消防団員の1年(主な活動)
富山市消防出初式(1月)
消防の心意気を市民にご覧いただくための新春恒例の行事であり、富山市では正月三ヶ日を除く最初の日曜日に開催しています。
富山市役所前で約1,500名(内、消防団員約1,200名)の参加人員と、70台の消防車両で実施しており、別会場の富山港では消防艇の出初式も行われています。
新入団員研修(2月・10月)
新たに消防団員となった方を対象に、1年に2回(概ね2月・10月)新入消防団員研修を開催しています。
研修は、消防団員の身分や処遇、火災防ぎょに関する講義、訓練礼式や放水等の実技を通じて、消防団員としての基本的な知識、技能を習得することを目的としています。
中堅団員研修(2月)
入団10年程度の中堅団員を対象とした中堅団員研修を開催しています。
研修内容は毎年テーマを変えて行っていますが、これまでに消防団活動における安全管理や消防車両の運行に関する交通法規、消防団員の服務等の研修を行っています。
春の火災予防運動(3月)
この時季は、空気が乾燥し火災が発生しやすく、ひとたび火災が発生すると延焼拡大の危険が高いことから、3月20日から26日まで「春の火災予防運動」を実施しています。
期間中は市内各地での総合訓練や防火に関する催しが行われ、消防団員は消火、救急等の訓練や、女性団員は寸劇等の火災予防広報に活躍しています。
水防訓練(6月)
梅雨や集中豪雨などによる水害の発生しやすい時季を迎えることから、神通川、常願寺川を隔年で訓練現場とした水防訓練を行っています。
木流しや蛇かご、川倉などの各種水防工法を、消防団員が一致団結して行っています。
消防団操法大会(6月から7月)
消防機械器具取り扱いの習熟と火災防ぎょ技術の向上、消防団員の士気の高揚を目的として、毎年消防操法大会が開催されています。6月下旬に開催される各方面団大会を勝ち抜いた分団が日頃の練習の成果を発揮し、7月中旬の富山市大会に挑みます。市大会で上位入賞した分団は同月開催の富山県大会に出場、県大会で優勝した分団は、全国大会開催種目であれば県団表として出場します。
平成22年度の富山県大会ではポンプ車の部で富山市から出場の草島分団が優勝し、富山県代表として全国大会に出場しました。結果は、優良賞と優秀な成績を収めました。
越中おわら風の盆警備(9月)
全国的にも有名となった「おわら風の盆」が毎年9月1日から3日にかけて富山市八尾町で行われ、哀調のある胡弓の音色と情緒あるおどりを見に、全国各地からたくさんの観光客が訪れます。
消防団員は、開催期間中の災害に敏速に対応できるよう、夜遅くまで警備を行っています。
市総合防災訓練(9月)
9月1日は大正12年に発生した関東大震災に因んで制定された「防災の日」です。
毎年この時期に、災害への備えを怠らないよう、住民と行政が一体となって大規模な訓練を実施しています。
消防団員は、消火はもとより救助や救急の訓練を行い、災害対応能力を身につけています。
秋の火災予防週間(11月)
秋も深まり寒くなると、各家庭ではストーブなどの暖房器具を使用し始めます。火を取り扱う機会が増えるこの時季を捉え、11月9日から15日まで「秋の火災予防運動」を実施しています。
期間中は市内各地での総合訓練や防火に関する催しが行われ、消防団員は消火、救急等の訓練や、女性団員は寸劇等の火災予防広報に活躍しています。
歳末警戒(12月)
年末、火災の発生しやすい時季を迎えることから、12月21日から31日にかけて歳末警戒を実施しています。
安心して新年を迎えられるよう、消防団員は市民のみなさんに火災予防を呼びかけながら、年明け間際まで活動しています。
その他
消防団員の1年は訓練や災害活動ばかりではなく、団員の親睦を図ったり団員の家族の慰安会を行ったりと、楽しく活動できるような環境づくりも行っています。
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