新型コロナウイルス感染症に関連した人権への配慮

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ページ番号1004612  更新日 2022年12月28日

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STOP!コロナ差別

新型コロナウイルス感染症に感染した人やその家族、医療機関の関係者に対する不当な差別や誹謗中傷、心ない書き込み等がSNS等で広がっています。

新型コロナウイルス感染症に関連して誤った情報や不確かな情報に基づく不当な差別、いじめ等の人権侵害はあってはならないことです。

誤った情報や不確かな情報に惑わされて人権侵害につながることがないよう、国や県、市が発表する正しい情報に基づき、人権意識を持って、冷静な行動をお願いします。

差別や偏見、いじめは絶対にやめましょう。

ワクチンハラスメントしていませんか?

ワクチンハラスメントとは、ワクチンを接種しない人への差別や嫌がらせの事です。ワクチンの接種は本人の意思に基づくものであり、中には病気など様々な理由でワクチンを接種できない方もおられます。こうした人に対して、ワクチン接種を強要したり、不利益を与えたりすることは、ワクチンハラスメントになります。

次のようなセリフが差別や嫌がらせにつながります。

  • 接種の同調や強制
    「ワクチン接種をしないとダメだよ!」
  • 職場での不利益な取り扱い
    「ワクチン接種をしないと給料を減らします。」
  • 接種しない理由をしつこく聞く
    「何で打たないの?」
  • 学校の教室や職場でワクチン接種の有無について挙手させる
    「ワクチン接種した人は手をあげてください。」

全国的にワクチン接種が進む中で、ワクチン接種に関する言動が思わぬ人権侵害につながることもあります。正しい知識と思いやりの気持ちを持ってワクチンハラスメントを防ぎましょう。

マスクを着けることが困難な方への配慮をお願いします。

感染防止対策として、マスクを着けることが求められていますが、マスクを着けたくても、発達障害、感覚過敏、脳の障害、皮膚の病気、呼吸器の病気など、様々な事情により着けることが困難な方がいます。また、そのご家族などの支援者もマスクを着けることが難しい場合があります。

様々な事情

  • 触覚や嗅覚などの感覚過敏、皮膚炎や呼吸器の病気などにより、マスクを着けると肌に痛みを感じたり、気分が悪くなったりする。
  • 聴覚に障害があり、家族や支援者などがマスクを着けていると、その表情が見えずコミュニケーションが取れない。

社会全体の理解が必要です

多くの人がマスクを着けて生活している中で、マスクを着けていない人を見ると、感染拡大への不安から、「なぜ着けていないのか。」と非難したくなる気持ちが生まれるかもしれません。
マスクを着けていない人を見かけたときは、着けることができない理由があるのかもしれないと想像してみてください。不当な差別や偏見につながることがないよう、冷静な対応と行動をお願いします。

「ヘルプマーク」が相互理解の助けになります!

イラスト:ヘルプマーク


外見からは分かりづらい障害があり、援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を希望することを示すヘルプマークを知っていますか?
富山市では、ストラップでかばん等に付けて使用できるヘルプマークを無償で配布しています。附属のシールに「○○○によりマスクをつけられません」と記載することにより、マスクの着用が困難な方もヘルプマークを使って意思表示をすることができます
富山市では、下記のとおりヘルプマークを配布しています。

(1)配付場所

  • 障害福祉課
  • 各行政サービスセンター地域福祉課
  • 保健所保健予防課
  • 各保健福祉センター
  • こども健康課

(2)配付条件

ご希望の方に無償で、お一人につき1個配付します。ヘルプマークの利用にあたっては、以下の点にご留意ください。

  • ヘルプマークの転売など、不正な流用をしないでください。
  • ヘルプマークが不要になった場合は、上記の配付場所にご返却をお願いします。
  • 配付にあたり、障害者手帳、身分証明書等の提示、申請書等の提出は不要です。
  • ご家族や支援者等の代理人による受取も可能です。
  • 郵送による配付は行いません

詳細は「ヘルプマーク」のページをご覧ください。

参考リンク

誹謗中傷などでお困りの時は、一人で悩まず、ご相談ください

法務省の人権擁護機関において、新型コロナウイルス感染症に関係した不当な差別やいじめ等の人権問題について相談を受け付けています。

インターネット上で人権を侵害されたときは

インターネットなどの掲示板等でプライバシーの侵害や差別的な書き込み等の人権侵害の被害に遭われた方は、プロバイダやサーバの管理・運営者などに対し、発信者の情報の開示を請求したり、書き込まれた情報等の削除を依頼したりすることができます。

法務省の人権擁護機関では、プロバイダ等への人権侵害情報の削除依頼の方法や、発信者情報の開示請求についての助言等を行っています。

また、ご自身で削除を依頼することが困難な場合や削除依頼を行ってもプロバイダ等が応じない場合は、法務省の人権擁護機関が当該書き込みの違法性などを確認した上で、プロバイダ等に削除の要請を行いますので、ご相談ください。

新型コロナウイルス感染症に関する情報

新型コロナウイルス感染症についての知識や情報を積極的に入手し、正しい判断や行動を心がけましょう。

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。