とやま市議会だよりテキストデータ版は、写真や表など一部を省略して編集しています。 また、音声読み上げ機能によっては、正しく読み上げできないことがあります。 5つの常任委員会と議会運営委員会において、付託された議案などを審査し、12月18日の本会議では、各委員会の審査の概要と結果が報告されました(各分科会の報告は、12月16日、12月18日の予算決算委員会)。その内容の一部を掲載します。 質疑、討論、意見の表明を含む報告の内容につきましては、富山市議会ホームページ(会議録等の公開)からご確認いただけます。 正副議長および各委員会委員の構成につきましては、富山市議会ホームページ(議員、委員名簿)からご確認いただけます。 予算決算委員会  7年度富山市一般会計補正予算など23件については、いずれも原案のとおり「可決」した。  なお、採決後、議案第132号 令和7年度富山市一般会計補正予算(第4号)「(仮称)とやまくすりミュージアム整備・運営事業費」に対して、附たい決議案が提出されたが、採決の結果、賛成少数で「否決」した。 総務環境分科会  7年度富山市一般会計補正予算3件について、審査した。 【その他の主な審査の概要】 ・議案第168号 令和7年度富山市一般会計補正予算(第5号)「人件費補正」について、意見の表明があった。 厚生分科会  7年度富山市一般会計補正予算など12件について、審査した。 切れ目ない子育て支援体制構築事業費         (委員からの質疑) 産後ケア事業について、当初の見込みよりも利用者が増加しており、その増加見込み分を今回補正するとのことだが、利用者が増加している理由をどのように分析しているのか。 (市の答弁) 本事業は、6年7月から開始している。業務を委託している市内の指定産科医療機関が、事業開始から段階的に増えており、7年度は2カ所増えている。  また、本事業が広く周知されてきたこともあり、利用者数、利用回数の増加につながったと考えている。 経済教育分科会  7年度富山市一般会計補正予算など9件について、審査した。 やく業振興事業費                   (委員からの質疑) (仮称)とやまくすりミュージアム整備・運営事業における債務負担行為の追加について、設計、改修工事費相当額約15億8,000万円のうち、設計・工事監理で約1億2,000万円を見込んでいるとのことだが、残りの約14億5,000万円の積算根拠は何か。また、積算にあたり、どのように検討したのか。 (市の答弁) 改修工事費約14億5,000万円のうち、一番多くを占めるのはデジタル技術を使った体験型のコンテンツを検討している展示体験部分であり、約6億円を見込んでいる。これは、来館動機を高めるために大事な部分であると考えている。  また、積算にあたっては、今年度複数の事業者にサウンディング調査を実施したほか、体験型のコンテンツを整備している類似施設の単価の検証をおこなった。 (委員からの質疑) デジタル技術を使ったコンテンツは、設備の更新時に新たな費用が発生することが考えられるが、その点はどのように考えているのか。 (市の答弁) 事業者が収入を得ることができる自主事業について要求水準書に盛り込み、更新が可能となるようなスキームを提案してもらうこととしている。 【その他の主な審査の概要】 ・議案第132号 令和7年度富山市一般会計補正予算(第4号)「校具整備事業費(中学校)、学校給食運営事務費(中学校)」について、質疑があった。  また、「やく業振興事業費」について、意見の表明があった。 建設分科会  7年度富山市一般会計補正予算など7件について、審査した。 公園管理費                     (委員からの質疑) 公園管理費の債務負担行為の設定について、呉羽丘陵フットパス連絡きょう周辺広場の8年4月1日からの供用開始を目指しているということだが、現在、週末のみ開放している呉羽丘陵フットパス連絡きょうはどのように開放するのか。 (市の答弁) 8年4月1日以降は、毎日、午前9時から午後9時まで開放する予定としている。 (委員からの質疑) 現在、呉羽丘陵フットパス連絡きょうの南側は通行止めとなっているが、いつから通行できるようになるのか。 (市の答弁) 現在、呉羽丘陵フットパス連絡きょうから既存のフットパスまでの接続部分について、今年度中の完成を目指し工事を進めているところであり、8年4月1日からの呉羽丘陵フットパス連絡きょう周辺広場の供用開始に合わせて通行できるようになる予定である。 