とやま市議会だより №七十七 令和5年3月定例会 発行び 令和5年(2023年)5月20日 発行、 富山市議会 編集、 議会報編集委員会 電話番号、4 4 3、2 1 5 8・FAX番号、4 4 3、2 1 9 6 ホームページ、 https://www.city.toyama.lg.jp とやま市議会だよりテキストデータ版は、写真や表など一部を省略して編集しています。 また、音声読み上げ機能によっては、正しく読み上げできないことがあります。 主な内容 議会役員および議会選出役員改選 3月定例会の概要、可決した主な議案等 4年度3月補正予算等 委員会・諸会議 常任委員会 代表質問 一般質問 請願・陳情、6月定例会の日程等 アンケート結果、編集後記 正副議長の就任のあいさつ 富山市議会議長 かねこ ゆうほう 富山市議会副議長 たかた まり  このたび、議長ならびに副議長に就任いたしました。  本市には、地域固有の自然や伝統、文化など多様な資源や価値観があります。そのような地域の多様性を大切にしながら、市民のみなさまの声にしっかりと耳を傾け、本市議会が持てる力を十分発揮できるよう、富山市全体の発展のため、全力を尽くしてまいります。  また、本市では、本格的なしょうし・高齢社会への対応やコロナかで疲弊した地域経済の回復など喫緊の重要課題が山積しております。 このような課題に対し、今後も市民のみなさまの負託に応えるため、市民生活の安定と福祉の向上に誠心誠意取り組んでまいります。 議会役員および議会選出役員改選 議長 かねこ ゆうほう 副議長 たかた まり 常任委員会 常任委員会の所管事項等は富山市議会だよりの紙面に記載のコードからご確認いただけます。 【予算決算委員会】 委員長 たかた しげのぶ 副委員長 おしだ だいすけ 議長を除く全議員で構成 総務文教委員会 【予算決算委員会総務文教分科会】 委員長 まつい くにひと 副委員長 かなおか たかひろ 委員 いいやま かつひこ あずま あつし まつお しげる かねこ ゆうほう しきだ ひろのり あかぼし ゆかり ほうさやま かずお 厚生委員会 【予算決算委員会厚生分科会】 委員長 かなたに ゆきのり 副委員長 たかはら ゆずる 委員 おかべ とおる おしだ だいすけ えにし てるやす たかた まり おのうえ かずひこ まつい けいしょう たかた しげのぶ 経済環境委員会 【予算決算委員会経済環境分科会】 委員長 くぼ ひろのり 副委員長 かしわ よしえ 委員 ふじた かつき おだ しんいち とよおか たつろう よしだ おさむ しゃがわ ともや たかどう あきひこ おおしま みつる 建設委員会 【予算決算委員会建設分科会】 委員長 よこの あきら 副委員長 むらいし あつし 委員 さわだ かずひで たなべ ゆうぞう いずみ ひでゆき たにぐち としかず なりた みつお はしもと まさお 議会運営委員会 委員長 なりた みつお 副委員長 いずみ ひでゆき 委員 たなべ ゆうぞう くぼ ひろのり まつい くにひと おかべ とおる しゃがわ ともや おしだ だいすけ まつい けいしょう よこの あきら 議会報編集委員会 委員長 とよおか たつろう 副委員長 ふじた かつき 委員 かしわ よしえ いいやま かつひこ たなべ ゆうぞう よしだ おさむ しゃがわ ともや えにし てるやす あずま あつし たにぐち としかず 議会改革検討調査会 座長 おおしま みつる 副座長 いいやま かつひこ 委員 かなおか たかひろ かしわ よしえ おだ しんいち かなたに ゆきのり えにし てるやす たかどう あきひこ あずま あつし たにぐち としかず おのうえ かずひこ たかた しげのぶ あかぼし ゆかり 政務活動費のあり方検討会 座長 おしだ だいすけ 副座長 おだ しんいち 委員 いいやま かつひこ たなべ ゆうぞう よしだ おさむ おかべ とおる えにし てるやす おおしま みつる たにぐち としかず なりた みつお はしもと まさお まつい けいしょう しきだ ひろのり タブレット端末等導入検討会 座長 かねこ ゆうほう 副座長 たかた まり 委員 かなおか たかひろ ふじた かつき たかはら ゆずる とよおか たつろう よしだ おさむ おかべ とおる たかどう あきひこ あずま あつし おおしま みつる たにぐち としかず おのうえ かずひこ まつい けいしょう しきだ ひろのり あかぼし ゆかり 議員定数問題懇談会 座長 たかた しげのぶ 副座長 くぼ ひろのり 委員 しゃがわ ともや えにし てるやす おおしま みつる たにぐち としかず まつお しげる おのうえ かずひこ よこの あきら むらいし あつし しきだ ひろのり あかぼし ゆかり 富山市監査委員 いずみ ひでゆき よこの あきら 富山地区広域圏事務組合議会議員 かなおか たかひろ ふじた かつき おだ しんいち たかはら ゆずる おかべ とおる たかどう あきひこ たにぐち としかず まつお しげる おのうえ かずひこ かねこ ゆうほう 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員 ふじた かつき よしだ おさむ しきだ ひろのり 富山市土地開発公社理事 かなおか たかひろ たかはら ゆずる たなべ ゆうぞう かなたに ゆきのり おおしま みつる はしもと まさお 富山市社会福祉審議会委員 さわだ かずひで 富山市都市計画審議会委員 かしわ よしえ まつい くにひと しゃがわ ともや えにし てるやす たかどう あきひこ あずま あつし 令和5年3月定例会の概要 総額3,541億よ円の令和5年度予算決まる。 令和5年3月富山市議会定例会は、2月27日から3月23日まで25にち間の会期で開かれました。 令和5年度富山市一般会計予算などの予算案件、令和4年度補正予算案件、条例案件、契約案件、意見書等について審議し、合わせて88議案が原案のとおり決まりました。 定例会の日程 2月27日 本会議(提案理由説明ほか) 3月 3日 本会議(代表質問)2会派 3月 6日 本会議(代表質問)2会派 (一般質問)2人 3月 7日 本会議(一般質問)8人 3月 9日 本会議(一般質問)8人 3月10日 本会議(一般質問ほか)5人、予算決算委員会前期全体会(補正分および当初ぶん) 3月13日 常任委員会・分科会(補正分)、予算決算委員会後期全体会(補正分)、本会議(補正分の委員長報告・採決ほか) 3月14日 予算決算委員会経済環境分科会・経済環境委員会 3月15日 予算決算委員会厚生分科会・厚生委員会 3月16日 予算決算委員会建設分科会・建設委員会 3月17日 予算決算委員会総務文教分科会・総務文教委員会 3月20日 予算決算委員会後期全体会・当初ぶん 3月23日 本会議(当初ぶんの委員長報告・討論・採決ほか)、建設委員会 令和5年度の当初予算規模 一般会計、1,672億5,139万5千円、対前年度比較、99.6% 特別会計、1,408億 127万4千円、対前年度比較、105.9% 企業会計、460億5,979万8千円、対前年度比較、100.3% 合計、3,541億1,246万7千円、対前年度比較、102.1% 可決した主な議案 令和5年度の予算等 ■予算案件 主な事業 重点施策別 コンパクトシティー政策の深化とスマートシティーの推進 ・自動運転実証実験事業 ・ちゅうさんかん地域オンライン診療・服薬指導実証実験事業 ・南富山駅周辺における拠点まちづくり推進事業 新型コロナウイルス感染症対策と安全安心なまちづくりの推進 ・富山消防署南部出張所改築事業 ・盛ど等防災対策事業 ・高齢者安全運転支援装置促進事業 ゼロカーボンシティーの実現に向けた取組と産業基盤の強化 ・ゼロカーボン推進事業 ・有機農業取組拡大推進事業 ・とやまチャレンジ創業応援補助金 