とやま市議会だより №七十二 令和3年12月定例会 発行び、 令和4年(2022年)2月20日 発行、 富山市議会 編集、 議会報編集委員会 電話番号、4 4 3、2 1 5 8・FAX番号、4 4 3、2 1 9 6 ホームページ、 https://www.city.toyama.toyama.jp とやま市議会だよりテキストデータ版は、写真や表など一部を省略して編集しています。 また、音声読み上げ機能によっては、正しく読み上げできないことがあります。 主な内容 12月定例会の概要、可決した主な議案等 委員会・諸会議等 議会運営委員会・常任委員会 一般質問 議会中継、会議録、請願・陳情等 行政視察報告、市議会だよりアンケート 令和3年12月定例会の概要 161億8,145万よ円の補正予算等を可決 令和3年12月富山市議会定例会は、12月1日から12月21日まで21にち間の会期で開かれました。 令和3年度補正予算案件、条例案件、契約案件、意見書等について審議し、合わせて38議案が原案のとおり決まりました。また、継続審査となっていた令和2年度一般会計、特別会計、企業会計の決算認定議案等については、いずれも、認定、原案可決されました。 定例会の日程 (12月 1日)本会議(提案理由説明、せん議分の委員長報告・討論・採決、         決算分の委員長報告・討論・採決ほか)         総務文教委員会 (12月 6日)本会議(一般質問) (6人) (12月 7日)本会議(一般質問) (7人) (12月 9日)本会議(一般質問) (7人) (12月10日)本会議(一般質問ほか)(2人)         予算決算委員会前期全体会 (12月13日)予算決算委員会経済環境分科会・経済環境委員会 (12月14日)予算決算委員会厚生分科会  ・厚生委員会 (12月15日)予算決算委員会建設分科会  ・建設委員会 (12月16日)予算決算委員会総務文教分科会・総務文教委員会 (12月17日)予算決算委員会後期全体会 (12月21日)本会議(委員長報告・討論・採決ほか)         予算決算委員会前期全体会・後期全体会         予算決算委員会総務文教分科会・厚生分科会 令和3年度予算の12月補正の規模 一般会計(補正前)1,792億5,325万9千円(補正額)158億9,770万1千円(補正後)1,951億5,096万円   特別会計(補正前)1,367億4,359万3千円(補正額)2億7,606万4千円(補正後)1,370億1,965万7千円 企業会計 (補正前)466億  869万3千円(補正額)769万2千円(補正後)  466億1,638万5千円 合計(補正前)3,626億  554万5千円(補正額)161億8,145万7千円(補正後)3,787億8,700万2千円 可決した主な議案 予算案件                  3年度富山市一般会計補正予算、158億9,770万1千円 主な内容 子育て世帯への臨時特別給付きん等、 60億7,321万7千円 住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付きん等、 58億2,243万1千円 新型コロナウイルスワクチン接種業務委託料等、 16億6,457万3千円 細入中核型地区センター移転改修工事等、 4億 900万円 やつ尾行政サービスセンター移転改修工事等、 3億1,760万円 原油価格高騰に伴う灯油等購入費助成きん等、 1億6,948万円 水橋地区統合校整備事業PFIアドバイザリー業務委託料等、 5,200万円 医療てきケア児保育支援事業補助金、 1,064万円 3年度富山市特別会計補正予算(7会計)、 2億7,606万4千円 3年度富山市企業会計補正予算(2会計)、 769万2千円 条例案件                  令和3年12月の期末手当に関する条例制定の件 富山市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件 富山市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定の件 契約案件                  委託契約締結の件 主な内容  富山市科学博物館プラネタリウム更新業務委託 その他の議決案件              第2次富山市総合計画後期基本計画策定の件 意見書 意見書とは、市の公益に関することについて議会の意思を意見としてまとめた文書のことです。次の意見書を可決し、国会および関係行政庁などへ提出しました。 (議員提出議案第19号)ヒトパピローマウイルスワクチン(意味はあとで説明)の接種に関する意見書、厚生労働大臣 ほか5件へ提出 ヒトパピローマウイルスワクチンとは…子宮けいがん等の発生の原因となるヒトパピローマウイルスの感染を予防するワクチン (議員提出議案第20号)北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書、拉致問題担当大臣 ほか6件へ提出 請願・陳情 市政への要望・意見等がある場合に、市議会に提出する文書のうち、議員の紹介があるものを請願、ないものを陳情といいます。 審議された結果は、次のとおりです。 地方たばこ税を活用した分えん環境整備に関する請願(令和3年分請願第8号の1・厚生委員会付託ぶん)、  採択 地方たばこ税を活用した分えん環境整備に関する請願(令和3年分請願第8号の2・経済環境委員会付託ぶん)、  採択 地方たばこ税を活用した分えん環境整備に関する請願(令和3年分請願第8号の3・総務文教委員会付託ぶん)、  採択 稲荷公園駐車場の放置自動車及び利用目的実態調査等に関する陳情、  継続審査 なお、地方たばこ税を活用した分えん環境整備に関する請願に関しては、請願の内容が厚生委員会、経済環境委員会および総務文教委員会の所管にわたることから、会議規則に基づき各委員会に付託されました。 委員会・諸会議 定例会中の本会議や常任委員会のほかにも、委員会等を開催し、市政についての課題や、議会改革などについて協議しています。 