とやま市議会だよりテキストデータ版は、写真や表など一部を省略して編集しています。 また、音声読み上げ機能によっては、正しく読み上げできないことがあります。 代表質問 【所属議員3人以上の会派が行います】 4つの会派が代表質問を行いました。その中から一部の質問・答弁の要旨をお知らせします。 富山市議会だよりの紙面に記載の二次元コードを読み込むと、インターネットで代表質問の様子をご確認いただけます。 よこの あきら(富山市議会自由民主党) 人口減少・少子化対策 (問) 8年度はどのような人口減少・少子化対策を行うのか。 (答・市長) 昨年5月に人口減少・少子化対策庁内検討会議を立ち上げ、若い世代の就労・結婚・子育ての希望を実現し、しゅっしょうすうの増加や人口の社会増につなげるための有効な施策について、部局横断で検討を重ねてきた。8年度の取り組みとしては、富山がた婚活支援事業として路面電車やとほ活アプリを活用した体験型イベント、図書館における本とボードゲームを通じた交流イベント、さらには、閉館後の夜の科学博物館での交流イベントなど、さまざまな恋活・婚活イベントを行うこととしている。また、若い世代のかたにライフデザインを描くための補助ツールとして手帳を配布したり、ウェブマーケティングなどの手法を活用して移住支援メニューを新設するなど、考え得るさまざまな施策を行いたい。 水橋学園 (問) 義務教育学校で得られた知見について、今後どのように本市の教育に生かしていくのか。 (答・教育長) 水橋学園では、校種の垣根を越えた教員間の対話による小中学校それぞれのよさを生かした教育活動、子どもの発達段階を意識したより深い子ども理解など、本市が目指す教育の実現に向けたさまざまな知見が得られることを期待している。得られた知見は、市内小中学校の教員同士が意見交換をする研修会等を通じて共有するとともに、今後、水橋学園で勤務した教員が他校に異動した際に、その経験を新たな勤務校で生かしていくことで、市内の小中学校において全ての子どもたちの可能性を引き出す魅力ある学校教育を実現できるよう努めたい。 本市の小中学校体育館への空調設備の整備 (問) 小中学校体育館の空調設備整備をどのように進めるのか。 (答・教育長) 6年度実施の業務委託で、空調方式や断熱方法ごとの導入費用やランニングコストなどを調査し、現在、8年度の着手に向け、発注方法や詳細な仕様などを検討している。検討状況として、空調の動力は都市ガス供給エリアの学校は都市ガスを、それ以外の学校は普通教室の空調の動力と同いつとし、電気またはプロパンガスを利用することを基本と考えている。また、発注方法は学校すうが多いことから設計と施工を分けずに一括で行うことで事務手続きや整備に要する期間の短縮を図り、11年度での整備完了を目指したい。 家庭ごみ有料化 (問) 市環境審議会からの答申を受け、今後、市長の強いリーダーシップのもと、家庭ごみ有料化の導入に向けてどのように取り組むのか。 (答・市長) 市環境審議会では、4年11月から8回にわたり慎重な審議をされ、「家庭ごみ有料化は一般廃棄物の排出抑制や再生利用の推進、将来世代の負担軽減等に有効な手段の一つであることから導入を進めるべき」との答申をいただいた。また、手数料収入の使途を明確にし、きぞんの一般廃棄物処理施設の更新を念頭に計画的に基金を積み立てることなどの付帯意見もいただいた。家庭ごみ有料化は、あくまで、ごみを減らす有効な手段の一つであり、日々の減量に向けた取り組みこそが重要であると考えている。本年4月からは、「富山市ばんもったいない運動」を全市的に展開するなど、これまで市民の皆さんと一緒に取り組んできたごみの分別やリサイクルの取り組みをさらに加速したい。本年6月定例会での条例改正に向け、市民の皆さんの理解と協力が得られ、また、導入によるメリットを実感できるよう各種施策に鋭意、取り組みたい。 次期都市マスタープラン (問) 20年先を見据えて、どのようなまちを目指すのか、またその実現に向けた市長の決意は。 (答・市長) 今後20年は加速度的な人口減少と高齢化の進行に加え、これまで増加傾向にあった世帯すうも減少すると見込まれている。このため、本市の核となる都心地区はもとより、都心地区以外の各地域の拠点においても、それぞれの資源を生かして魅力の最大化を図りたい。また、公共交通の利便性向上などにより、色付けされた「お団子」と使いやすい「串」が連携・連動し、多様なライフスタイルや都市活動などによって市民が暮らしやすさと豊かさを実感できる、本市の個性が発揮されたコンパクトなまちの実現を目指している。せんじん達が築き上げてこられた生活や文化、歴史、個性を後世に引き継ぐとともに、人口減少が厳しい時代にあっても本市が日本海側有数の中核都市として発展し、国内外から選ばれる都市を目指していく。