地域を担うひとづくりと、出産・子育て環境の充実 ・出産・子育て応援事業 ・不登校特例校設置検討事業 ・地域コミュニティー再構築支援事業 介護予防と歩くライフスタイルへの転換による健康寿命の延伸 ・高齢者の保健介護予防一体てき実施事業 ・いきいきスポーツライフ事業 ・富山市フレイル予防普及啓発推進事業 ■条例案件 富山市個人情報の保護に関する法律施行条例制定の件 富山市いじめ問題対策連絡協議会等条例制定の件 富山市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件 ■その他の議決案件 富山市と立山まちとの消防指令業務に係る事務の受託に関する協議の件 令和4年度の3月補正予算等 一般会計 補正前、1,849億9,905万5千円 補正額、9億3,582万円 補正後、1,859億3,487万5千円 特別会計 補正前、1,471億9,237万7千円 補正額、-37億7,368万円 補正後、1,434億1,869万7千円 企業会計 補正前、460億4,287万6千円 補正額、-3,685万5千円 補正後、460億602万1千円 合計 補正前、3,782億3,430万8千円 補正額、-28億7,471万5千円 補正後、3,753億5,959万3千円 ■予算案件 4年度富山市一般会計補正予算  ・きょうりょう維持補修事業費(うわのばしかけかえ詳細設計等)  ・市道整備事業費(たかぎ10号線ほか)  ・障害児つうしょ支援事業所送迎用バス安全装置設置事業補助金  ・農業用物価高騰対策緊急支援事業補助金  ・ねい斎場再整備基本設計等委託料 ■条例案件 富山市まち・ひと・しごと創生推進基金条例制定の件 ■その他の議決案件 富山市スポーツ施設の指定管理者の指定の件  ・富山市総合体育館、富山市スリーエックススリーバスケットボールコート 意見書 意見書とは、市の公益に関することについて議会の意思を意見としてまとめた文書のことです。 次の意見書を可決し、国会および関係行政庁などへ提出しました。 (議員提出議案第1号)最低賃金のさらなるひきあげ及び中小企業支援拡充を求める意見書 厚生労働大臣ほか5件へ提出 (議員提出議案第2号)児童福祉としての保育制度の拡充を求める意見書 厚生労働大臣ほか5件へ提出 (議員提出議案第3号)動物愛護施策のさらなる充実及び法整備を求める意見書 環境大臣ほか4件へ提出 (議員提出議案第4号)新型コロナウイルス感染症の後遺症の方々の日常を守る取り組みの強化を求める意見書 厚生労働大臣ほか4件へ提出 (議員提出議案第5号)地域のグリーントランスフォーメーション(GX)の促進を求める意見書 経済産業大臣ほか5件へ提出 (議員提出議案第6号)認知症の人も家族も安心な社会の構築を求める意見書 厚生労働大臣ほか4件へ提出 (議員提出議案第7号)アスベスト被害を抑える対策の強化を求める意見書 厚生労働大臣ほか6件へ提出 請願・陳情 市政への要望・意見等がある場合に、市議会に提出する文書のうち、議員の紹介があるものを請願、ないものを陳情といいます。 審議された結果は、次のとおりです。 食糧危機、飼料・肥料・資材高騰から農業経営を守り、継続させるための緊急支援を求める請願、不さい択 富山市立小・中学校教諭の過酷な超過勤務是正に関する陳情、不さい択 富山市役所前バス乗降者の危険放置に係る陳情、不さい択 委員会・諸会議 定例会中の本会議や常任委員会のほかにも、委員会等を開催し、市政についての課題や、議会改革などについて協議しています。 1月23日 各派代表しゃ会議 富山市議会における個人情報保護条例の制定について、 1月26日 議会改革検討調査会 一般質問時間の見直しについて、議案質疑と一般質問の分離について、代表質問の毎定例会実施について、 議会改革検討調査会の視察について、 1月27日 議会運営委員会 3月定例会の運営について、 政務活動費のあり方検討会 クレジットカードの使用について、共用のタイムレコーダーの運用方法等について、運用指針の改正(案)について、 2月17日 各派代表しゃ会議 富山市議会における個人情報保護条例の制定について、議員定数について、富山市議会会議規則等の一部改正について、議会改革検討調査会の協議結果について、政務活動費の運用指針の改定について、令和5年度議会費当初予算(案)について、 2月20日 議案説明会 3月定例会提出予定案件の概要について、 タブレット端末等導入検討会 タブレット端末導入スケジュールについて、富山市議会タブレット端末の使用に関する規程について、 2月24日 議会運営委員会 3月定例会の運営について、議会改革検討調査会の協議結果について、議会運営に関するもうしあわせ事項の変更について、 2月27日 各派代表しゃ会議 議員定数問題懇談会の定数について、「富山市議会議員等が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合及び感染の疑いのある場合の対応基準」の取り扱いについて、特別支援学校等の卒業式への出席について、富山市議会タブレット端末の使用に関する規程について、死者に関する個人情報の取り扱いについて、人事案件について、 議会報編集委員会 とやま市議会だより(№七十七)について、 2月28日 議会運営委員会 3月定例会の運営について、 3月9日 委員長会議 議案等の委員会付託について、 3月10日 議会運営委員会 会派から提出された意見書(案)・決議(案)について、 各派代表しゃ会議 役員改選について、 3月13日 委員長会議 補正予算等の委員会審査結果の確認について、 3月16日 議会運営委員会 追加議案について、意見書・決議について、議員提出議案について、議員派遣の件について、 3月23日 議会運営委員会 本会議の進めかたについて、 委員長会議 当初予算等の委員会審査結果等の確認について、 予算決算委員会 総務文教委員会 厚生委員会 経済環境委員会 建設委員会 議会運営委員会 議員定数問題懇談会 議会改革検討調査会 議会報編集委員会 政務活動費のあり方検討会 ・せい・副委員長(せい・副座長)の互選ほか 4月6日 議会報編集委員会 とやま市議会だより(№七十七)の発行について、 5つの常任委員会において、付託された議案などを審査し、3月13日、3月23日の本会議では、各委員会の審査の概要と結果が報告されました(各分科会の報告は3月13日、3月20日の予算決算委員会において行われました)。その内容の一部を掲載します。 予算決算委員会 4年度富山市一般会計補正予算、5年度富山市一般会計予算など33件については、いずれも原案のとおり「可決」、「承認」した。 総務文教分科会 4年度富山市一般会計補正予算、5年度富山市一般会計予算など6件について、審査した。 官民連携推進事業費(当初予算分) 反対意見の表明 公共施設整備の大きな方向性として公共施設の官民連携推進体制の充実を図るとのことだが、PPP・PFI手法では、長期間にわたり事業者の利益が確保できる一方で、地域経済への影響や、本当に経費が削減できているのかを市民が詳細に検証することは難しい。 この手法をこれ以上拡大する前提で推進するとの方針については、見直しを求める。 賛成意見の表明 PPP・PFI手法は、本市が先駆的に取り入れてきたものであり、これまでも学校などいろいろな公共施設を整備してきた。 今後も検証は必要だと思うが、本市の先進的な取り組みは、世界からも注目されていることから、本市の特色ある事業の中でこの手法をしっかりと活用してほしいと考える。 (仮称)水橋地区義務教育学校整備事業費の債務負担行為の設定(当初予算分) 反対意見の表明 作る人と食べる子どもたちがお互いに顔のみえる給食こそ、本当に理想的な食育の在り方であると考える。 