10月11日 予算決算委員会経済環境分科会 ・令和2年度富山市一般・特別会計歳入歳出決算(環境部、商工労働部、農業委員会事務局、農林水産部) 10月12日 予算決算委員会厚生分科会 ・令和2年度富山市病院事業会計決算 ・令和2年度富山市一般・特別会計歳入歳出決算(福祉保健部、こども家庭部、市民生活部) 10月13日 予算決算委員会建設分科会 ・令和2年度富山市一般・特別会計歳入歳出決算(消防局、建設部、活力都市創造部) ・令和2年度富山市水道事業会計決算 ・令和2年度富山市工業用水道事業会計決算 ・令和2年度富山市公共下水道事業会計決算 ・企業会計に係るみしょ分利益剰余きんの処分 建設委員会 ・委員会視察の協議 10月14日 予算決算委員会総務文教分科会 ・令和2年度富山市一般・特別会計歳入歳出決算(議会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会事務局、企画管理部、教育委員会、財務部・出納課) 総務文教委員会 ・委員会視察の協議 10月15日 議員協議会 ・市立小中学校再編原案について タブレット端末等導入検討会 ・タブレット端末等導入自治体の視察の協議 10月18日 政務活動費のあり方検討会 ・事務員を雇用した際の源泉徴収等について ・会派事務員の労働時間の適正な把握について ・見積書の添付の一部廃止について ・広報誌の取り扱いについて ・タブレット端末について 予算決算委員会後期全体会 ・分科会長報告・採決 11月 1日 議会運営委員会 ・ 12月定例会の運営について 11月 4日 議員研修会 ・富山市斎場の見学 11月 9日 ペーパーレス会議システムの試用会(デモ) ・ペーパーレス会議システムのデモンストレーション 11月12日 各派代表しゃ会議 ・行政視察等の協議 ・議会報編集委員会の協議結果について 11月16日 タブレット端末等導入検討会 ・令和4年度予算要求について 11月19日 各派代表しゃ会議 ・議会改革検討調査会の協議結果について ・タブレット端末等の導入について ・令和3年12月および令和4年度以降の期末手当について 11月24日 議案説明会 ・ 12月定例会提出予定案件の概要について 議員協議会 ・第2次富山市総合計画後期基本計画の策定について ・富山市公設地方卸売市場の再整備について 議会運営委員会 ・ 12月定例会の運営について ・議会改革検討調査会の協議結果について 12月 1日 各派代表しゃ会議 ・ 12月定例会における議会費の補正予算要求について ・令和4年度議会費政策的経費の要求について ・さんごう利田用水市町村組合議会議員選挙について 議会報編集委員会 ・とやま市議会だより(№七十二)について 12月 2日 議会運営委員会 ・ 12月定例会の運営について  12月 9日 委員長会議 ・議案等の委員会付託について 12月10日 議会運営委員会 ・会派から提出された意見書(案)・決議(案)について ・質問予定書・発言通告書について  12月15日 議会運営委員会 ・議案の審査について ・意見書・決議について ・議員派遣の件について 12月17日 政務活動費のあり方検討会 ・協議結果の今後の対応について ・各種様式の記載項目の見直しについて ・クレジットカードの取り扱いについて 議会運営委員会 ・追加議案について ・質問予定書等の提出期限について ・委員会視察の協議 12月21日 委員長会議 ・委員会審査結果等の確認について 1月 7日 厚生委員会 ・委員会視察の協議 議会報編集委員会 ・とやま市議会だより(№七十二)の発行について 議会運営委員会と5つの常任委員会において、付託された議案などを審査し、12月1日、12月21日の本会議では、各委員会の審査の概要と結果が報告されました(各分科会の報告は12月17日、12月21日の予算決算委員会において行われました)。 その内容の一部を掲載します。 議会運営委員会  富山市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、原案のとおり「可決」した。 予算決算委員会  3年度富山市一般会計補正予算など12件については、いずれも原案のとおり「可決」、「承認」した。 総務文教分科会  3年度富山市一般会計補正予算など3件について、審査した。 税務事務費                       (委員からの質疑) 返礼ひんが以前より充実したことにより、ふるさと納税のきふきんが増えたということだが、新型コロナウイルス感染症対策事業への支援を使途として指定されたきふきんが多かったのではないか。  また、富山市は他の自治体と比べて地元のブランドりょくのある返礼ひんが少なく、きふきんが集まりにくいように感じるが、今後、どのように取り組んでいくのか。 (市の答弁) 3年11月末時点で約9,500万円の寄付があったうち、新型コロナウイルス感染症対策を使途として指定されたきふきんは、約3,650万円であり、支援のために寄付が集まった側面もあるかと思う。  今後は、地域の産業や地産地しょうに結び付くような返礼ひんを開発するとともに、それらのPRや魅力発信にも取り組んでいきたいと考えている。 厚生分科会  3年度富山市一般会計補正予算など6件について、審査した。 医療てきケア児保育支援事業                (委員からの質疑) 本事業の対象となるわたくしりつ保育所2施設では、医療てきケア児の受け入れに伴い、専任の看護師を新たに配置したのか。 (市の答弁) 当該2施設では医療てきケア児についての社会的な背景を踏まえ、看護師を配置していたところ、今回の受け入れにつながった。 (委員からの質疑) 今回の2施設以外に、新たに医療てきケア児を受け入れる動きはあるのか。 (市の答弁) 4年4月以降の入所については今後利用調整をすることとなっている。また、民間の保育施設については、医療てきケア児の受け入れについて研修をされるなど、受け入れに関する機運が高まっていると感じている。 