレの整備については、第一義的には鉄道事業者において検討・判断されるべきと考えているが、公益的な観点から市も一定の役割を担う必要があると考え、設置については本市が行い、管理についてはあいの風とやま鉄道が行うことで協議を開始したところである。なお、駅周辺の開発による道路や上下水道等の整備と密接に関連するため、整備の時期は開発事業者も含め協議を進めていきたい。 【質問項目】 ▼あいの風とやま鉄道の富山駅・東富山駅間の新駅 ▼新富山ぐち駅周辺の雨水・浸水対策 ▼公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり くぼ ひろのり(自由民主党) 富山市の財政 (問)債務負担行為は、今後の予算編成にどのような影響を及ぼすか。 (答・財政部長)債務負担行為は、将来の一定期間にわたり支出を行う契約をするための予算を設定する方法で、それぞれの契約に基づく各年度の支出額が重なると、当該年度の財政運営に一定の影響を与えることになる。しかし、債務負担行為を設定した事業はいずれも喫緊の課題に対応するために必要な事業であることから、今後、実際に支出を行う各年度の予算編成において、事業の取捨選択や事業費の精査などの見直しを行うことで財源を確保し対応したい。 【質問項目】 ▼富山市の財政 ▼ブールバール再整備事業 ▼雪害対策 ごほん ゆきまさ(不羈) とやま市漁業協同組合 (問)せん用料の負担がなくなるよう市の支援が必要と考えるが、見解は。 (答・農林水産部長)とやま市漁業協同組合の3拠点のうち、国土交通省管轄の港湾施設の一部で、県管理の岩瀬ふなだまりの荷さばき施設等に対するせん用料は、県条例に基づき50%減免されている。一方、農林水産省指定の市管理のよかた、水橋漁港のせん用料は、公益性の高さから100%減免しており、違いが生じている。各拠点は同等に公益性を有し、せん用料の取り扱いを同等とすることが望ましいと考えており、今後、支援について検討していきたい。 【質問項目】 ▼森富山市長が思い描いた富山市像 ▼とやま市漁業協同組合 たかみ たかお(卯月) イタイイタイ病 (問)イタイイタイ病資料館の活用も含め、子どもたちが公害問題に向き合うために、どのような教育をおこなっていくのか。 (答・教育長)市内の小中学校では、社会科の学習でイタイイタイ病等の公害問題を学んでいるが、資料館発行の副読本の活用や資料館の訪問を通してより詳しく学び、身近な問題と考え、被害等に加えて社会の発展と自然との共存の双方の重要性を学んでいる。今後も資料館の活用や全ての教育活動において、日本の将来を担う子どもたちが環境保全の重要性を認識し、できることを実践していく態度を育むよう努めたい。 【質問項目】 ▼イタイイタイ病 ▼今後の市政運営等 ▼水道施設の改築計画 うえの ほたる(日本維新の会) 鳥獣対策(狩猟者担い手育成事業) (問)狩猟免許取得時や取得後に女性が参加しやすい取り組みも必要と考えるが、今後の展望は。 (答・農林水産部長)狩猟免許取得時にはこれまでも取得に係る経費の2分の1を支援しており、引き続き行う。取得後の女性が参加しやすい取り組み等については、他県で、自ら狩猟に携わりジビエ料理教室の開催や革細工の加工・販売に取り組むなど活躍している女性ハンターの事例も複数あり、このような先進事例を調査するとともに、実際に活躍中の女性ハンターや猟ゆう会等の意見を伺いながら検討を進めたい。 【質問項目】 ▼生ごみリサイクル事業 ▼鳥獣対策 ▼男女共同参画 ▼子育て支援 ほりえ かずよ(公明党) 女性活躍(妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援) (問)子育てに関連する情報の発信強化策は。 (答・こども家庭部長)子育て支援ガイドブックの拡充や配布等、情報発信の充実に努めてきた。さらに、富山市母子健康手帳アプリのリニューアルや、多様化する子育てニーズに対し、各課の施策を一体てきに表示するウェブサイト作成に取り組んでおり、いずれも3年度供用開始予定である。また、独り親家庭への相談支援体制の強化のため、AIチャットボットを導入予定であり、子育て支援情報の発信ツールとしても利用できるようにしたいと考えている。 【質問項目】 ▼これからの市役所 ▼女性活躍 あかぼし ゆかり(日本共産党) 気候変動問題と富山市の環境政策(アヴィレ) (問)自転車市民共同利用システム(アヴィレ)について、導入からこれまでの税金投入額および運営会社のシクロシティ株式会社に支払う年間広告料は。また、アヴィレの管理で消費する電力量とCO2排出量は。 (答・環境部長)国庫補助金を活用し、計2億9,577万4千円を支出している。年間広告料は元年度1,958万6千円、2年度は、2月末現在で1,976万6千円である。またステーションや広告パネル等に使用される元年度の電力量は86,821キロワットアワーで、CO2排出量は推計ち44.3COツートンである。 【質問項目】 ▼気候変動問題と富山市の環境政策 ▼市長の退職きん ▼政務活動費不正問題 ▼富山大空襲 次回6月定例会の日程(日程については予定となっております。最新のものは、富山市議会のホームページ等でご確認ください。) (6月10日)本会議(提案理由説明ほか) (6月15日)本会議(一般質問) (6月16日)本会議(一般質問) (6月18日)本会議(一般質問) (6月21日)本会議(一般質問)予算決算委員会前期全体会 (6月22日)予算決算委員会経済環境分科会・経済環境委員会 (6月23日)予算決算委員会厚生分科会・厚生委員会 (6月24日)予算決算委員会建設分科会・建設委員会 (6月25日)予算決算委員会総務文教分科会・総務文教委員会 (6月28日)予算決算委員会後期全体会 (6月30日)本会議(委員長報告・質疑・討論・採決ほか)