何よりも市民が誇りを持って幸せに生活できる都市となるよう、新たなまちづくりに市民とともに全身全霊をかけて取り組みたい。 神通大橋(上流側)の架け替え (問) 現時点における架け替え工事に係る費用の見込みおよび今後のスケジュールは。 (答・建設部長) 6年度から進めている詳細設計により概算工事費を算出したところ、現時点では約140億円を見込んでおり、このうち55%は国庫支出きんを充当することとしている。今後のスケジュールについて、8年度は橋梁の架けかえに向けて支障となる通信ケーブル等のせん用物件を移設することとしている。また、河川堤防への影響を伴うきょう台の工事などについて河川管理者である国と協議を進め、協議が順調に整えば9年度からは既設橋梁の上部工撤去に取り掛かり、続いて工事用の仮橋を設置した上で既設橋梁の下部工撤去、新設橋梁の下部工構築を行う。そのご、新設橋梁の上部工架設に着手し、取り付け道路の改良工事を経て21年度の供用開始を目指している。 【質問項目】 ▼第2次高市政権  ▼富山市総合計画 ▼人口減少・少子化対策  ▼富山市行政改革実施計画 ▼スマートシティー政策  ▼令和8年度当初予算 ▼水橋学園  ▼国際交流活動事業  ▼学びの多様化学校 ▼本市の小中学校体育館への空調設備の整備 ▼いじめ対策  ▼病院事業の経営 ▼富山まちなか病院の再整備基本計画の概要  ▼大規模災害時における応援協定  ▼高齢者補聴器購入費助成事業  ▼福祉人材の確保 ▼子育て施策  ▼スポーツを通じたまちづくり ▼温室効果ガス排出削減  ▼家庭ごみ有料化  ▼中小企業・小規模事業者への支援 ▼山田地域観光施設利活用事業  ▼競輪事業  ▼農業分野の人材確保  ▼子育て世帯お米支援事業 ▼被災した農地・農業用施設や漁港施設等の復旧状況と今後の見通し  ▼次期都市マスタープラン  ▼コンパクトなまちづくりに向けた居住の推進  ▼富山地方鉄道鉄道線  ▼公共交通分野における人材確保 ▼呉羽丘陵  ▼神通大橋(上流側)の架け替え  ▼液状化防止対策  ▼上下水道事業  ▼消防行政 くぼ ひろのり(自由民主党) 富山市民病院 (問) 市民病院の移転新築が不二越・上滝線再構築事業との相乗効果を発揮できるよう、市民病院の機能や規模について、県の地域医療構想策定協議の場において、議論をリードすることを期待するが、見解は。 (答・病院事業局管理部長) 地域医療構想調整会議等で市民病院の役割を議論する際は、急性期拠点機能の選択を表明し地域医療を守るためにどのように貢献できるのか、富山医療圏全体を俯瞰し議論することが重要だと考える。その上で、市民病院の担うべき医療機能に応じた再整備も必要になる可能性がある。医療機能が、高齢者救急・地域急性期機能病院の場合、現在ほどの建物は必要なく移転候補先の選択幅が広がるが、急性期拠点機能病院の場合、広大な敷地が必要で候補の選択が難しい状況となる。いずれも施設の再整備は大きな投資となるため、次世代への負担を考慮し検討する必要がある。 富山市ファミリーパーク (問) 「幸せ日本一とやま」を目指す上で、ファミリーパークが果たしてきた役割、今後果たす役割について、市長の見解は。 (答・市長) ファミリーパークは一昨年に40周年を迎え、1月末時点で累計来園者すうが約1,100万人に達した。これまで、動物展示等による学びの機会の提供や市民の憩いの場、野生動植物の調査・研究等の役割を担ってきたが、社会情勢や施設の老朽化等の課題に対応する必要が生じ、今年度から整備計画見直しの検討を進めている。今後は、これまでの役割を堅持することに加え、今回の見直しを通じて郷土動物の保全に努める等、地域との連携も一層強化していくことが重要だと認識している。次世代の子どもたちが命の尊さや自然の大切さを学ぶ場として、また市民のみなさまが自然の中で心のゆとりを実感できる場として価値を高めていきたい。 公民館の建て替え (問) 建て替えの際には地域のさまざまな声や要望に耳を傾け、地域住民に愛され利用される公民館にすべきと考えるが、見解は。 (答・市民生活部長) 市内82カ所ある市立公民館は、各種講座等の社会教育活動を支え、また自治振興会等の地域活動拠点として地域コミュニティーの充実に寄与している。改築は、施設の老朽度合いや利用状況等を総合的に勘案し優先度を判断して進めており、これまでも改築を機に地域の意見等を取り入れ、公民館をさらに有効活用していただくとともに使いやすい施設となるよう努めてきた。今後も地域からの要望等を踏まえ、市立公民館が地域に根ざした施設となるよう努めていきたい。 【質問項目】 ▼議会対応  ▼家庭ごみ有料化制度 ▼今後の選挙の在り方  ▼富山市ファミリーパーク ▼不二越・上滝線の再構築事業  ▼富山市民病院 ▼公民館の建て替え  ▼わんわんパトロール ▼中学生の進路 まつお しげる(公明党) 令和6年能登半島地震の教訓とインフラのきょうじん化 (問) 下水道管路マネジメントの推進が必要と考えるが、見解は。