また、今年の冬には、凍結が原因で給食センターが使えなくなり、一斉になんぜん食という給食が提供できない事態が起こったことから、危機管理の面からも、新しく造る義務教育学校には給食室を設置するべきである。 同じPFI手法により整備された芝ぞの小学校および芝ぞの中学校では、つながった校舎の中で、中学生も作りたての学校給食を食べることができている。 新しく整備する学校は、子どもたちにとって最善な学校としてもらいたいことから、給食室のない設計での債務負担行為の設定には賛成できない。 賛成意見の表明 (仮称)水橋地区義務教育学校の給食については、地域住民との協議の中で、給食センターからの配送でよいというご意見もあったと聞いている。 また、配送についても、十分配慮しながら実施されるものと考えていることから、現在の設計のままでよいと考える。 財政調整基金のつみ立て(当初予算分) 反対意見の表明 コロナかや物価高騰、電気代高騰などにより生活に苦しんでいる多くの市民が厳しい思いをしている一方で、市税収入は増加している。 このような状況で、財政調整基金を積み立て続けるのではなく、適宜取り崩して、市民生活を支える施策の財源として活用するべきと考える。 賛成意見の表明 世界情勢を見ていても、何が起こるか分からないという中で、財政調整基金は、本市がこれからも持続可能で、発展し続けるための大きな財源であることから、基金を積み立てることに何ら異存はないと考える。 厚生分科会 4年度富山市一般会計補正予算、5年度富山市一般会計予算など12件について、審査した。 ちゅうさんかん地域オンライン診療・服薬指導実証実験事業(当初予算分) 委員からの質疑)本事業における病院の役割として、必要に応じてコミュ二ティーナースが個人宅を訪問しサポートを行うとのことだが、コミュニティーナースには看護師のほかにどのようなかたが含まれるのか。 市の答弁)コミュニティーナースは、看護師に限らず保健や福祉の分野で活躍されているかたに一定の研修を受けていただくことで、コミュニティーナースとして地域でも活躍していただくことを考えている。 委員からの質疑)コミュニティーナースはどのように確保していくのか。 市の答弁)実証実験中は、おおやま病院の看護師や市の保健師に研修を受けていただくことで確保していきたいと考えている。 経済環境分科会 4年度富山市一般会計補正予算、5年度富山市一般会計予算など13件について、審査した。 野生動物自動検出AI活用事業(当初予算分) 委員からの質疑)AIを活用してカメラ画像から野生動物の出没を自動検出し、通報するシステムを導入するとのことだが、近隣市町村との連携は考えているのか。 市の答弁)この事業は、3年度に県の実証事業として始まり、AIの精度を上げるために、本市を含む5つの自治体が協力した。 その時点ではAIの精度がまだ高くなく、動物の区別ができなかったため、4年度は事業化を見送ったが、高岡市や魚津市で導入され、AIが学習する中で動物が判別できるようになってきたことや、県がバックアップしながら取り組まれていると聞いたことから、本市でも5年度から導入したいと考えたものである。 また、試行ちゅうや検討中の自治体もあり、県内全域で導入に向けた動きがあることや、「ワンチームとやま」においても鳥獣対策に取り組んできていることから、本市でも導入し、検証していきたいと考えている。 建設分科会 4年度富山市一般会計補正予算、5年度富山市一般会計予算など9件について、審査した。 中央通りD北地区市街地再開発事業(当初予算分) 委員からの質疑)本事業の現状と今後の見通しはどうなっているのか。 市の答弁)この再開発については、権利者全員の同意を得ながら進められており、5年2月20日には権利変換計画が県から認可され、現在は権利者等への補償きんを支払う準備をされている。その補償きんの支払いが終わった後に、土地の明け渡しとなるため、5年度中に解体を完了し、同年中に建築工事に着工されると伺っている。 委員からの質疑)この再開発の全体事業費は約184億円とのことだが、富山市からの補助金額は全体でどのくらいになるのか。 市の答弁)本事業に対する補助金の総額は約76億円だが、国や県からの補助金もあるため、そのうち、30%程度が市の負担となると思われる。 部門別常任委員会 総務文教委員会 富山市まち・ひと・しごと創生推進基金条例制定の件、富山市個人情報の保護に関する法律施行条例制定の件など10件については、いずれも原案のとおり「可決」した。 また、陳情2件については、いずれも「不さい択」すべきものと決した。 富山市立小・中学校教諭の過酷な超過勤務是正に関する陳情 (市の見解) 市教育委員会では、これまでも市立小中学校における教員の時間外在校等時間の縮減に向け、校務支援システムの導入による事務の簡素化や勤務時間外の自動音声ガイダンスの導入、部活動指導員などの外部人材の配置などの取り組みをおこなっている。 また、毎年、定例校園長会において、時間外在校等時間に関する資料を配布し、各学校において業務改善への意識が喚起されるよう、取り組んできており、時間外在校等時間が多い学校などに対しては、個別に校長に対し是正に向けた取り組みを行うよう指導している。 これらを受け、各学校においては、教員の時間外在校等時間の縮減に向けて、さまざまな取り組みを実施して負担軽減に努め、元年度と4年度の上半期分の比較で、小学校で平均14時間24分、中学校で平均16時間11分の縮減が図られており、今後も一層の縮減に向けて鋭意取り組んでいきたいと考えている。 加えて、県教育委員会や県内他市町村の教育委員会と連携し、中核市教育長会などを通して、引き続き国に対して、教職員の増員を強く働きかけていきたいと考えている。 結果 不さい択すべきものと決した。 富山市役所前バス乗降者の危険放置に係る陳情 (市の見解) 本庁舎一般駐車場の混雑および周辺道路の渋滞については、マイナンバーカードの手続きが要因の一つであると認識している。 手続きに来庁されるかたの増加により、一般駐車場が混雑し、周辺道路に渋滞が発生したことから、4年12月中旬ごろに富山中央警察署から対応依頼があった。 そこで、4年12月19日以降の混雑が予想されるひに、一般駐車場内に誘導員4人を配置し、しゅつにゅう庫をスムーズにすることで、渋滞の緩和に努めてきたところであり、現在も継続している。 また、少しでも来庁者の駐車台数を増やすため、地下駐車場に駐車していた公用しゃを移動したところである。 しかしながら、マイナポイント申し込みの対象となるマイナンバーカードの申請期限が迫った5年2月20日ごろからは、周辺道路の渋滞状況がさらに酷くなったことから、市のホームページにおいて、来庁の際はできる限り公共交通機関を利用していただくようお願いしたところである。 現在は、一般駐車場の混雑状況は少し落ち着きつつあるが、今後も、マイナンバーカードの受け取りや転入・転出の手続き、富山県議会議員選挙の期日前投票など多くのかたの来庁が予想されることから、引き続き、ホームページで公共交通機関の利用を呼びかけるとともに、周辺道路の渋滞について、富山中央警察署と協議しつつ、対応に努めていきたい。 結果 不さい択すべきものと決した。 【所管部局からの報告事項】 議会事務局 ・議会決議取消等請求事件への対応 ・政務活動費の住民訴訟に係る控訴審判決確定に伴う会派からの返還 企画管理部 ・令和5年4月行政組織の一部改正 ・富山市の市町村合併検証 防災危機管理部 ・富山市国民保護計画の修正 教育委員会 ・大山歴史民俗資料館の冬季休館 財務部 ・富山市市税条例の一部改正(案) ・富山市地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正(案) ・富山市高度利用地区における固定資産税の不きんいつ課税に関する条例の一部改正(案) 厚生委員会 富山市水橋老人憩いの家の指定管理者の指定の件、富山市手数料条例の一部を改正する条例制定の件など17件については、いずれも原案のとおり「可決」した。 