大山の四季(2026年)
大山地域の四季を写真とともに紹介します。
2026年8月 北アルプスの十字路

有峰の折立にある薬師岳の登山口を登り始め、樹林帯を抜けて三角点に到着すると視界が開け、さわやかな風が身体を吹き抜けます。長い道のりを経て太郎兵衛平に到着した時は疲れ切った体と心に安らぎを感じます。人々は赤い屋根の太郎平小屋でしばし休み、次の目的地へと出発します。標高2,373メートルの太郎山からの眺めは、様々な人の行き交う姿が見られ、太郎兵衛平が北アルプスの十字路であることがわかります。2026(令和8)年8月23日撮影
2026年8月 楽しい有峰

有峰は自然景観の保護と利用促進のため1973(昭和48)年、有峰県立自然公園に指定されました。それから、2002(平成14)年8月3日には自然の素晴らしさを体験しながら森の文化を学ぶ有峰森林文化村が誕生しました。有峰森林文化村活動の一つ、開村の日を記念する「有峰で遊ぼう」に参加しました。楽しみにしていた音楽イベントはジャズバンドの演奏です。ジャズが誕生したアメリカ南部ニューオーリンズの音楽を愛する人たちが集まったバンドと聞きました。トランペット、サックス、トロンボーン、チューバ、クラリネット、ピアノ、ドラム、バンジョーの楽器が奏でるリズミカルな音楽と山々に響く音も体感しながら楽しむことができました。2026(令和8)年8月1日撮影
2026年7月 常願寺川を渡るカターレ富山ラッピングトレイン

カターレ富山ラッピングトレインが富山地方鉄道立山線の鉄橋「千垣橋梁」を渡っていました。電車に描かれているカターレ富山といえば、令和8年のサッカーJリーグがまもなく始まります。ホーム開幕戦の相手はFC今治です。これまで苦戦をしいられてきた手強いチームです。2月から6月に行なわれたJ2・J3の100年構想リーグでカターレは、決勝までこぎつけたもののPK選で敗れ、惜しくも準優勝でした。悔しい思いと経験をいかして今度こそJ2優勝を、さらにはJ1昇格へと期待が高まります。2026(令和8)年7月26日撮影
2026年6月 薬師岳夏山開き

北アルプス、薬師岳(2926m)の夏山開き安全祈願祭が亀谷の播隆上人銅像のある広場で行われました。大川寺住職らが仏事を執り行い、参列者はそれぞれ焼香をすませた後、長年、薬師岳・奥黒部登山の拠点として山小屋を経営する太郎平小屋グループ代表の五十嶋博文さんが挨拶されました。大川寺さんには安全祈願祭が始まった昭和36年から大変お世話になり感謝しておられることや薬師岳の登山史、令和に再建された祠のことをお話されました。その後、記念登頂会があり、晴天のもと県内外の参加者はいきいきとした表情で薬師岳を目指しました。2026(令和8)年6月13日撮影
2026年5月 立山連峰と常願寺川を望む

高気圧に覆われた朝、澄み渡った青空のもと立山連峰や眼下には常願寺川の輝く風景を望むことができました。大空を飛ぶ1羽の鳥の姿がありました。その優雅さから一段と爽快な気分になり、ふと、川田順の短歌が頭に浮かびました。昭和10年、歌人、川田順は立山登山に訪れました。立山の雄々しさに数々の名歌が生まれ、歌集「鷲」は初の帝国芸術院賞を得ました。その歌集の中で特に気迫に満ちているのが立山の鷲の歌です。五色ヶ原からザラ峠にさしかかった際に現われた大鷲を詠んだ歌ですが、その歌碑が昭和18年に立山連峰を一望できる大川寺遊園地に建立されました。遊園地閉園後、歌碑は大山会館周辺に移されています。2026(令和8)年5月30日撮影、富山市新町地内
山空をひとすぢにゆく大鷲の翼の張りの澄みも澄みたる 川田順
2026年4月 資料館の春

資料館の駐車場から東側の土手に登ると野原が広がっています。そこには、早春にしか見ることのできない野草のカタクリがあります。行ってみると、鮮やかな黄緑色の葉の間から伸びた茎の先にかれんな花が咲いていました。花を見ていると勢いよく飛んできたかと思うと、すぐ見えなくなる虫がいて、目を凝らして探すと枯れ枝にとまっている茶色の蝶を発見。蝶が翅を広げた一瞬にオレンジ色と黒く丸い模様が見え、特徴から珍しいクジャク蝶だとわかりました。資料館前の桜の花には黒い翅に瑠璃色の線が特徴のルリタテハの蝶も来ていました。木々の芽吹きや春の陽気に誘われて活発に飛び交っている小さな虫たちから、春が来た喜びを味わうことができました。2026(令和8)年4月9日撮影
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