クマ対策の基本
クマによる人身被害の防止のため、次のことにご注意ください。
- 入山地域のクマの出没状況を確認し、危険な場所には近づかない。
- クマの活動が活発な朝・夕は、山中での行動は避ける。
- 鈴・笛・ラジオなど音の出るものを携帯し、クマに自分の存在を知らせる。
- クマの好物の山菜・木の実を採る際は十分に注意する。
- 悪天候の日は、クマが人の気配に気づきにくいので特に注意する。
クマの被害に遭わないために
- クマの活動が活発な夕暮れから明け方までの間は、川沿いでの畑仕事・散歩は危険です。
- 玄関や庭・床下・物置等で物音がしても、直に家から出ないで周囲を確認してください。
クマの姿や足跡・フンを見つけたら、森林政策課(富山地域)、農林事務所農地林務課(大沢野・大山・八尾・婦中・山田・細入地域)又は警察署まで連絡してください。
連絡先電話番号
- 農林事務所
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- 大沢野・大山・八尾・婦中・山田・細入地域
- 農地林務課 076-468-2171
- 夜間・休日(代表電話) 076-468-2171
- 富山市役所
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- 富山地域
- 森林政策課 076-443-2019
- 夜間・休日(代表電話) 076-431-6111
- 富山南警察署
- 076-420-0110
- 富山西警察署
- 076-466-0110
- 富山中央警察署
- 076-444-0110
- 富山県自然保護課
- 076-444-3397
クマの痕跡写真
春(5月)の糞。山菜を多く食べているため、黒色のものが多い。軟らかいものが多く形状が崩れている。直径15cmから20cmくらいの塊になる。
秋(9月)の糞。木の実(ミズキ)を食べていたもので、種がみられる。直径5から6cm位の円柱状
左後足。鋭い爪跡の後ろに大きな肉球の跡がつく。幅10cm程度、長さ20cm弱。痕跡のある地面の状態によって痕跡が不明瞭であったり、一部しかつかないので注意。
スギやヒノキの樹皮を齧ったあと。歯で齧るためえぐったような跡がつく
木に残った爪跡。木に登る際などにつくことが多い。
クマやクマの痕跡等が発見された地域は、クマの生息域や行動域に応じて3つのエリアに区分しています。
生息保護地域(ゾーン1)
人間活動がほとんどなく、クマが生息する地域。
自然林が多く残っているなどツキノワグマの主要な生息地として適した地域が該当する。
保護調整地域(ゾーン2)
人間活動が行われ、ツキノワグマも生息している地域。
落葉広葉樹二次林や人工林及び里山地域などが該当する。
被害防止地域(ゾーン3)
人間活動が活発で、ツキノワグマが本来生息していない地域。
集落や集落周辺地域の耕作地などが該当する。
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このページに関するお問い合わせ
農林水産部 森林政策課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2019
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。