【所管部局からの報告事項】 病院事業局 ・令和5年4月病院事業局組織の一部改正(案) 市民生活部 ・公共施設等総合管理計画等に位置付けのないスポーツ施設再編の今後の方向性 経済環境委員会 富山市農村環境改善センター等条例の一部を改正する条例制定の件など5件については、いずれも原案のとおり「可決」した。 【所管部局からの報告事項】 環境部 ・富山市地球温暖化対策推進計画の策定 商工労働部 ・富山ウエスト開発株式会社の解散 建設委員会 富山市営住宅条例の一部を改正する条例制定の件など7件については、いずれも原案のとおり「可決」した。 【所管部局からの報告事項】 上下水道局 ・契約金額1億5,000万円以上の工事請負契約 建設部 ・富山市大型・小型除雪機械地域貸付要領の改定 ・訴えの提起の結果 活力都市創造部 ・富山市手数料条例の一部を改正する条例制定の件 代表質問 【所属議員3人以上の会派が行います】 4つの会派が代表質問を行いました。その中から一部の質問・答弁の要旨をお知らせします。 とやま市議会だよりの紙面の、議員めいの横のコードを読み込むと、インターネットで代表質問の様子を再生することができます。 富山市議会自由民主党 しゃがわ ともや 有機農業の取り組み 問、「オーガニックビレッジ」に関して5年度に取り組む内容と今後の展望について、市長の見解は。 答(市長)国では有機農業の拡大を目指し、地域ぐるみで取り組む市町村を「オーガニックビレッジ」と位置づけており、本市でも5年度にコメとエゴマを中心に有機農業拡大の計画を策定し、6年3月に「オーガニックビレッジ宣言」を行い、取り組み面積の拡大や取り組む農業者の増加を目指したいと考えている。当初予算では、1、計画検討の協議会の開催や先進地の視察、2、栽培技術研修会や有機JAS認証取得の勉強会等の開催、3、有機農産物のイベントへの出品や試食モニタリング等の実施、4、新たな加工ひんの試作―などを予定しており、これらに取り組みながら計画の内容を検討していきたい。まずは大沢野や山田地域などのちゅうさんかん地域で取り組みを拡大したいと考えており、「環境と調和した未来につながる農業」を目指す第一歩となることを期待している。 教育施策 問、「イエナプラン的教育(意味はあとで説明)推進事業費」の具体的な内容は。またイエナプラン的教育について、今後どのように取り組んでいくのか。 答(教育長)本事業の具体的な内容として、1、イエナプラン教育の本場であるオランダの学校の視察等を行い、本市の学校教育に則したイエナプラン的教育の推進を具体的に検討、2、理解の醸成を図るため学校関係者、保護者等を対象にオランダの講師等の基調講演やシンポジウムの実施、3、教員の意識改革や実践りょくを高めるため教員へのオランダの講師によるオンラインでの講話や市内の小中学校で授業公開等を開催、4、本市のカリキュラム編成等の参考とするため国内の認定校や先進校の視察―などを行うこととしている。 今後は市内小中学校において現在の教育活動にイエナプラン教育の理念やエッセンスを取り入れることができるよう、全教員を対象とした研修を実施し、情報交換の場を設けるなど理解の醸成と意識改革を促し、各学校の特色に応じた取り組みと授業改善を支援していきたい。 併せて全市的な理解の醸成を図るとともに実践から見えてくる成果や課題等から、本市のイエナプラン的教育の在り方についてさらに検討を重ねるなど、取り組みを着実に進めていきたい。 イエナプラン的教育とは…子どもが互いに一人ひとりの個性を尊重し合い、共生しんを養う教育。年齢や学力の程度が異なる児童でグループを構成しさまざまな課題に取り組むなどの特徴がある。 問、「多様な学びの場の提供」について、今後どのように取り組んでいくのか。 答(教育長)どのような制度や学校が、いかなる場合に必要となるのかなど、さまざまなニーズや条件などについて整理した上で、本市の実情を踏まえた「(仮称)富山市学校類型別設置指針」の策定に取り組みたい。また不登校や障害があるなどさまざまな事情を抱えた子どもたちへの多様な学びの場の提供に関する施策を通して「誰一人取り残さない教育」の実現に向けて取り組んでいきたい。 スマートシティーの推進 問、自治体DXに対する取り組みについて見解は。 答(企画管理部長)5年度中には新たに市民生活に身近な子育てや介護に関する26の手続きについてオンライン申請が可能となるよう対応したい。また公式LINE開設による行政情報の発信等に加え、市の内部事務のデジタル化が6年4月に完了する予定であり、業務の効率化・省力化が大きく前進するものと考えている。これにより職員の企画立案や直接的な住民サービスなどに注力する時間が生み出され、これまで以上に市民に寄り添った質の高い行政運営が可能になると考えており、今後とも自治体DXの取り組みを推進していきたい。 富山市総合体育館における民間活力導入 問、民間活力導入に向けた取り組み状況は。 答(市民生活部長)富山市総合体育館における民間活力導入については、1月にアドバイザリー業務の業者を決定し、2月上旬より協議を重ねている。また、2月に開催された「とやま地域プラットフォーム」において、新Bワンリーグ参入条件を満たすための改修を事業内容に加え、事業効果の最大化を図るための想定として、事業手法にRコンセッション方式(意味はあとで説明)の採用を視野に入れていることや、富山グラウジーズを事業パートナーとして位置付けること等について説明し、参加事業者へ本事業への積極的な参入の検討をお願いしたところである。併せて新Bワン基準を満たすための改修費用は富山グラウジーズが経済界と連携し寄付等で確保するとされていることから、本市では企業版ふるさと納税に係る基金の創設など、寄付等の受け入れのための準備を進めてきた。いずれにしても本事業は全国的にも例がなく慎重に検討を進めていくこととしており、施設の利用促進や収益性向上、長寿みょう化に資することができるよう引き続き努めていきたい。 Rコンセッション方式とは…施設の所有権を市が有したまま、民間事業者が施設を改修し、改修後に維持管理・運営等を行う方式 消防行政 問、救急需要の増加に対してどのように考え、どう対応していくのか。 答(消防局長)4年は本市の救急出動件数が過去最多であり、要因は新型コロナウイルス感染者や高齢者の搬送人員が増加したことによるものと考えている。また感染防止いのちゃくそう等により救急車の現場への平均到着時間も延伸している。今後も高齢者からの要請の増加が予測されることから、救急隊を1隊増やし、市中心部を管轄する拠点に配置することで、現場到着までの所要時間の短縮、加えて隊員の負担軽減につながるものと考えている。今後も人口動態や救急需要の変化を見据えながら、迅速な救急活動に万全を期していきたい。 【質問項目】 ▼スマートシティーの推進 ▼オーバードホール中ホール ▼市町村合併の検証 ▼Gセブン富山・金沢教育大臣会合 ▼当初予算 ▼災害発生時の対応 ▼高齢者運転免許自主返納支援事業 ▼教育施策 ▼新型コロナウイルス感染症への対策 ▼子ども・子育て支援施策 ▼富山児童相談所 ▼自治組織への活動支援 ▼富山市総合体育館における民間活力導入 ▼病院事業の経営 ▼太陽光発電の導入 ▼家庭ごみの有料化 ▼中小企業への支援 ▼商工業の振興 ▼観光振興 ▼有機農業の取り組み ▼割山森林公園天こ森整備事業 ▼本市のまちづくり ▼流域治水 ▼社会インフラ維持管理に対するICTの活用 ▼上下水道事業 ▼消防行政 自由民主党 ほうさやま かずお 市町村合併の検証 問、答申内容に対する所感および今後の市政にどのように反映するのか、市長に問う。 答(市長)今回の検証結果は、非常に多岐にわたる分野について、データ等に基づき極めて客観的に分析いただいた結果であり、今後の市政を推進する上で、非常に価値のある内容のものであると考えている。