経済環境分科会  3年度富山市一般会計補正予算など4件について、審査した。 3年度富山市企業団地造成事業特別会計補正予算(第2号) (委員からの質疑) 企業団地造成に伴う、市の投資総額と収入等はどのようになっているのか。  また、今後も企業誘致を推進する必要があるが、どのように進める計画なのか。 (市の答弁) まず、第1期呉羽南部企業団地については、投資総額が約50億円であり、今年度末までの収入累計は、約30億円となる予定だ。  次に、金屋企業団地については、投資総額が約58億円であり、今年度末までの収入累計は、約36億円となる予定だ。  また、企業誘致については、これまでも東京や大阪などで開催される企業立地セミナーに出展するとともに、物流業や製造業の事業者に対してダイレクトメールの発送を行い、さらに、問い合わせがあった企業に対しては、企業団地の現地視察への同行なども実施している。  今後とも、企業の動向などの情報をしっかりとつかみ、より効果的な誘致活動に努めるとともに、市内・市外企業を問わず、企業訪問等により、本市の強みを伝えるなど、積極的なPR活動を続けていきたいと考えている。 建設分科会  3年度富山市一般会計補正予算など3件について、審査した。 防災拠点機能充実強化事業                (委員からの質疑) 防災拠点の資機材を充実強化させるとのことだが、大量の消耗品をどのくらいの期間保管するのか。  また、使用期限が近付いたものはどうするのか。 (市の答弁) 備蓄品などの使用期限はそれぞれ異なるが、5年程度が多いと考えている。  使用期限が経過した物の取り扱いについてはまだ取り決めていないものもあるが、生理用品については、3年6月定例会でもお答えしたとおり、貧困女性などへの配布を検討したいと考えている。 (委員からの質疑) 最初から使用期限が分かっているので今からそのときのことを考えておく必要があると思う。  また、使用期限が迫ったものではなく、もう少し前に配布することを検討し、無駄が出ないよう取り組んでほしい。 正副議長および各委員会委員の構成につきましては、富山市議会ホームページ(7、議員、 委員名簿)からご確認いただけます。また、富山市議会だよりの紙面に記載のQRコードからもアクセスできます。 部門別常任委員会 総務文教委員会  第2次富山市総合計画後期基本計画策定の件など10件については、いずれも原案のとおり「可決」、「承認」した。  また、請願1件については、「採択」すべきものと決した。 第2次富山市総合計画後期基本計画策定の件            (反対討論) これまで富山市がコンパクトシティー政策に取り組んできた結果、旧町村部やちゅうさんかん地の衰退、中心部開発偏重への住民の不満や不安が生じたことに対する、検証と反省がないのではないかと感じている。  後期基本計画では「コンパクトシティー政策の深化」を掲げているが、まちなか居住をこれ以上積極的に推進することは、それ以外の地域での空き家の増加によるじゅう環境の悪化、担い手不足による地域のコミュニティや産業の衰退に拍車をかけ、「住み続けられるまちづくり」と矛盾すると考える。  「まちなか」以外の地域でも安心して住み続けられるまちづくり、災害に強く回復りょくのある安全なまちづくりに欠かせない農林水産業、森林整備や流域治水などの担い手が住み続けられるまちづくりも重視すべきと考える。 (賛成討論) この後期基本計画は、前期基本計画を踏まえ、各部局においてそれぞれの課題を分析した上で、施策の方向性について検討したものであると考えている。  また、学識経験者や富山の発展に努力されている関係団体の方々で構成された富山市総合計画審議会に諮問し、これから富山市が取り組んでいく方向性を示すものとしてふさわしい計画であるという答申がなされたものである。  こうしたことを踏まえ、コンパクトシティー政策についても、これまでの取り組みを継続するとともに、新しい手法を取り入れながら、さらなる発展に向かって深化させることが大切であり、今後5年間富山市が取り組んでいく施策の方向を示すものとしてふさわしいものであると考える。 (結果) 原案のとおり可決した。 【所管部局からの報告事項】 企画管理部 ・公共施設等総合管理計画の改訂 教育委員会 ・水橋地区統合校整備に係る基本計画等 ・令和4年度学校給食費 厚生委員会  富山市立よう保連携型認定こども園条例制定の件など5件については、いずれも原案のとおり「可決」した。  また、請願1件については、「採択」すべきものと決した。 地方たばこ税を活用したぶんえん環境整備に関する請願(令和3年分請願第8号の1(公共喫煙場所の維持・整備に努めること、喫煙マナー向上に関する普及啓発など「ぶんえん環境の整備」を目的とした事業を推進すること))                          (市の見解) 健康増進法では、公共喫煙場所を含む喫煙場所の設置については施設の管理者が行うこととされていることから、保健じょでは、施設の管理者に対して、設置者として定められた基準を順守していただくように案内しており、たばこの煙の流出を防ぐための技術的基準に関する相談に応じている。  また、労働局が実施している中小企業の事業主が設備や備品等の設置改修を行う際の財政支援についても、市ホームページで案内している。さらに、市民等から受動喫煙に関して相談があった場合には、保健じょにおいて義務違反の有無を確認し、事業所へ助言・指導をおこなっている。  次に、受動喫煙防止のためのぶんえん環境整備に関する普及・啓発については、世界禁煙デーに合わせて広報とやまに案内を掲載するとともに、市ホームページに喫煙専用しつの設置基準を掲載している。  また、ポスター掲示やラジオ放送などを通してPRをおこなっているほか、受動喫煙防止対策の出前講座の実施や、市内1,200カ所の全国健康保険協会加入事業所へのリーフレットの配布、食品衛生責任者研修会の中でのリーフレットの配布など、事業所や飲食店にも受動喫煙防止対策の周知徹底に取り組んでおり、ぶんえん環境の整備に努めているところである。  