平成17年国勢調査

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ページ番号1002226  更新日 2023年2月13日

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平成17年国勢調査結果報告

平成17年国勢調査へのご協力ありがとうございました。
このほど、集計結果がまとまりましたので、ご報告いたします。

利用上の注意

1.調査の沿革

国勢調査は、我が国の人口の状況を明らかにするため、大正9年以来ほぼ5年ごとに行われており、平成17年国勢調査はその18回目にあたります。調査結果は、衆議院の議員定数の決定基準や地方交付税の算定基準など、各種の法令でその利用が定められているほか、各種総合計画など、国・地方公共団体における行政施策の資料として利用されます。また、人口分析や将来予測等の資料として、大学、研究機関などでも広く利用されています。

2.調査の時期

平成17年国勢調査は、平成17年10月1日午前零時現在によって行われました。

3.調査の対象

我が国に居住するすべての人を対象としています。

4.統計表中の記号

「0.0」は表章単位に満たない場合、「-」は該当数値がない場合を示します。

1.富山市の人口と世帯

平成17年国勢調査によると、富山市の人口は421,239人(男 204,407人、女 216,832人)となり、前回調査(平成12年実施)の現在市域における調査結果の420,804人と比べて435人(増加率0.1%)とわずかながらの増加となりました。
地域別にみると、富山地域が325,347人(-353人)、大沢野地域が22,631人(-11人)、大山地域が11,355人(-297人)、八尾地域が21,811人(-511人)、山田地域が1,962人(-75人)、細入地域が1,685人(-238人)と概ね減少傾向にある中で、婦中地域においては36,448人と1,920人の増加となっています。

人口数が前回比でほぼ横ばいとなった一方で、世帯数は151,727世帯となり、前回調査結果の145,821世帯と比べて5,906世帯(増加率4.1%)の増加となりました。
地域別にみると、富山地域が122,632世帯(+4,562世帯)、大沢野地域が7,038世帯(+221世帯)、大山地域が3,635世帯(+2世帯)、八尾地域が6,506世帯(+49世帯)、婦中地域が10,888世帯(+1,128世帯)、山田地域が459世帯(-2世帯)、細入地域が569世帯(-54世帯)となっており、市街地やその周辺地域では世帯数が増加傾向にあり、山あいの地域では減少傾向にあることが分かります。

写真:富山市の人口と世帯の表

2.人口の推移

大正9年の調査開始以来、富山市の人口は増加を続けており、平成17年国勢調査結果によると、過去最高の人口を記録することとなりました。
しかしながら、富山市の人口の大部分を占める富山地域では、今回の調査で初めて人口が減少に転じ、また、各地域で人口増加率が年々減少していることなどを考慮すると、今後の富山市の人口は減少に転じていくことが予想されます。

グラフ:人口数と人口増加率の推移 現在市域
グラフ 2-1
グラフ:人口数と人口増加率の推移 旧富山市
グラフ 2-2

3.世帯数と1世帯あたり人員数の推移

停滞傾向にある人口とは対照的に、世帯数は伸びをみせています。平成17年国勢調査結果によると、人口と同じく世帯数も過去最高の数値を記録しています。
人口が前回結果からほぼ横ばいの状態であった一方で、世帯数が伸びをみせた要因としては、市街地周辺にアパート・マンションなどが多数新築された結果、単身世帯や核家族世帯が増加したことが影響していると考えられます。
これは年々増加する世帯数にほぼ反比例するかたちで1世帯あたりの人員数が減少していることからもうかがえます。
これらのことから、今後は単身世帯や核家族世帯がますます増加し、世帯規模はさらに縮小していくことが予想されます。

グラフ:世帯数及び1世帯当たり人員の推移 現在市域
グラフ 3-1
グラフ:世帯数及び1世帯当たり人員の推移旧富山市
グラフ 3-2

4.人口密度

近年の人口の停滞傾向を反映して、人口密度もここ10年間はほぼ横ばいの状態です。
富山市の人口の大部分を占める富山地域においても状況は同じですが、一方で、婦中地域においては、他の地域に比べ、近年の人口密度の増加が顕著になっています。
これは人口が飽和状態にある富山地域のベッドタウン化が進んだことや大型ショッピングセンターの進出を要因として、多くの人口が婦中地域に流入したことによると考えられます。

グラフ:人口密度の推移
グラフ 4-1

5.地区別人口・世帯数とその増減数・増加率及び1世帯あたり人員数

平成17年国勢調査結果と前回調査の結果による各地区別の増加率をみると、富山市において、中心部の人口が減少し郊外に流出する、いわゆる「ドーナツ化現象」が進んでいることがわかります。
また、ドーナツ化により形成されたニュータウンに、それよりさらに郊外の人口が流入している様子もうかがえます。

人口増加数上位5地区

  1. 速星(婦中地域)1,029人
  2. 新保(富山地域)837人
  3. 鵜坂(婦中地域)805人
  4. 山室中部(富山地域)776人
  5. 熊野(富山地域)638人

人口増加率上位5地区

  1. 上条(富山地域)40.7%
  2. 新保(富山地域)20.3%
  3. 速星(婦中地域)12.1%
  4. 鵜坂(婦中地域)10.6%
  5. 熊野(富山地域)9.1%

人口増加数下位5地区

  1. 岩瀬(富山地域)-547人
  2. 水橋中部(富山地域)-457人
  3. 奥田(富山地域)-453人
  4. 清水町(富山地域)-403人
  5. 奥田北(富山地域)-392人

人口増加率下位5地区

  1. 大長谷(八尾地域)-38.8%
  2. 南部(細入地域)-20.4%
  3. 大山(大山地域)-18.1%
  4. 八人町(富山地域)-15.9%
  5. 卯花(八尾地域)-15.4%

※平成12年国勢調査における、富山地域の西田地方、堀川、蜷川の3地区は、平成17年国勢調査からそれぞれの地区の一部が光陽地区として集計されており、増減数、増加率が著しく減少する結果となっています。そのため、このランキングに当該3地区は含んでおりませんのでご注意ください。

6.小地域集計結果

地区別の集計結果につきましては、以下のとおりです。
集計境界は国勢調査の集計単位区に基づいて集計しており、一部実際の町内会長等の区切りと異なる場合があります。

人口、世帯

住宅

家族類型、高齢者等

労働力状態

職業

従業地・通学地


イラスト:センサスくん
国勢調査マスコット

イラスト:国勢調査ロゴマーク

 

 


 

お問い合わせ先

 企画調整課 統計調査係

 電話番号 076-443-2011

 

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〒930-8510 富山市新桜町7番38号
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