今後の市政への反映については、今回の合併検証委員会の答申の中身を十分尊重し、まずは、全部局で共有し共通理解を図った上で、必要に応じて総合計画や各種個別計画等にも反映するなど、今後の市の施策に十分生かしていくことが重要である。 当時、合併に向けて、各首長、議員、そして住民を含めて議論し、大変多くのかたが結束して合併をしていただいたと考えている。中には大変つらい思いや我慢をされた方々もいるということは承知しているが、この合併の検証をしっかりと受け止め、引き続きみなさんの思いを背おって、前を向いて新しを未来に向けて進めていきたい。 辺地のインフラ整備 問、辺地とそれ以外の地域は事業の優先順位について別の指標を持つべきと考えるが、市長の見解は。 答(市長)辺地のインフラ整備実施における優先順位については、辺地とそれ以外の地域、例えば市街地の道路と比較すると、車の通行量など費用対効果のみに着目すれば、辺地での事業は優先度が低いように捉えられる。 こうしたことから、地域の実情なども配慮した上で辺地計画を策定し、その事業の実施にあたっては、他の地域と同じ指標で判断するのではなく、その必要性や緊急性、そして住民の生活利便性に及ぼす効果などを見極めた上で総合的に判断してきたところである。激甚化している水害や土砂災害などを緩和したり防止しているのはちゅうさんかん地域等だと認識している。日本のげん風景をとどめ、伝統文化や風習を現在に継承しているのもちゅうさんかん地域等であり、この地域の方々の暮らしにしっかりと思いをはせて寄り添うということが市政において大切な姿勢であるという思いは、議員の思いと変わらないと思っている。 【質問項目】 ▼市町村合併の検証 ▼外国語専門学校の在り方 ▼辺地のインフラ整備 ▼不登校児童生徒のケア ▼富山児童相談所の移転に伴う協力関係 ▼「水橋地区」におけるスマート農業の取り組み ▼国営農地再編整備推進室の役割 ▼土木費の積算 ▼広域圏事務組合に加盟している市町村との協議 ▼プラスチックに係る資源循環の促進 公明党 まつお しげる 原油・物価高騰対策と経済再生 問、公共料金の負担軽減や中小企業への追加支援策を機動的に行う必要があると考えるが、見解は。 答(市長)高騰している電気料等に係る畜産農家への支援のほか、市道や小中学校の整備等により地域経済の下支えを図っていく。また、中小企業者の融資制度について、設備投資支援資金の限度額の拡大や利子助成などにより、中小企業者の資金需要に応えることとしている。 今後も引き続き、原油価格や物価の高騰対策として新たに必要となる事業については、速やかに補正予算を編成するなど的確に対応していきたい。 原油・物価高騰対策と経済再生(観光産業支援) 問、インバウンド誘致や文化観光への支援が必要と考えるが、見解は。 答(商工労働部長)金沢市と連携する「ガストロノミーツーリズム(意味はあとで説明)事業」を継続し、その土地ならではの魅力ある食文化に触れ質の高い食を堪能していただくプログラムを旅行エージェント等に提案するほか、ガイド育成のため実地研修などを実施する。また引き続き、外国版観光ホームページなどから、旬の情報を発信していきたいと考えている。文化観光は、有形無形の文化資源の観覧やそれらに関する体験活動などを通じて文化への理解を深めることを目的とする観光であり、まずは、先行都市の事例などを参考に調査・研究していきたい。 ガストロノミーツーリズムとは…その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化にふれることを目的としたツーリズム 子育て支援(いじめ防止対策) 問、当事者やいじめに気付いた周囲の児童生徒が相談しやすい体制を構築するため、民間企業と連携したいじめ対策アプリの導入を強く要望するが、見解は。 答(教育長)児童生徒の悩みに対面や電話で対応する相談窓口を開設しているが、初めて相談する際に、対面や電話で悩みを伝えることに抵抗を感じている児童生徒が一定程度いるものと考えている。このため、一人1台端末やスマートフォンを活用し、気軽に相談の申し込みやSOSのサインを出せる、いじめ対策アプリと同様の仕組みづくりを進めている。各学校が実施している定期的なアンケートや日常生活の観察等の取り組みに加え、気軽に相談できる仕組みを構築することで、いじめの未然防止、早期発見のための体制づくりに努める。 【質問項目】 ▼原油・物価高騰対策と経済再生 ▼子育て支援 ▼支え合い助け合う地域社会の構築 ▼災害に強い富山市の構築 立憲民主市民の会 むらいし あつし 子育て環境の改善 問、育児休業中でも、保育所等に預けやすくできるよう入所、利用の要件を緩和すべきと考えるが、見解は。 答(こども家庭部長)保育所等は、保護者の労働等の事由で家庭で必要な保育を受けられない子どもを保育する施設であり、出産を機に仕事を辞めた場合等は、家庭で保育を受けることができると市が判断し、原則退しょしていただくこととしている。しかし、育児休業を取得した場合は、国の通知により、じ年度に小学校への就学を控えている等、入所児童の環境の変化に留意する必要がある場合等は、児童の状況を確認した上で、継続利用を認めている。また、本市では、子育てと仕事の両立を支援するため4年10月から父母が同時に育児休業を取得する場合も、保育の継続利用を認めることとした。 中学校の校則 問、子どもの参加による校則の見直しが必要と考えるが、これまで見直された校則の内容は。また、今後も子どもと教職員や地域のみなさまと見直していくのか。 答(教育長)3年度までに全中学校で女子生徒の制服が見直され、生徒や保護者の意見を取り入れスラックスが追加された他にも複数の学校で男女共通の体操服のデザイン等、実情に応じた見直しが行われたと報告を受けている。校則は時代の要請等を踏まえながら検討を進めなければならない側面もあり、市教育委員会として生徒の主体的な参画はもとより、PTA組織等の機能も生かし学校や地域の実情に即した校則へと見直しが図られるよう、校園長会等で引き続き助言していきたい。 【質問項目】 ▼教育委員会に設置された調査組織 ▼消防局のハラスメント防止対策等 ▼小中学校の学校再編 ▼会計年度任用職員 ▼小中学校教員の精神疾患への対応 ▼地域児童健全育成事業(子ども会)で働く職員の賃金、労働条件 ▼市職員の採用および超過勤務手当等 ▼子育て環境の改善 ▼病院事業局のサイバー攻撃防止対策 ▼中学校の校則 一般質問 23人の議員が一般質問を行いました。その中から一部の質問・答弁の要旨をお知らせします。 とやま市議会だよりの紙面の、議員めいの横のコードを読み込むと、インターネットで一般質問の様子を閲覧できます。 たかた まり(富山市議会自由民主党) 将来設計につながる「生きる力」の育成 問、大人世代への金融リテラシー(意味はあとで説明)習得機会の創出が必要と考えるが、見解は。 答(教育長)市民大学にて「金融取引の基礎知識と金融トラブル」や「財産と法律」をテーマとする講義をおこなっている。また、富山財務事務所等から財政や経済、金融に係る講師派遣や出前講座の案内があった際には適宜、市立公民館に周知しており、公民館ふるさと講座においては、金融広報アドバイザーを招き、「金融教室」や「相続税と贈与税の基礎知識」等の講座を開催している。引き続き大人世代への金融リテラシー習得につながる機会の創出に努めたい。 【質問項目】 ▼少子化対策 ▼将来設計につながる「生きる力」の育成 ▼人口減少地域の活性化 ▼畜産業への支援 ▼富山市が誇る景観を基軸にしたまちづくり 金融リテラシーとは…お金やお金の流れに関する知識や判断りょく いずみ ひでゆき(自由民主党) 林道あり峰線東岸区間の工事再開 問、市から県に対し、工事の再開を強く要望すべきと考えるが、見解は。 答(農林水産部長)4年度当初に重点事業として国や県に対して要望書を提出したところである。