また、「ウォーターPPP(意味は後で説明)」の導入等、将来的な維持管理コスト削減に向けた取り組みは。 (答・上下水道事業管理者) 市でも、下水道管路の老朽化が進行し、標準耐用年数の50年を経過した管路が今後大量に更新時期を迎えるため、点検・調査や予防保全型の修繕等を計画的かつ効率的に行うための管路マネジメントが重要である。上下水道局は、国の基準の見直しに合わせて8年度から下水道管路の点検対象や頻度等を全面的に見直し、管路マネジメントの充実・強化に取り組みたい。また、官民連携の推進等が今後重要となるため、下水道管路を対象としたウォーターPPPの9年度中の導入等により、上下水道施設の効率的な維持管理を実現することで、将来的なコスト縮減につなげたい。 ウォーターPPPとは…上下水道分野における官民連携方式 地域産業の活性化と若者支援 (問) 中心商業地区において新規出店サポート事業等を活用し、若者が主体的に来がいする「居場所」への構造的変化について、部局横断でどう進めていくのか。 (答・活力都市創造部長) 市では、富山市新規出店サポート事業補助金の活用により、SNS発信型カフェ等、若者ニーズに合致する業種の出店を後押ししてきた。さらに8年度は教育機関の青池学園等と連携し、学生の「こども食堂」等の企画立案から実装までの支援を進めるほか、子育て支援、文化・スポーツ等を重層的に展開し、若者が主体的に関われる環境の創出に努めたい。その上で、8年度に策定予定の第5期中心市街地活性化基本計画では、これらの取り組みを体系的に位置付け、関係部局の緊密な連携で、若者や子育て世代等が集い、日常的に訪れたくなる中心市街地の形成に取り組みたい。 (問) 奨学金返還支援(代理返還)制度(意味は後で説明)のさらなる普及に向けた具体的な取り組みは。 (答・商工労働部長) 市では、本制度を多くの企業に知ってもらい、若い世代の実質所得の向上と中小企業の人材確保・定着につなげるため、企業等が本制度導入の呼び水となるよう補助金を設け、8年度からの採用者を対象に、市内の中小企業等が奨学金を代理返還した費用の2分の1を3年間補助する。7年度は広報とやま等を通して、本制度および本市補助制度の周知に努めており、今後も県や関係機関と連携しながら、若者が家庭や子育てに夢を持てる社会の実現に向けて取り組みたい。 奨学金返還支援(代理返還)制度とは…日本学生支援機構が3年4月から実施する、貸与奨学金を受けていた従業員に対し、企業が返還残額の一部または全部を代理で返還する制度 【質問項目】 ▼予算編成の基本姿勢と持続可能な財政運営  ▼令和6年能登半島地震の教訓とインフラのきょうじん化 ▼地域産業の活性化と若者支援 ▼スマートシティーの実装と格差解消 ▼人権尊重と差別のない共生社会の実現 むらいし あつし(立憲民主党) 家庭ごみ有料化 (問) 収入が少ないために市民税や県民税を納めていない市民に新たな負担を求めることについて、市長の見解は。 (答・市長) 家庭ごみ有料化はごみの排出量削減に非常に有効な手段の一つである。一方、経費の一部を市民の皆さんに負担いただく制度のため手数料の水準は慎重に検討を重ね、1リットル当たり1円に設定し、環境審議会からも「ごみの減量効果を確保し、市民に過度な負担とならないよう配慮するとの観点から適切である」との意見をいただいた。本格的な人口減少時代を迎え、将来世代の負担軽減につなげるため、また持続可能な廃棄物の適正処理を行うため、全ての市民に応分の負担をお願いしていくことは避けては通れないと考えている。 (問) 家庭ごみ有料化後の不法投棄に対する不安を持つ市民に対しては、より丁寧な説明が必要と考えるが、見解は。 (答・環境部長) 有料化制度を導入した先行都市を調査したところ制度導入前からの不法投棄をさせない環境づくりが重要であるとのことから、本市でもパトロールをさらに強化するなどし、不法投棄を未然に防止したい。また、監視カメラ等の設置やアプリの活用等により、市と町内会等が密に連携を図ることで、不法投棄をさせない環境づくりに努めたい。不法投棄に対する不安を持つ市民の皆さんには、引き続き、住民説明会や出前講座等で市の不法投棄対策の考え方について丁寧に説明し、万が一、不法投棄が生じた場合においても、問題の解決や再発防止に向けて協力しながら取り組んでいきたい。 【質問項目】 ▼令和8年度予算(案)  ▼家庭ごみ有料化  ▼(仮称)とやまくすりミュージアム ▼市立保育施設におけるセキュリティー対策等  ▼学校教育  ▼公共交通  ▼消防職団員  ▼生活保護 ▼仕事と家庭の両立しやすい環境づくり  ▼病院事業局の富山まちなか病院  ▼上下水道局における耐震化工事