望まない受動喫煙の防止を図るため、多くのかたが利用する施設の区分に応じて、一定の場所を除いて喫煙を禁止するとともに、施設を管理するかたの講ずべき措置等について、引き続き周知啓発や相談業務を行いながら、市民の健康を守る取り組みを引き続き推進していきたいと考えている。 (結果) 採択すべきものと決した。 【所管部局からの報告事項】 市民生活部 ・富山市人権教育・啓発に関する基本計画 ・第2次富山市男女共同参画プラン後期実施計画 ・富山市総合体育館のPFI等民間事業化 ・消費生活相談の業務時間等の変更 経済環境委員会  土地処分の件(呉羽南部企業団地分譲地)など4件については、いずれも原案のとおり「可決」した。  また、請願1件については、「採択」すべきものと決した。 地方たばこ税を活用したぶんえん環境整備に関する請願(令和3年分請願第8号の2(飲食店等が取り組む屋内喫煙室設置のための助成事業を拡充すること))                        (市の見解) 望まない受動喫煙をなくすため、改正健康増進法の施行により、2年4月から、飲食店や宿泊施設等において、屋内での原則禁煙が義務化され、喫煙を認める場合は、喫煙専用しつなどの設置が必要となった。こうした中、国では、飲食店や宿泊業等の中小企業事業主を対象に「受動喫煙防止対策助成きん」制度を創設され、喫煙室等の設置・改修に要する費用の一部を支援することとされており、その助成きんの助成率は、飲食店の場合は対象経費の3分の2、それ以外の施設は2分の1となっており、加えて、助成きんの上限額は100万円となっている。  市としては、現在のところ、屋内喫煙施設設置のための助成制度を設ける予定はないが、健康増進法の改正趣旨にのっとり、望まない受動喫煙の対策の実施に向け、国において、助成きんの内容の充実や、PRの推進を図ってもらいたいと考えている。 (結果) 採択すべきものと決した。 【所管部局からの報告事項】 環境部 ・なまごみリサイクル事業の廃止 ・「家庭ごみ有料化」の導入 建設委員会  富山市手数料条例の一部を改正する条例制定の件など4件については、いずれも原案のとおり「可決」した。  また、陳情1件については、「継続審査」を要するものと決した。 稲荷公園駐車場の放置自動車及び利用目的実態調査等に関する陳情  (委員からの意見) 実際に稲荷公園西側の駐車場を見に行ったが、平日の日中でも6、7割がうまっており、パークアンドライドなどで利用している実態があると思われるので、啓発看板には利用目的をしっかりと記載した方がよい。また、ラミネートして作成された看板は分かりにくかったため、もう少し分かりやすいものの方がよいのではないか。 (委員からの意見) 稲荷公園駐車場への出入りのために道路の渋滞が発生しているとの苦情も把握しているので、そういったことも調査する必要がある。今回、放置自動車を一時的に移動させるまでに、2年かかったとのことだが、放置自動車が1台あるとほかにも増えていく可能性があるため、見つけた段階で可能なら移動させた方がよい。 (委員からの意見) 稲荷駅の近くに204台も止められる駐車場があるのなら、もう少ししっかりとした維持管理について考えるべきではないか。休日や平日の利用状況を確認した上で、富山市全体で協議してほしい。 (市の見解) 稲荷公園の駐車場について、長時間駐車しているトラックなどに対しては、引き続き注意喚起していきたいと考えるが、今後どのような駐車場管理をしていくのかについては、少し時間を頂いて検討したい。 (結果) 継続審査を要するものと決した。 【所管部局からの報告事項】 上下水道局 ・契約金額1億5,000万円以上の工事請負契約 建設部 ・奥田団地の用途廃止 ・令和3年度道路除雪実施計画の概要 活力都市創造部 ・コンパクトなまちづくりに伴う都市的指標調査 ・富山市住生活基本計画の策定 決算関連議案ぶん 9月定例会終了後の閉会期間中に開催された予算決算委員会(全体会および各分科会)において、決算案件(2年度富山市一般会計歳入歳出決算など)を審査し、12月1日の本会議では、審査の経過と結果、審査の過程における要望等が報告されました。その内容の一部を掲載します。  2年度富山市一般会計歳入歳出決算など24件については、いずれも原案のとおり「可決」、「認定」した。 総務文教分科会  2年度富山市一般会計歳入歳出決算など3件について、審査した。 「富山ガラス大賞展 2 マル 2 1」開催事業        (委員からの要望) コロナかでの開催にもかかわらず、3年前に開催した「富山ガラス大賞展2018」と比較して、応募のあった国や地域の数が増えている。  これまでさまざまな事業に取り組んできた成果が表れていると考えており、3年後の開催に向けて、さらにガラスの街というブランドを発信されたい。 シティスケープへのポスター掲出費用(企画管理部所管分) (反対意見の表明) シティスケープへのポスター掲出費用として、企画管理部所管分で約2,000万円が支出されているが、この金額は、ポスター掲出の必要性や掲出料金の妥当性、効果などを積み上げたというよりも、自転車市民共同利用システム「アヴィレ」のサービス開始時に、シクロシティ株式会社と交わした契約に基づく年間基本金額である。  一民間企業との特殊な契約による支出には疑問が残る。 (賛成意見の表明) 当該広告については、富山市が取り組む事業の内容を広く市民に周知することを目的としている。  広告等デザインは大変素晴らしく、また夜間の照明など、いろいろな形で支出に見合った成果が出ているものと考えている。  広告料については、各事業において十分に精査された金額が、適正に支出されている。 厚生分科会  2年度富山市一般会計歳入歳出決算など7件について、審査した。 高齢者ふれあい入浴事業               (委員からの要望) 入浴利用券の配布実人数が近年減少している。  本事業の普及に向けて、地域間で相互利用できる共通券化を進め、利便性の向上に努めているとのことなので、利用者が増加するよう引き続き取り組まれたい。 