議会運営委員会  富山市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件1件については、原案のとおり「可決」した。  また、請願1件については、「さい択」すべきものと決した。 総務環境委員会  富山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件など4件については、いずれも原案のとおり「可決」した。  また、陳情1件については、「不さい択」すべきものと決した。 市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件                    (委員からの質疑) 7年人事院勧告および富山県人事委員会勧告に準拠し、市長等特別職の期末手当支給月数の改定をおこなうとのことだが、人事院勧告の引き上げの理由について説明してほしい。 (市の答弁) 全体としては民間の給与実態との均衡を図るため、勤勉手当等を引き上げるという趣旨である。なお、若年層に対する月例給の引き上げについては、人材確保という観点もある。 (委員からの質疑) 特別職については、人事院勧告に準拠しなければならない理由はなく、民間の給与実態との均衡を図る必要はないのではないか。 (市の答弁) 特別職については、一般職のように給与水準を決定するための勧告はないが、内閣総理大臣などの国の特別職の期末手当については、国家公務員の指定職の期末手当等に準じて改正されている。  また、国家公務員の指定職については、民間企業の役員報酬や国の一般職との均衡を考慮した人事院勧告に基づき改正されている。  こうしたことから、本市の特別職の期末手当についても、人事院勧告による指定職の期末手当等の改正や、県の状況を踏まえながら対応してきたものであり、民間の給与実態との均衡を図る観点から、期末手当の引き上げをおこなうものである。 【その他の主な審査の概要】 ・議案第180号 市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件について、討論があった。 ・令和7年分陳情第32号 市庁舎内における職員組合事務所及び売店使用に関する見直しについての陳情について、市から説明があった。 【所管部局からの報告事項】 企画管理部 ・富山市おおやけの施設の使用料の適正化に関する基本方針 ・富山市カスタマーハラスメント対策基本方針 ・ガラス美術館の開館時間見直し 厚生委員会  富山市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件など17件については、いずれも原案のとおり「可決」した。 【所管部局からの報告事項】 市民生活部 ・YKK AP アリーナの利用料金等 経済教育委員会  富山市立学校設置条例の一部を改正する条例制定の件など7件については、いずれも原案のとおり「可決」した。  また、陳情1件については、「不さい択」すべきものと決した。 【その他の主な審査の概要】 ・令和7年分陳情第34号 富山市内の小・中学校における「いじめ」をなくす取り組みに関する陳情について、市から説明があった。 【所管部局からの報告事項】 教育委員会 ・富山市立図書館の開館時間等の変更 建設委員会  富山市火災予防条例の一部を改正する条例制定の件など2件については、いずれも原案のとおり「可決」、「承認」した。 【所管部局からの報告事項】 上下水道局 ・契約金額1億5,000万円以上の工事請負契約 ・汚水管路におけるウォーターPPPの導入 建設部 ・令和7年度道路除雪実施計画の概要 決算関連議案ぶん 9月定例会終了後の閉会期間中に開催された予算決算委員会(全体会および各分科会)において、決算案件を審査し、10月16日の予算決算委員会(全体会)では審査の概要が報告され、11月28日の本会議では審査の経過と結果等が報告されました。その内容の一部を掲載します。  6年度富山市一般会計歳入歳出決算など24件については、いずれも原案のとおり「可決」、「認定」した。 総務環境分科会  6年度富山市一般会計歳入歳出決算など3件について、審査した。 脱炭素化推進事業費                 (委員からの質疑) ぜっち導入補助事業や省エネ設備等導入補助事業の申請件数が、5年度と比較して減少しているが、どのような要因があったのか。 (市の答弁) 国が実施している補助制度において、本市と同様の制度で補助金額が多い制度がある。こうした場合、国の補助制度を優先して利用されることから、申請件数が減少したと考えている。  