地震時の行動
大地震では体の自由がきかない
震度6以上の揺れになると、自由に行動できません。それどころか、動き回る家具などを避けるのも困難になります。
まず、身の安全を確保し、「火の始末」という次の行動を意識に刻んで揺れがおさまるのを待ちましょう。
家にいるとき
身の安全を守る
- 「火を消せ」と言いながら、素早くテーブルや机の下などに入るか、安全な位置に移動して身を守る。
- 乳児の安全をとっさに守る。
「火を消せ」と大声を出す
- 家族の誰もが「火を消せ」と大きな声で互いに呼びかける。
- そうすることで、落ち着きを取り戻し次の行動の目標ができる。
- 大揺れがおさまってきたらすぐに、火の始末や安全の確認の行動を起こす。
玄関のドアを開け放つ
- マンションなどの中高層住宅では、揺れを感じたら素早くドアを開け放つ。
- 余震などに備えて、ドアを開け放ったままにする。
安全の確認をする
- 火の元をすべて点検する。
- ガス漏れなどないか確認をする。ガス漏れがあれば、火の使用禁止を徹底する。
安全を確認して避難
瓦の落下やブロック塀の倒壊などの危険に注意して避難する。
余震に備える
- 一室を安全地帯にして、全員そこで寝起きする。
- ブロック塀や門柱の倒壊、がけや土手の崩落などに警戒して近寄らない。
近所との協力
- 火事の時は大声で知らせる。
- ガス漏れは、素早く近所に知らせる。
- 高齢者などの要配慮者の安全を確認し、安全確保の協力や手助けをする。
- 正しい情報を確認しあい、浮き足立った行動をおさえる。
避難方法
地震により避難が必要と判断した場合は
自宅→一時避難場所→指定避難場所
外出中のとき
屋外にいるとき
- 頭を持ち物などで守る。
- その場にしゃがまない。安全と思われる場所へすばやく移動する。
デパートやスーパーにいたら
- 陳列ケースや棚からとっさに離れる。
- 階段やエスカレーターにかけよらない。
- 係員の指示や店内放送をよく聞いてそれに従う。
エレベーターに乗っていたら
地震の大揺れを感じたら、指示ボタンを全部押す。(一番近い階に止まる)
自動車を運転しているとき
- 急ブレーキをかけない。
- 左側に寄せて停車。そのまま様子を見、ラジオで情報を聞く。
- 安全のようでも、道路状況の様子が把握できないときは、運転しない。
- 車から離れるときは、キーを入れたままにし、ドアロックもしない。
海岸にいるとき
- 津波に襲われないために、高台等に避難する。
- 平地で、適当な避難場所がないときは、大急ぎで海からできる限り離れる。
ご意見をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
防災危機管理部 防災危機管理課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2181
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。