子どもほっとダイヤル事業              (委員からの要望) 平成30年度と比較して利用者が減少している。  子どもたちの置かれている環境はさまざまであることから、生活状況を踏まえた上で、より相談しやすい事業となるよう検討されたい。 経済環境分科会  2年度富山市一般会計歳入歳出決算など8件について、審査した。 新エネルギー推進事業                (委員からの要望) 防災意識の高まりや、環境意識の向上により、蓄電池への補助件数が増加している。  今後もトレンドを踏まえて、市民に必要な情報を提供するとともに、市民が設備を導入する後押しとなることから、公共施設での蓄電池の導入についても引き続き取り組まれたい。 経営改善指導費                   (委員からの要望) 銀行のOBを経営相談員として雇用し、経営相談を実施するとともに、相談内容を日誌に記録することで、市はその内容をおおむね把握できているとのことだが、中小・零細企業の相談にしっかり対応できるよう中小企業診断士などの活用を検討するとともに、市として相談内容を引き続き把握して、情報収集に取り組まれたい。 特産ぶつ開発育成対策事業               (委員からの要望) エゴマの生産性を高めるため、場所によって栽培方法を変えたり、またスマート農業を進めるなど、さまざまな試行錯誤を繰り返しているとのことだが、結果が伴うよう、今後ともさまざまな対策を行い、引き続き施策の検討を進められたい。 建設分科会  2年度富山市一般会計歳入歳出決算など9件について、審査した。 一般質問 22人の議員が一般質問を行いました。その中から一部の質問・答弁の要旨をお知らせします。 議員めいの横のコードを読み込むと、インターネットで一般質問の様子を閲覧できます。 たかた しげのぶ(自由民主党) 富山市ガラス美術館 (問) ガラス美術館の「ガラスの街とやま」における役割や今後の展望は。 (答・企画管理部長) 老若男女を問わず、幅広い世代のかたに利用される「開かれた美術館」を目指すことで、「ガラスの街とやま」の中核施設としての役割を果たしたい。今後、「富山ガラス大賞展」を着実に開催していくとともに、サントリー美術館で学芸副部長を務めていた土田副館長が持つノウハウ等も活用し、国内はもとより海外の美術館等とも交流連携を深め、ガラス美術館、さらには「ガラスの街とやま」の認知度が世界的に一層高まるよう取り組みたい。 【質問項目】 ▼来年度予算編成  ▼新型コロナウイルス感染症対策 ▼富山市レジリエンス戦略の推進  ▼経済対策の策定 ▼富山市ガラス美術館  ▼富山市史の編さん まつい くにひと(自由民主党) 学校再編 (問) 教育長として、どのように学校再編を進めていくのか。 (答・教育長) 今の子どもたちだけでなく、将来の子どもたちにとってよりよい教育環境を考える上では、今から保護者や地域の方々と議論を始めておくことが必要不可欠である。今年度末に策定する学校再編計画はその議論を行うためのスタートラインであり、4年度以降、地域に足を運び、市の目指す教育ビジョンを改めて説明するとともに、建設的な対話を重ね、多少の時間を要したとしてもみなさまのご理解を得た上で、学校再編を着実に進めていきたい。  【質問項目】 ▼教科担任制  ▼学校再編  ▼学校再編と地域との関係  ▼本市が目指す教育ビジョン まつお しげる(公明党) 防災対策 (問) 地域の水路の水位情報など、ないすい氾濫に関する情報を充実させる必要があると考えるが、見解は。 (答・上下水道局長) 市ではうすい幹線に監視カメラを16カ所、水位計を2カ所設置している。これらのライブ映像や水位情報を市民がスマートフォン等で容易に閲覧できないか検討を進めるとともに、監視カメラや水位計を増設し、市街地のないすいに関する情報の充実を図っていきたい。加えて、呉羽地区で試験運用中のAIによるうすい幹線の水位予測データを配信する取り組みを他地域で活用できないか検討していきたい。 【質問項目】 ▼新型コロナウイルス感染症対策  ▼経済と生活の再生 ▼子育て支援と教育環境  ▼防災対策 なりた みつお(自由民主党) 危機管理・防災体制の強化 (問) 危機管理全般に関する組織機構の在り方の検討状況は。 (答・市長) 近年、激甚化する自然災害や新型コロナウイルス等の感染症、北朝鮮によるミサイル発射等、重大な危機事象が毎年のように発生していることを重く受け止め、こうした危機事象から市民の命や暮らしを守り、安心安全なまちづくりを一層推進する観点から、危機管理部門の一元化が必要であるという判断に至った。このため、来年度の組織改正において、専ら危機管理を所管する新たな「部」の創設について条例改正も視野に入れながら検討している。 【質問項目】 ▼危機管理・防災体制の強化  ▼官民連携によるまちなかのにぎわいづくり  ▼学校給食の今後  ▼子どもに優しいまちづくり たかた まり(自由民主党) 望まない孤独「ひきこもり」 (問) こころの相談体制の強化として、相談のハードルを下げるSNSを導入・活用することについて、市長の見解は。 (答・市長) SNSの相談は、時間や場所の制約がない、相談しやすい等の利点がある一方、相談者の心理状態が把握しにくい、緊急性がある場合の対応が難しい等の課題もある。なりすましの可能性や、電話や来しょによる相談への切り替えの難しさもあり、市では対面や音声での相談が基本と考える。SNSの活用が相談のハードルを下げるという効果は認識しており、国や他都市の事例を参考に慎重な検討が必要である。 【質問項目】 ▼望まない孤独「ひきこもり」  ▼まちづくりにおける自転車の運用 あずま あつし(立憲民主市民の会) 公益財団法人富山市生活環境サービス (問) 公益財団法人富山市生活環境サービスの役割や必要性について、見解は。 (答・環境部長) し尿など一般廃棄物の処理は、市町村の責務とされ、適正に処理することとされている。本市では、合併前の富山市における、排水処理施設などの適切な維持管理に加え、し尿・浄化槽汚泥の安定的な収集運搬体制を確保するため、「富山市生活環境サービス」を設立したものであり、現在に至るまでその役割を十分に果たされている。