猪谷関所館 5つのテーマ展示
祈りを彫る円空仏
円空は美濃国に生まれ、東日本を旅しながら多くの仏像や神像を彫り残した僧として知られています。丸太を鉈で割る荒々しい作品には、独自の宗教性と芸術性が感じられます。
細入地域には二十四体が見つかっています。
飛騨街道と神通峡
江戸末期の神通峡の景観立体模型は、川に沿って道が開け、人々と荷物が往来した飛騨街道と谷筋の村々の姿を再現しています。
人、ものが行き交う西猪谷関所
古来から、どの国(藩)も、隣接する国との出入りを厳しく監視しました。
そこは、関所や番所と呼ばれ、そこを通るには「過書」や「往来手形」などが必要とされ、厳しく取り締まられてきました。
川を渡る籠渡し
籠渡しは渓谷や急流をはさんだ断崖を渡る手段とされてきました。国境警備のため、橋を架けることが許されず、籠渡しが使われていました。
VR(バーチャルリアリティー)との融合により、VRゴーグルを装着すると、実際に籠に乗って川を渡っているかのような臨場感が味わえます。(2019年11月~)
荷馬車から鉄道へ猪谷駅
明治時代に入り、関所は廃止され、神岡鉱山の繁栄に伴い、人や荷物の輸送は、荷馬車から馬車軌道となり、機関車へと変遷しました。
日本海側と太平洋側を結ぶ高山本線が開通すると、猪谷駅は物流の拠点として日本の近代産業を支える役割を担ってきました。
問合せ先
猪谷関所館
- 所在地
- 〒939-2187 富山市猪谷978−4
- 電話
- 076-484-1007
- ファクス
- 076-484-1845
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