富山市総合計画前期基本計画

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ページ番号1002436  更新日 2023年1月12日

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富山市総合計画前期基本計画(案)についてのご意見と富山市の考え方

富山市総合計画前期基本計画(案)について、パブリックコメントを実施いたしました結果、次のとおりご意見が寄せられましたので、それに対する市の考え方と併せて公表いたします。

意見募集期間

平成18年10月24日(火曜日)から11月20日(月曜日)

意見数

37件

前期基本計画(案)

項目

ご意見

市の考え方

(総論)第7章土地利用の方針 コンパクトシティ政策には、「まちの楽しみ」を誘発するような施策を望む。
西町・総曲輪などの中心市街地に文化、滞在できる施設・店舗ができるようなグランドデザインの提案を望む。
都市の求心力の図(29頁)について、「求心性の発揮」という表現より「まちの魅力」とか「都心に必要なもの」などの表現のほうが相応しいように思う。
29頁の下段の「求心性の発揮」を「賑わい拠点の創出」に改め、その本文を次のように改めます。
「人が集い、社会的、文化的活動が活発に行われ、都市生活の中心となるとともに、市全体がより活力ある地域経済社会を確立していく拠点として、魅力と活力を創出する市の「顔」にふさわしい都心を形成する。」
第8章市民の視点に立った計画の推進 PDCA(PLAN、DO、CHECK、ACTION)を取り上げたことについては大変評価できる。それを更に、今計画の中に反映していくことを望む。 計画期間中において達成度をチェックするとともに、その評価に基づき事業内容や目標値を見直し、さらなる施策の推進に取り組んでいきたいと考えております。
(各論)
1.人が輝き安心して暮らせるまち
政策1
すべての世代が学び豊かな心を育むまちづくり
(施策1)子育て環境の充実
子育て環境の充実の項に「児童相談所の設置」を入れてはどうか。 当面は、児童相談に関する職員の人材育成・確保を図ることに重点を置くこととしており、既に市内に県の児童相談所が設置されていることからも、現段階では、市の児童相談所の設置は考えておりませんが、今後のご意見として承ります。
(各論)
1.人が輝き安心して暮らせるまち
政策1
すべての世代が学び豊かな心を育むまちづくり
(施策1)子育て環境の充実
児童虐待防止連絡協議会、要保護児童対策地域協議会の設置も顔合わせの会議ではなく、関連する実務者が連携をとって支援できる体制を作られたい。 児童虐待防止連絡協議会は、関係機関で組織し、基本的な連携のあり方などを協議するものであり、個別に対応が必要な事項につきましては、関係機関の実務者による会議を開催し、情報交換や支援内容の協議等を行うなど、児童支援体制の充実を図っております。
(施策2)学校教育の充実 学校教育の充実の指標として、「不登校児童・生徒の割合」を設定しないでもらいたい。いじめや不登校の件数を数値目標に入れることが、隠蔽や対応の遅れにつながると思われる。 不登校の指標については、欠席の状態(原因も含めて)を的確に分析し、各学校が全体と個々への指導を一層充実するための指標として用いており、隠蔽や対応の遅れにはつながらないと考えております。
(施策3)高等教育の推進 富山市の高等教育機関に、全国的に誇れる専門職人の養成機関である富山国際職藝学院を入れてはどうか。 富山国際職藝学院は、ご意見のとおり優れた専門職人の養成機関であると考えておりますが、市内には他にも多くの専門学校などがあり、この項では、主に大学等と市立の教育機関について記述をしたものであります。
政策2
いきいきと働き豊かに暮らすまちづくり
(施策1)個性や能力を生かした多様な雇用機会の創出
有効求人倍率は1倍を超えて、数字上は求人数が多いという事になっているが、現実は求職側と求人側の「ミスマッチ」が多い。また、未だに学歴偏重が企業側にあり、中途採用でも経験や能力を見る前に学歴だけでフィルターにかけ、ふるい落としているのが実態である。多様な雇用機会の創出は採用する企業側が変革を起こさないと実現は難しいと思われる。 国では、「公正な採用選考」の実施に関して、求人企業・団体に対する要請、意識啓発を行っており、本市としましても、市内事業所への訪問や経済団体等への要請を実施し、雇用の機会均等の確保に努めております。
政策3
健康で健全に暮らす元気なまちづくり