安心安全な市民サービスの維持向上および環境保全を図る上で、必要不可欠で重要な団体であると考えている。 【質問項目】 ▼公益財団法人富山市生活環境サービス  ▼新型コロナウイルス感染症第ろっぱに向けた対策 おしだ だいすけ(自由民主党) 富山の臨海観光構想 (問) 臨海観光施設の整備構想について、市長の見解は。 (答・市長) 本市には、岩瀬にふなだまり、よかたと水橋に漁港がある。とやま市漁業協同組合では、よかたと岩瀬の産地市場でおこなっている競りを岩瀬1カ所に統合することで、安定供給できる体制を検討されている。また、そのことに併せて施設整備も検討されており、新しい市場では、競りの見学が受け入れ可能と聞いている。市としては、まず、その産地市場統合に関する整備等について支援を行い、漁港の整備や周辺地域の活性化を推進していきたい。 【質問項目】 ▼富山の臨海観光構想  ▼ふるさと納税 たけだ まさる(自由民主党) 本市農業の課題と担い手確保 (問) 現在の市街化調整区域についての所感と、都市計画法の線引き廃止に向けた見解は。 (答・活力都市創造部長) 市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域とされ、原則、開発行為は制限されている。線引き制度は、無秩序な市街化の拡大を防止し、農地等の保全の観点から機能を果たしてきた。線引きの有無は、県が地域の実情により定め、おおむね10年ごとに見直されている。持続可能な都市経営を目指すため、無秩序な開発による市街地の低密度化を抑制する現行の線引き制度の維持が必要である。 【質問項目】 ▼児童養護の現状と課題  ▼本市農業の課題と担い手確保 ▼交通体系の整備 おのうえ かずひこ(会派 せいせい) 新型コロナウイルス感染症関連での本市の取り組み (問) 「富山に泊まってエンジョイキャンペーン」の第3だんを検討すべきでは。 (答・商工労働部長) 本市では、2年と3年の2度にわたり宿泊キャンペーンを実施し、市内宿泊施設の需要を喚起することで観光関連事業者の支援に努めてきたが、新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せない中、観光関連事業者には、大変厳しい状況が続いている。第3弾となる宿泊キャンペーンの実施等については、「Go To トラベル事業」の再開をはじめとする国の対応や県の動向を踏まえ、感染状況や経済情勢も注視しながら、必要に応じて検討したい。 【質問項目】 ▼新型コロナウイルス感染症関連での本市の取り組み いずみ ひでゆき(自由民主党) 「ひとつの富山市」として (問) これからの5年間における郊外やちゅうさんかん地域に対する税の還流について、市長の見解は。 (答・市長) 税の還流を継続させていくには、まずは税収の確保が必要不可欠であり、コンパクトシティー政策を継続、深化させることにより、選ばれるまちとして転入超過を持続し、さらなる民間投資を呼び込むことが大切だ。中心部のみならず、郊外やちゅうさんかん地域、沿岸部に暮らす方々が、生きがいと幸せを実感しながら質の高い生活がおくれるよう、第2次富山市総合計画後期基本計画に掲げた施策を着実に推進したい。 【質問項目】 ▼「ひとつの富山市」として くぼ ひろのり(自由民主党) 児童相談所 (問) 中核市の責務を果たすために、県と積極的に連携すべきと考えるが、見解は。 (答・市長) 県の「富山児童相談所機能強化検討委員会」では機能強化の方向性や施設整備の在り方について協議されており、富山市としてどう関わっていくのかという姿勢が問われている。県で設置される児童相談所において、中核市としての責任を果たしていくという自覚を持ち、態度で示していくことは非常に重要だと考えている。今後とも、さまざまな面で積極的に県と連携していきたい。 【質問項目】 ▼職員の勤怠管理  ▼行政の業務効率化とデジタル化への対応  ▼児童相談所 よしだ おさむ(日本共産党) 小中学校の統廃合(山田・細入地域での学校存続) (問) 再編については「適正規模・適正配置」にとらわれず、小中学校を存続させることも選択肢とすべきと考えるが、市長の見解は。 (答・市長) 山田・細入地域などから地域の衰退等への懸念を聞いた。学校は地域の協力無くしては成り立たないと思っている。一方、教育委員会では、将来の子どもたちに質の高い教育環境を提供するために学校再編を進めており、その必要性も十分認識している。通学区域審議会での審議に影響を及ぼす恐れがあり、この場で思いを申し上げることは控えたい。 【質問項目】 ▼小中学校の統廃合  ▼「北代縄文館」の空調設備の修理 とよおか たつろう(自由民主党) ICT教育(学習における情報端末の利用状況) (問) 教師の利用状況および児童生徒の授業やドリルでの利用状況は。 (答・教育委員会事務局長) 教員においては、児童生徒の考えなどを端末上でリアルタイムで把握し、一人ひとりに応じた声かけや支援を行うなどの工夫が見られる。児童生徒は、端末上の機能を使って自分の考えを深めるほか、朝学習等でドリル形式の学習などに活用している。小中学校の9割以上で教員が端末を積極的に活用し、児童生徒の活用も全ての学校でほぼ毎日、または週に数回以上とのアンケート結果があり、端末の活用頻度は確実に上がってきている。 【質問項目】 ▼ICT教育 ▼Toyama Smart City Squareの水位情報 たなべ ゆうぞう(自由民主党) 教育問題 (問) 家庭教育支援の施策が必要と考えるが、市長の見解は。 (答・市長) 家庭教育は子育て支援と密接に関連していることから、本市では、教育委員会およびこども家庭部等で策定している計画の下、家庭の教育りょくの向上や子育てに関する相談のほか、地域で子どもを育てる体制の整備など、さまざまな取り組みを通じて家庭教育を支援しており、引き続き関係課が連携を密にしながら施策を推進していくことが大切と考えている。