「山のみち地域づくり交付金」事業で整備する林道は、本市南部の広大な森林資源を有するさんかん地をじゅうおう断する幹線林道として、森林整備や木材生産、森林アメニティーとしての活用等、森林の総合利用に大きな役割を担っていることから、現時点においては、林道あり峰線のみならず計画のある全ての路線の整備促進について、引き続き国や県に対して要望していきたい。 【質問項目】 ▼林道あり峰線東岸区間の工事再開 ▼県営ジャンプ台の利用改善 ▼不登校特例校と小規模特認校の共生 ▼観光分野における広域連携 とよおか たつろう(富山市議会自由民主党) まちづくりと公民連携 問、空き家・空き地のリノベーションを促進する施策および公民連携による組織づくりについての見解は。 答(活力都市創造部長)公共交通沿線などの既成市街地に関する土地利用の現状、開発事業者等のニーズや課題を把握し、同様の課題を抱える地域や事業者と情報共有を図るとともに、他都市の事例も参考にしながら、民間活力を生かした既成市街地のリノベーションに向けた具体的な施策等を検討したい。公民連携による組織づくりについては、民間事業者などとの意見交換を通じ、研究を深めていきたい。 【質問項目】 ▼まちづくりと公民連携 ▼本市農林水産ぶつの海外展開 ▼萩浦地区センターの改修 たなべ ゆうぞう(富山市議会自由民主党) 児童生徒の倫理道徳 問、学校現場で命の大切さを倫理・道徳面でどう指導教育し、命をつなぐことの大切さをどう教育しているのか。 答(教育長)命や命をつなぐことの大切さは、小中学校で道徳科を中心に教育活動全体を通じて指導に努めている。また、道徳科以外では小学校の生活科や中学校の保健体育科等で自身の命は受け継がれてきた尊い命であることを理解する、自分自身がどう生きるかを考える等の教育活動に取り組んでいる。各学校で発達段階に応じた計画的な教育活動を通してかけがえのない命を尊重する心を育んでいくよう努めている。 【質問項目】 ▼富山市工業用水道施設の更新 ▼児童生徒の倫理道徳 かしわ よしえ(公明党) 福祉施策(障害者スポーツと共生社会の推進) 問、障害者スポーツ活動をおこなっている団体や支援している団体に大きく後押しをする支援や補助金が必要だと考えるが、見解は。 答(市民生活部長)障害者スポーツの競技りょく向上や普及・推進にあたっては、競技団体における指導者などの人員増といった体制強化やそれを支援する新たな団体の育成が課題である。誰もがスポーツに取り組めるよう、障害者スポーツの普及・推進が必要と考えており、まずは必要な支援策や市の役割等について県障害者スポーツ協会や各競技団体などと意見交換していきたい。 【質問項目】 ▼シビックプライドの醸成 ▼女性活躍社会への取り組み ▼福祉施策 おしだ だいすけ(自由民主党) 受動喫煙防止対策および愛煙家のための施策 問、観光客・インバウンドへの影響の面からも喫煙場所を増やしてはどうか。 答(商工労働部長)喫煙じょを探すアプリの活用や受動喫煙防止意識の高まりなどを背景に、現在のところ国内観光客からは喫煙場所に関する不満の声は上がっていないが、喫煙するかたとしないかたの双方が旅を楽しむことのできる環境を整備することは大変重要である。インバウンドの再開に伴って今後、観光交流の一層の回復も予想されることから、喫煙場所の増設について、窓口における観光客の意見や他都市の状況も参考にしながら調査・研究していきたい。 【質問項目】 ▼受動喫煙防止対策および愛煙家のための施策 たかはら ゆずる(富山市議会自由民主党) 寒波による水道管凍結や破損、漏水対策 問、空き家の漏水対策について、今後どのように取り組むのか。 答(上下水道局長)これまでもとう期間に増加する凍結破損による漏水を防ぐため、給水管の凍結防止策などについて広報とやま等を通じて周知したり、状況に応じて空き家等の水道メーターを外す手続きを促してきたが、今回の寒波では給水管等の凍結破損や漏水に関する問い合わせが多くあった。引き続き、より効果的なPRに努め、特に空き家については関係部局と連携して必要な情報を共有する等、緊急時における有効な漏水対策について調査・研究したい。 【質問項目】 ▼きれいなまちづくりと環境教育 ▼寒波による水道管凍結や破損、漏水対策 ▼公共下水道の水洗化率の向上 ▼富山市総合計画と富山市ファミリーパークの整備 おかべ とおる(立憲民主市民の会) 保育職場における課題 問、保育士のか配のため、保育施設からの申請に基づき個別配慮児を認定することも必要と考えるが、見解は。 答(こども家庭部長)個別の配慮が必要な児童へは専門的な知見を有する医師の診断や助言が重要である。また気がかりな児童については個別に相談をおこなっているほか、療育機関の巡回指導の機会を捉えて医療機関の受診を促している。こうしたことから、施設からの申請のみによる保育士のか配はおこなっていないが、苦慮しているケースもあるため、今後、他市の状況も調査しながら児童の支援の在り方を研究したい。 【質問項目】 ▼本市の職員採用等 ▼保育職場における課題 おだ しんいち(富山市議会自由民主党) 地域コミュニティーの強化 問、きん居を「ゆるやかな大家族」として捉え促進すべきと考えるが、見解は。 答(活力都市創造部長)子育て世代と親世代が近くに暮らすきん居は、ほどよい距離感を保つことで、お互いに過度な干渉を避けながら、日常生活の相互協力や緊急時の迅速な対応などが可能となり、家族の絆が育まれるものと考えている。まちなか住宅取得支援事業等では、新築住宅だけでなく中古住宅も対象のため、空き家等を活用したきん居にも利用できる。今後、空き家などを活用したきん居に対する支援について、調査・研究していきたい。 【質問項目】 ▼地域コミュニティーの強化 さわだ かずひで(自由民主党) 大沢野地域の公共交通 問、細入地域を含めた大沢野地域の公共交通の今後の方針は。 答(活力都市創造部長)5年度は、ささづ駅から富山駅までの路線バスの速達びんの運行や、ささづ駅とささづバス停留所間、さらに近隣町内をグリーンスローモビリティでつなぐ駅やバス停へのアクセス強化等の社会実験を行う予定である。地域住民や交通事業者と連携し、既存の公共交通の維持や活性化の取り組みをさらに深化させるとともに、地域特性に応じた新たな移動手段の導入にも積極的に取り組み、大沢野地域の公共交通の活性化や利便性の向上に努めたい。 【質問項目】 ▼大沢野地域の公共交通 ▼ニホンザル対策 ▼ゆずりあいパーキング ▼障害福祉 いいやま かつひこ(富山市議会自由民主党) カーボンニュートラル地域モデル処理じょう計画 問、浜黒崎浄化センターにおいて、カーボンニュートラル地域モデル処理じょう計画に基づく実施予定の取り組みは。 答(上下水道局長)今後、本計画に基づき、再生可能エネルギーである消化ガスを発生させる消化タンクの改築・更新を推進することで、消化ガスを安定的に供給し、持続的な消化ガス発電を図るほか、下水汚泥を活用した固形燃料による発電の継続を図ることとしている。また、老朽化した水処理施設の機械設備などの省エネルギー機器への更新を推進することとしている。 【質問項目】 ▼浜黒崎浄化センター ▼リンの抽出 ▼カーボンニュートラル地域モデル処理じょう計画 よしだ おさむ(日本共産党) 小中学校の学校給食費の無償化 問、市単独で無償化した場合の予算必要額は。また、本市でも無償化に踏み出すべきと考えるが、市長の見解は。 答(市長、教育委員会事務局長)本市の全児童生徒約3万人の学校給食費を無償化する場合、年間で約18億円の費用が必要となる。学校給食の実施に必要な施設および設備に要する経費、修繕費、人件費、調理場のこうねつすい費、各学校への配送費等、多額の経費を市が負担している中、食材料費分のみを学校給食費として保護者にご負担いただいており、現段階において市独自での補助による無償化については考えていない。 