一方で、国の補助制度はその要件が毎年変更となることや、予算額を超えた場合は申請が締め切られることから、国の補助制度の動向を注視し、本市の補助制度の要件等を見直していきたいと考えている。 (委員からの質疑) 脱炭素化推進事業により、6年度の温室効果ガスの削減効果は、どれくらいあったと見込んでいるのか。 (市の答弁) CO2排出量の削減効果で見ると、太陽光発電設備および蓄電池の導入促進では、推定で年間146トン、ぜっち導入補助事業では、推定で年間31.5トン、省エネ設備等導入補助事業においては、推定で年間48.5トンの削減効果を見込んでいる。 【その他の主な審査の概要】 ・認定第1号 令和6年度富山市一般会計歳入歳出決算「選ばれるまちづくり事業」について、質疑があった。また、「シクロシティ株式会社への広告掲出費用(企画管理部所管分)」について、意見の表明があった。 厚生分科会  6年度富山市一般会計歳入歳出決算など7件について、審査した。 がん対策事業費                   (委員からの質疑) 新規事業である、がん患者用補正具購入費助成について、助成件数が非常に多いのではないかと思う。  この事業についての反響や当局としての手応えはどうか。 (市の答弁) 助成件数については、頭髪補正具が172件、にゅうぼう補正具が48件、合わせて220件となっている。当初予算で想定していた件数よりも多くの申請があったため、6年9月定例会で補正予算を計上し対応したところである。  実際に申請された市民のかたから、人目を気にせず仕事に復帰することができた、外出する機会が増えたなどの声をいただいている。  こうした市民の声や、当初の想定を上回るペースで申請があったことなどからも、本制度が浸透しており、本制度を利用したかたがたからも喜ばれているのではないかと考えている。 【その他の主な審査の概要】 ・認定第1号 令和6年度富山市一般会計歳入歳出決算「妊産婦・乳児健康しんさ費」、「消費生活対策事業費」について、質疑があった。 経済教育分科会  6年度富山市一般会計歳入歳出決算など8件について、審査した。 スマート農林水産業事業費              (委員からの質疑) スマート水産業事業により、どのような成果があったのか。 (市の答弁) スマート水産業事業については、スマート技術を海上で活用するにあたって、小型のぎょ種や水分量が多いイカ類を検知することは非常に難しいという結果が確認された。  なお、スマート水産業事業は、6年度をもって実証事業は終了しているが、環境情報を収集するICTブイは、非常に有効であることが確認できたため、とやま市漁業協同組合では、5年度によかた漁港で、ICTブイを導入されている。 【その他の主な審査の概要】 ・認定第1号 令和6年度富山市一般会計歳入歳出決算「学校保健運営事業費」について、質疑があった。 建設分科会  6年度富山市一般会計歳入歳出決算など9件について、審査した。 高齢社会における交通と健康モニタリング調査事業   (委員からの質疑) 「第Ⅱ期 交通と健康モニタリング調査」の最終年度として、歩数と居住地や健康指標・幸福度などとの関連性について、調査・分析をおこなったとのことだが、どのような調査結果が得られたのか。 (市の答弁) まず、歩数と健康指標の関連性について、健康状態に問題がないかたは、健康状態に問題があるかたに比べて1にちの平均歩数が多いことや、1にちの平均歩数が多いかたほど精神的ストレスをあまり感じておられず、睡眠の質がよいことが分かった。  また、居住地をまちなか、公共交通沿線、その他の地域の三つの区域に分け、歩数と居住地の関連性について調べたところ、男性については、平日は公共交通沿線にお住まいのかたの歩数がまちなかやその他の地域のかたよりも多いことや、全ての区域で平日よりも休日に歩数が増加していること、休日に歩数が最も増加したのはまちなかにお住まいのかたであることが分かった。  なお、女性については平日と休日の歩数に差がなく、居住地間の差もないという結果が得られた。  次に、国が示しているウェルビーイング指標の幸福度と地域への満足度について、60歳以上のかたと60歳未満のかたで比較したところ、両方の指標において、60歳以上のかたのほうがその割合が高いという結果が得られた。 (委員からの要望) 歩行量が多いかたのほうが医療費の抑制につながることは明らかになっているため、歩くことで健康増進と医療費削減につなげていただくためにも、市民に「とほ活」アプリをもっと普及させてほしい。