人づくりは国づくり、地域づくりそのものであることから、これからもしっかりと取り組みたい。 【質問項目】 ▼教育問題  ▼スポーツの力 うえの ほたる(日本維新の会) 学用品 (問) 児童の持ち運びの負担や保護者の経済的な負担の軽減のため、一部の学用品を学校で備品化してはどうか。 (答・教育委員会事務局長) 児童が個人で学用品を所有することは、家庭学習の計画に合わせて自由に持ち帰り、活用することで理解や技能が高まる、物を大切にする心や自己管理する力が育まれる、感染症対策となるなどの効果があり、教育じょう意義がある。そのため、各学校で、保護者との共通理解の下、基本的には学用品は個人で所有するものと考えており、共有可能な辞書や実験器具等の学用品は既に備品化している。 【質問項目】 ▼学校給食  ▼学用品  ▼保育 ▼第2期富山市障害児福祉計画と放課後等デイサービス事業の現状と課題 いいやま かつひこ(自由民主党) 上下水道事業 (問) 旧富山市以外の地域における緊急時の給水供給対策は。 (答・上下水道局長) 旧富山市以外の地域は、主な水源が災害時も安定的に水の確保が可能な地下すいであるため、各地域の基幹的な配水ちを緊急時の給水拠点として活用することが有効な対策である。大沢野地域、婦ちゅう地域、山田地域では、耐震化と合わせて応急給水栓を配水ちに設置し、現在は、やつ尾地域の整備を進めている。残る大山地域、細入地域においても、8年度末までに整備する予定であり、施設の強靭化とともに、応急給水対策の充実を図っていきたい。 【質問項目】 ▼上下水道事業  ▼富山市のホームページ おおしま みつる(政策フォーラム32) ちゅう規模ホール建設事業 (問) 法に基づき、市が汚染調査の必要なしと決定した土地について、事業者が任意でおこなった調査の結果により汚染土壌処分費を支払うことへの妥当性と今後の影響は。 (答・企画管理部長) 本事業では、募集要項において、市と事業者のリスク分担について定めており、その中で「あらかじめ想定しえない土壌汚染による費用増加、遅延」は、市が負担することとしている。土壌汚染等のリスク分担は、あらかじめ事業ごとに個別に定めるものであることから、今回の事案が今後のPFI事業の実施に特段の影響を及ぼすものではないと考えている。 【質問項目】 ▼ちゅう規模ホール建設事業  ▼富山市公設地方卸売市場の再整備 まつい けいしょう(公明党) 経済活動の支援(事業主への支援) (問) 「農林水産ぶつをもっと!楽しモーキャンペーン」の応募状況と前回実施分を含めての評価は。 (答・農林水産部長) 1万4,429人の応募があり、全員にクーポンを発送した。昨年度の同様の事業では、応募者は1万3,037人、発行枚数に対する利用率は約60%だった。今年度のクーポンが全て使用された場合1億7,000万円以上の経済効果が期待できることから、利用率の向上に努める。また、クーポン利用可能店舗を増やし、多くの市民にお得に楽しんでもらいながら生産者等の支援につなげたい。 【質問項目】 ▼経済活動の支援  ▼行政のデジタル化 むらいし あつし(立憲民主市民の会) 保育所・認定こども園における子どもの人権 (問) 2年度の児童虐待相談の経路別対応件数は。 (答・こども家庭部長) 2年度に本市が児童虐待相談として対応した件数は222件となっている。児童虐待相談の経路別対応件数については、学校等が112件、保育所等が38件、保健福祉センターが13件、富山児童相談所等が10件、医療機関や警察が5件となっている。また、関係機関以外では、近隣・知人が10件、家族・親戚が7件、その他が27件となっている。 【質問項目】 ▼保育所・認定こども園における子どもの人権 ▼「国家」公務員人事管理に関する報告等  ▼会計年度任用職員等 あかぼし ゆかり(日本共産党) 原油高騰に伴う灯油代補助など市民生活応援 (問) 原油高騰に伴う物資等の値上がりに対し、独自の支援を行う自治体もある。国が特別交付税措置を決めたこともあり、低所得世帯向けの灯油購入費への補助について、県に要請するとともに市独自の施策を行うことはできないか。 (答・福祉保健部長) 今後、早急に対応していきたいと考えている。 【質問項目】 ▼原油高騰と灯油代補助など市民生活応援 ▼介護保険の施設入所者の食費の大幅負担増(補足給付改悪) ▼公設地方卸売市場の再整備 ▼シクロシティ株式会社の自転車市民共同利用システム「アヴィレ」と広告パネル「シティスケープ」のシステム ▼気候変動対策、家庭ごみ「有料化」等 かしわ よしえ(公明党) 子育て支援 (問) 産後ケアとして、家事・育児サービスなど多様な支援が必要だと考えるが、今後の取り組みは。 (答・こども家庭部長) 産後の支援に関するニーズ調査の結果をもとに、母親が休養し育児不安を解消できるよう子どもを一時的に預かる「産後のママ・レスパイトモデル事業」を今年度からおこなっており、今後の本格実施に向け、対象月齢や利用回数等の検討をしている。また、家事・育児サービスについて、子育て世帯へのヘルパー派遣のニーズが高まっていることから、新たな民間ヘルパー事業所の参入を促していきたい。 【質問項目】 ▼子育て支援  ▼女性活躍推進 おかべ とおる(立憲民主市民の会) 児童虐待等への対応 (問) 富山児童相談所機能強化検討委員会の検討を踏まえ、本市としての協力について、どのような検討を進めているのか。 (答・こども家庭部長) 3年10月に開催された検討委員会で児童相談所の人員体制強化等の方向性が示され、市町村との連携として人事交流による協力体制づくり等が挙げられた。本市では平成18年度から毎ねん度2人を富山児童相談所に研修派遣しているが、さらなる協働体制づくりや連携強化に向けた人事交流の在り方について、県との間で意見交換している。引き続き、市としてどのようなことができるか検討したい。 【質問項目】 ▼児童虐待等への対応  ▼ゼロカーボンシティの推進 こん定例会号より、とやま市議会だよりウェブ速報版をホームページに公開します とやま市議会だよりについて、こん定例会号より、発行づきの上旬ごろに、ウェブ速報版を富山市議会ホームページにて公開します。 