【質問項目】 ▼小中学校の学校給食費の無償化 ▼こども医療費助成制度の18歳までの拡大 ▼本市の少子化対策、子育て支援 ▼「はちまるごうまる問題」と「ひきこもり」対策 はしもと まさお(会派 せいせい) 富山市人口ビジョン 問、子ども・子育て施策において、今後、重要視することは何か。 答(こども家庭部長)誰もが安心して子どもを生み育てられる環境を整備するために、社会環境の変化や市民ニーズの適切な把握や、社会が一体となって子育てを支える機運の醸成に取り組むことが重要であると考える。このため、5年度において、子ども・子育て支援に関するニーズ調査や子どもの貧困に関する調査に加え、地域の民生委員などを対象に、本市の子育て支援の取り組みに関する情報発信を行うこととしている。 【質問項目】 ▼富山市人口ビジョン さとう のりとし(公明党) 藤井市長による今後の市政運営 問、中心街にも近いが市街化調整区域で宅地開発が進まず、農業振興の希望もないと不安を抱く地域住民にも寄り添った施策について、見解は。 答(活力都市創造部長)本市では、市街化調整区域であっても、一定の条件を満たす場合には、住宅などの建築や地区計画を活用した開発も可能としている。現行の都市計画の枠組みの中で、無秩序な開発による市街地の拡大を抑制しつつ優良な開発を認めており、引き続き、地域の実情に寄り添いながら、既存集落や地域コミュニティーの維持等に取り組んでいきたい。 【質問項目】 ▼藤井市長による今後の市政運営 ふじた かつき(自由民主党) 高山本線ブラッシュアップ 問、高山本線ブラッシュアップ施策において、沿線地域と協働したにぎわい創出が必要と考えるが、見解は。 答(副市長)地域のニーズに応じた鉄道駅などの交通結節拠点を活性化するとともに、地域にとって親しみのある拠点づくりを目指すため、「沿線地域と協働したにぎわい創出」についても本施策に位置付けた。5年度は、地域の各種団体が越中やつ尾駅駅前広場等のイベントでの活用を検討されており、今後、JR西日本などと連携しながらJR高山本線の利用促進や沿線地域のにぎわい創出につなげていきたいと考えている。 【質問項目】 ▼林業 ▼地域計画(人・農地プラン) ▼鳥獣被害 ▼観光 ▼高山本線ブラッシュアップ かなおか たかひろ(自由民主党) 小中学生のスポーツ 問、4年度の部活動の地域移行の取り組みの進捗と今後の見通しは。 答(教育委員会事務局長)休日の部活動の地域移行に関する調査の実施や大沢野中学校での実践研究の取り組み等の情報提供を市内全中学校へ行い、「働きかた改革の一助となる」、「休日も指導に関わりたい」等の意見が寄せられた。また外部指導者の人材バンクの必要性や競技ごとに異なる大会参加条件に戸惑う生徒等への対応など学校側の課題もみえてきた。国の動向を注視しつつ、行政と関係団体等による協議会を設置して課題解決と必要な施策を協議したい。 【質問項目】 ▼移住支援 ▼小中学生のスポーツ ▼不登校児童生徒へのオンライン授業 あずま あつし(立憲民主市民の会) 救急出動の状況 問、総務省消防庁のアプリ「Q助」などの活用をはじめ、積極的な広報活動が必要と考えるが、見解は。 答(消防局長)全国版救急受診アプリ「Q助」は、救急車を呼ぶべきかなどの判断の助けとなるアプリであり、子ども医療電話相談事業「♯8000」は、休日・夜間の子どもの症状への対処等を小児科医師等に電話相談できる窓口である。消防局としては救急車の有効活用のため、広報活動を継続し「Q助」等についても消防総合訓練で紹介する等、積極的に広報し救急車の適正利用につなげたい。 【質問項目】 ▼救急出動の状況 ▼本市職員の自己都合退職 ▼県地域交通戦略会議と本市の公共交通の拡充 くぼ ひろのり(自由民主党) いじめの重大事態 問、いじめの重大事態の再調査について、どのような調査が行われ、新たに見つかった重大事態の件数は。 答(教育委員会事務局長)市教育委員会は、昨年11月の臨時校園長会でいじめの重大事態または疑いがあるものについて詳細に報告するよう再点検をしじした。これを受け、各学校で30日以上欠席している児童生徒の状況把握が的確であるか等、事案内容の再点検をおこなった。 この再点検と合わせ市教育委員会でも長期欠席児童生徒の現況や欠席理由を精査し、重大事態またはその疑い事案として新たに4件確認された。 【質問項目】 ▼富山グラウジーズの応援 ▼いじめの重大事態 えにし てるやす(自由民主党) 市営住宅の共益費 問、物価高騰やくうしつ分の共益費への今後の対応について、市長の見解は。 答(市長)市営住宅の入居率の著しい低下に伴う1世帯あたりの共益費の負担増に加え、近頃の電気料金の値上げにより、入居者の負担感が一層増していると認識している。負担増加に対応するため、まず共用部分の照明設備についてLEDなどエネルギー効率の高い器具への全面的な更新を検討したい。 なお、負担増加分の助成や本市が共益費を徴収すること等は管理方式の根幹に関わるため、受益者負担の観点からも慎重に検討すべき課題があると考えている。 【質問項目】 ▼周辺市町村から考える都市計画 ▼市営住宅の共益費 ▼斎場の整備 たにぐち としかず(気はく) 地域部活動推進事業 問、学校教育における部活動の教育的意義と休日の地域移行との関係をどのように考えているのか、教育長の見解は。 答(教育長)部活動の教育的意義は、体力や技能の向上はもとより、人間関係の構築を図ることや活動を通して自己肯定感を高めることである。休日の部活動の地域移行には、この教育的意義や児童生徒の発達を理解した指導者の確保が必要不可欠であり、さらに平日の指導にあたる顧問と指導者が確かな連携を図ることで、指導がより効果的なものとなることを期待している。今後とも無理のない移行となるよう努めたい。 【質問項目】 ▼部局主導裁量枠予算 ▼キャッシュレス決済ポイント還元事業 ▼競輪事業 ▼矯正施設所在自治体会議 ▼(仮称)水橋地区義務教育学校整備事業 ▼地域部活動推進事業 ▼農林水産ぶつをもっと!楽しモーキャンペーン おおしま みつる(政策フォーラム32) プロスポーツ支援 問、富山市総合体育館の管理運営について、管理運営方式の決定の時期および今後の予定は。 答(市民生活部長)富山グラウジーズが新Bワンリーグ参入に係る初回審査での応募を予定しているため、その資料の提出が求められる、6年6月までに優先交渉権者および事業内容を決定したいと考えている。このスケジュールにまに合わせるためには、事業者からの応募期間や必要な手続きに要する時間を考慮し、本年9月ごろまでには、管理運営方式の内容を含めた本事業の実施方針を決定することが必要となる。 【質問項目】 ▼橋梁維持補修事業 ▼文化振興事業 ▼プロスポーツ支援 あかぼし ゆかり(日本共産党) 有機農業取組拡大推進事業とオーガニック給食の展望 問、有機農業の普及はまず学校給食からと考えるが、いつ、どれぐらいの量から学校給食に有機まいを提供できそうか。 答(農林水産部長)5年度は有機まい等を使った給食の試験的な実施に向け、生産者や関係団体と協議を行う予定である。しかし恒常的な実施にあたっては、食材の安定的な確保や、食材料費を負担する保護者の理解を得る必要もあることから、学校給食への有機農産物の提供については、本市の有機農業や学校給食の実情を踏まえて関係者と協議するとともに、今後、他市町村の事例なども参考に調査・研究していきたい。 【質問項目】 ▼政務活動費返還請求裁判の控訴審判決 ▼鉄軌道活性化補助事業の拡充 ▼保育現場の改善と保育料の保護者負担の軽減 ▼畜産農家等への支援 ▼南富山駅周辺における拠点まちづくり推進事業 等 おのうえ かずひこ(会派 せいせい) 病院事業 問、市民病院において、里帰り出産をされるかたが無痛分娩を希望された場合の対応は。 