この速報版はみなさまに少しでも早く情報をお届けすることを目的としており、これまでより、2週間程度早くご覧いただけます。 なお、発行びである20日以降は、通常版を公開いたします。 紙媒体のとやま市議会だよりの発行びおよびテキストデータ版の公開びに変更はありません。 次回3月定例会の日程(日程については予定となっております。最新のものは、富山市議会のホームページ等でご確認ください。) (2月28日)本会議(提案理由説明ほか) (3月 4日)本会議 (代表質問) (3月 7日)本会議 (一般質問) (3月 8日)本会議 (一般質問) (3月10日)本会議 (一般質問) (3月11日)本会議 (一般質問)、予算決算委員会前期全体会・補正分、当初ぶん (3月14日)常任委員会(補正分)        予算決算委員会後期全体会・補正分        本会議(補正分の委員長報告・質疑・討論・採決ほか) (3月15日)予算決算委員会経済環境分科会 ・経済環境委員会 (3月16日)予算決算委員会厚生分科会   ・厚生委員会 (3月17日)予算決算委員会建設分科会   ・建設委員会 (3月18日)予算決算委員会総務文教分科会 ・総務文教委員会 (3月22日)予算決算委員会後期全体会・当初ぶん (3月24日)本会議(委員長報告・質疑・討論・採決ほか) 【会議を傍聴予定のみなさまへ】  傍聴される際には、手洗い、マスクの着用を含む咳エチケットの徹底などにご協力をお願いいたします。  ・職員による検温  ・傍聴申込書への緊急連絡先の記入へのご協力もお願いしております。 なお、新型コロナウイルス感染症の感染状況により、傍聴の取り扱いを変更する場合もあります。 最新の日程や傍聴の状況につきましては、富山市議会のホームページ等でご確認ください。 請願・陳情(市政への要望・意見)の提出 請願しょ(議員の紹介あり)・陳情しょ(議員の紹介なし)を提出されるかたは、次の要領でお出しください。 ・ 請願・陳情の趣旨を具体的に記載してください。 ・提出年月日、提出者の住所および氏名(法人の場合は名称と所在地、代表者めい)を記載し、署名または記名押印の上、議長宛てに提出してください(署名の場合は押印が不要になりました)。 ・請願書の場合は、紹介議員の署名または記名押印が必要です。 ・ 定例会開会びの正午までに提出されたものを、その定例会で審査・処理しています。 【お問い合わせ先】  議会事務局 議事調査課 電話番号、4 4 3、2 1 5 8  議員の連絡先は、富山市議会のホームページでご確認いただけます。 ケーブルテレビでの本会議の生放送 ケーブルテレビ富山、かみねいケーブルテレビ ただし、かみねいケーブルテレビでの放送は、都合により、録画放送になる場合があります。 インターネットでの本会議のなま中継および録画中継  インターネットの録画中継は、各本会議終了後、おおむね4日後(ど・にち、および祝日を除く)からご確認いただけます。  なお、編集作業等により公開が遅れることがあります。 本会議の会議録  本会議の会議録は、富山市議会のホームページでご確認いただけます。委員会・諸会議の議事録等も、ホームページに掲載しています。  3年12月定例会の会議録は、2月下旬に掲載する予定です。なお、会議録の冊子は、市立図書館(本館およびシックビル4階とやま駅南図書館)や市役所東館3階の市政情報コーナーで、閲覧することができます。 №六十七(2年12月定例会号)ぶんからは、とやま市議会だよりのテキストデータ(音声読み上げ対応)ばんの公開もしています。 行政視察報告 各委員会等では、市政の課題や先進事例の調査を行うために、市内外への行政視察をおこなっています。 視察後は、今後の質疑や提言等に生かすため、視察の目的や所感等をまとめた報告書を作成しており、インターネット公開および窓口閲覧をおこなっています。 こん号では、9月定例会終了後に行った視察についてご紹介します。 総務文教委員会 11月16日(市内視察) 「富山市科学博物館」  プラネタリウムの更新 「富山ガラス工房」 「富山ガラス造形研究所」  「ガラスの街とやま」の推進 建設委員会 11月19日(市内視察) 「呉羽丘陵フットパス連絡きょう建設地」  工事の進捗 「岩瀬地区」  グリーンスローモビリティの運行状況 「浜黒崎浄化センター」  消化ガス発電施設の稼働状況 「水橋花の井ちょう」  浸水被害箇所 タブレット端末等導入検討会 (11月 5日)【射水市】 (11月11日)【お矢部市】 (11月12日)【なんと市】 タブレット端末およびペーパーレス会議システムを使用した議会運営等 とやま市議会だよりアンケート 今後の編集の参考にさせていただくため、アンケートを実施しますので、ご協力をお願いいたします。 質問項目 (問1) 富山市議会の活動などの情報はどこから入手していますか。(複数回答可) A、市議会だより   B、市議会ホームページ  C、市議会議員 D、インターネット議会中継   E、ケーブルテレビ議会中継 F、新聞   G、テレビ報道   H、その他 (問2) 「とやま市議会だより」で関心のある記事は何ですか。(複数回答可) A、可決した主な議案   B、会派別賛否一覧 C、委員会        D、一般質問 E、その他 (問3) 「とやま市議会だより」について、ご意見・ご要望や読んでみたい記事等ご自由にお書きください。 (回答方法)記入漏れに注意して、Eメール、FAX、郵便のいずれかの方法で回答願います。 (締切)令和4年3月11日(金)必着 (プレゼント)富山市ガラス美術館企画展、富山市科学博物館、富山市ファミリーパーク、それぞれのペア招待券のセット、10名(抽選) 当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。 次号にアンケート結果を掲載する予定です。 また、氏名、住所、電話番号はプレゼント発送のため、年齢はアンケートの集計のため以外には利用いたしません。 次号(№七十三)は5月20日発行の予定です。