答(病院事業管理者)希望されるかたには事前に予約をいただき、安全確保の観点から一定のキャパシティーを超えない範囲で予約を受けている。予約の対象は、母子健康手帳の交付を受けておられるかたとしており、里帰り出産を予定されるかたなどの市民病院に通院していないかたでも予約を受け付けている。なお、予約は産婦人科の受診時または電話にて受け付けしており、詳細は市民病院のホームページで案内している。 【質問項目】 ▼病院事業 ケーブルテレビでの本会議の生放送  本会議の開催びは、ケーブルテレビ富山およびかみねいケーブルテレビで生放送をご覧いただけます。  ただし、かみねいケーブルテレビでの放送は、都合により、録画放送になる場合があります。 インターネットでの本会議のなま中継および録画中継  インターネットの録画中継は、各本会議終了後、おおむね4日後(ど・にち、および祝日を除く)からご確認いただけます。  なお、編集作業等により公開が遅れることがあります。 本会議の会議録  本会議の会議録は、富山市議会のホームページでご覧いただけます。委員会・諸会議の議事録等も、ホームページに掲載しています。  5年3月定例会の会議録は、6月上旬に掲載する予定です。なお、会議録の冊子は、市役所東館3階の市政情報コーナーで閲覧することができます。  №六十七(2年12月定例会号)ぶんからは、とやま市議会だよりのテキストデータ(音声読み上げ対応)ばんの公開もしています。 請願・陳情(市政への要望・意見)の提出 請願しょ(議員の紹介あり)・陳情しょ(議員の紹介なし)を提出されるかたは、次の要領でお出しください。 ・ 請願・陳情の趣旨を具体的に記載してください。 ・ 提出年月日、提出者の住所および氏名(法人の場合は名称と所在地、代表者めい)を記載し、署名または記名押印の上、議長宛てに提出してください(署名の場合は押印が不要です)。 ・ 請願書の場合は、紹介議員の署名または記名押印が必要です。 ・ 定例会開会びの正午までに提出されたものを、その定例会で審査・処理しています。 【お問い合わせ先】 議会事務局 議事調査課 電話番号、4 4 3、2 1 5 8 議員の連絡先は、富山市議会のホームページでご確認いただけます。 次回6月定例会の日程 日程については予定となっております。最新の日程や傍聴の取り扱いにつきましては、富山市議会のホームページ等でご確認ください。 6月 8日、本会議(提案理由説明ほか) 6月12日、本会議(一般質問) 6月19日、本会議(一般質問) 6月20日、本会議(一般質問) 6月21日、本会議(一般質問)、予算決算委員会(前期全体会) 6月22日、予算決算委員会経済環境分科会・経済環境委員会 6月23日、予算決算委員会厚生分科会・厚生委員会 6月26日、予算決算委員会建設分科会・建設委員会 6月27日、予算決算委員会総務文教分科会・総務文教委員会 6月28日、予算決算委員会(後期全体会) 6月30日、本会議(委員長報告・質疑・討論・採決ほか) 傍聴の際の注意事項 ・私語や飲食など会議の妨害になることはしないでください。 ・拍手など可否の表明はしないでください。 ・写真の撮影、音声の録音はしないでください。 ・携帯電話の電源はお切りください。 ・帽子、コート、マフラーのたぐいは着用しないでください。 議員の辞職について  3月23日、佐藤則寿議員から議員辞職願が提出され、同日付けで辞職が許可されました。 とやま市議会だよりアンケートの結果 ご協力いただき、ありがとうございました。 市民のみなさまに、より親しまれる「とやま市議会だより」にするため、前号でアンケートを実施し、58人のかたからご回答をいただきました。 その結果の概要について、お知らせします。 プレゼントは、厳正な抽選のうえ、当選されたかたへ発送いたしました。 問1、富山市議会の活動などの情報はどこから入手していますか。(複数回答可) 市議会だより、回答数55、全回答に対する割合62.5% 市議会ホームページ、回答数1、全回答に対する割合1.1% 市議会議員、回答数3、全回答に対する割合3.4% インターネット議会中継、回答数ゼロ ケーブルテレビ議会中継、回答数4、全回答に対する割合4.6% 新聞、回答数14、全回答に対する割合15.9% テレビ報道、回答数11、全回答に対する割合12.5% 計、回答数88 問2、「とやま市議会だより」で関心のある記事は何ですか。(複数回答可) 可決した主な議案、回答数32、全回答に対する割合30.5% 会派別賛否一覧、回答数11、全回答に対する割合10.5% 委員会、回答数10、全回答に対する割合9.5% 一般質問、回答数49、全回答に対する割合46.7% その他、回答数3、全回答に対する割合2.8% 計、回答数105 問3、「とやま市議会だより」について、ご意見・ご要望や読んでみたい記事等ご自由にお書きください。 ●市議会でどのような内容の事が話されているのか分かりやすく書いてある。 ●どのような議案が出ているのかが分かるので参考になる。 ●公平な立場で書かれていて、自分の読みたい時に読めるので助かる。 ●毎回楽しみにしており、市議会議員選挙の参考にしている。 ●初めて読んだが、内容が興味ぶかく、継続して読んでいきたい。 ●一般質問をよく読むと、大変興味ぶかいやりとりが多く、とても身近に感じられてよい。 ●一般質問がとても分かりやすい。委員会の賛成討論や反対討論もよく理解ができて、いろいろ考えてみたりしている。 ●委員長の編集後記が良かった。 ●政務活動費の問題以降、市議会だよりをじっくり読むようになった。どのような人がどのような活動をしているか見極めて投票することが有権者に求められていると思う。 ●「とやま市議会だより」で議会の事はなんとなく分かるが、言葉が難しくて分かりづらい。 ●文字が小さくてとても読みづらいのでもっと大きくして読みやすくしてほしい。紙面もカラーにしたり、イラストを増やして分かりやすくしてほしい。 ●記載事項が多く読みづらい。つめすぎている感じがする。 ●可決した主な議案についての詳細が分かるとよい。 ●市民が分かるように、市議会で使用されている用語や言葉等について説明文を加えると分かりやすいと思う。 ●市民からの要望や意見に対する回答を掲載してほしい。 ●改善されたことや、課題等に取り組んでいる現状の報告を掲載してほしい。 ●議員一人ひとりの紹介や、派閥やグループごとの紹介を掲載してほしい。 ●各議員の人となりが伝わってくるような紹介記事が読みたい。政治以外の部分でどのようなことを考え、大切にしている人たちなのか知りたい。 ●市議会議員の1日または1カ月の活動内容やスケジュールを掲載してほしい。 ご意見等については、類似したものをまとめ、要約して掲載しております。 市民のみなさまから、このほかにもたくさんのご意見・ご要望をいただき、ありがとうございました。 お寄せいただいたご意見は、今後のとやま市議会だよりの企画・編集の参考にさせていただきます。 ◎アンケート実施期間:令和5年2月20日~3月10日 ◎回答件数:58件(うちEメール2件、FAX1件、郵便16件、ホームページ39件) ◎回答者年齢: 10代から20代  6.9%、 30代  25.9%、 40代    13.8%、 50代  17.2%、 60代    15.5%、 70代  19.0%、 80代     1.7% 編集後記 議会報編集委員長 豊岡 達郎  3月定例会では、議会や委員会の役員改選がありました。議会報編集委員会の構成委員も新たになり、初めての「とやま市議会だより」の発行です。 議会の様子を正確かつ分かりやすいように編集したいと思います。また、多数のご意見ありがとうございます。当委員会において、寄せられたご意見を検討して編集に反映できるよう頑張ります。 次号(№七十八)は8月20日発行の予定です。なお、8月上旬ごろに、ウェブ速報版を富山市議会ホームページにて公開予定です。