(施策2)健康づくり活動の充実
「健康であると感じる市民の割合」とあるが、「~と感じる」ということを目標にすることは、アンケートのとり方で、結果が左右される不確かなものだと思われる。 健康づくりに関する市民意識調査は、現在及び将来の健康づくりについての意見・要望を把握するための調査であり、「健康であると感じる市民の割合」については、病気の有無ではなく、市民が感じる健康観を測る指標として、昭和60年度から同じ質問項目を経年的に調査しており、今後も使用していきたいと考えております。
政策3
健康で健全に暮らす元気なまちづくり
(施策2)健康づくり活動の充実
年々「心の病」を患う人が増えている現実をふまえて、保健所が行っている相談などの回数を増やし、また富山地域以外では最低2ヶ月に1回の開催、富山地域でも保健所以外に各保健センターで実施することも必要である。また、県心の健康センターとも連携することも重要である。 心の相談は、未だに身近な施設では受けにくいという意識があることから、現状では精神科医師による相談の拡充は、考えておりませんが、各保健福祉センターにおきましては、随時、保健師や精神保健福祉相談員による相談を行っております。
また、県心の健康センターとの連携も重要であると考えております。
(施策3)介護予防活動の充実 パワーリハビリのために、機械を買うことにお金を使うより、機械を使わずにできるリハビリに予算をつけて欲しい。同じ予算で、利用できる人数に、大きな差がでると思われる。(機械利用は、利用人数が限定される)。 パワーリハビリテーション事業は、要介護状態の改善に高い効果があるだけでなく、日常生活上の活動意欲や積極性の向上にもつながっており、引き続き事業の拡充を図りたいと考えております。
また今後は、介護予防拠点整備事業等の促進により、身近な日常生活圏域における機器なしでの筋力向上トレーニングや口腔ケア、低栄養改善などの多様な介護予防サービスの提供にも努めてまいります。
政策5
共に生き共に支えるふれあいのまちづくり
(施策2)コミュニティの再生
町内会などの事業に参加しているなどという話はほとんど聞かない。町内会レベルで見ると崩壊しているという認識でいる。ほとんどの人が「交流をしたくない」という意思でいるのだろうか。地区センターが作ったボランティア組織および富山市ボランティアセンターに登録しているが、需要がない分野なのか今までに要請があったことは全くない。 ご意見として承ります。
(施策3)家庭・地域における教育力の向上 施策の方向として「家庭・学校・地域との連携」が挙げられているが、どうしても地域との連携となると保護者のつながりになってしまう。校区内の他の人が関わろうとすると「何者だ」という感じで見られてしまう。まずはそういう偏見の目で見ることをやめることから連携が始まるのではないだろうか。 国内において、近年、児童生徒に対する痛ましい事件等が発生していることなどから、残念ながら、教育の現場においては慎重な対応をとらざるを得ない場合もあるものと考えております。
しかし、本来、家庭・学校・地域は、相互に信頼しあえる関係であるべきであり、行政も含め、社会全体の中で、互いを尊重しながら信頼を築いていかなければならないものと考えております。
2.すべてにやさしい安全なまち
政策1
安全に暮らせる社会の実現
(施策1)災害に強いまちづくり
災害弱者と呼ばれる人達の救出体制をどのように整えていくのかの具体的記述がない。他県などでは、地域の一人ひとりの救出プランを策定しているところもあると聞くが、現状と課題、具体的な目標を明らかに定めておくべきと考える。 災害時要援護者の対応につきましては重要な課題であると認識しており、個人情報の保護等にも配慮しながら、地域防災計画や国民保護計画等の中で、現状と課題を整理するとともに、支援プランの策定を検討していきたいと考えております。
(施策2)雪に強いまちづくり 奥まった市道は路上駐車のため除雪車が入れない所がある。町内会(自治会)単位で小型の除雪機を貸与しているが、絶対数が足りないと考える。また、排雪場所がないのも市街地での課題であろう。排雪用の地下水路などが整えられていれば、もっと排雪が容易になると考える。 小型除雪機の貸与については、希望する町内会全てに貸与することとしております。
排雪用の水路(流雪溝)につきましては、水路から水があふれる二次被害も懸念されることから、設置について検討してまいります。
(施策4)交通安全対策の充実 富山駅南北や中心商店街などでの路上での駐輪問題、路上駐輪禁止区域にもかかわらず減らない。その原因をリサーチしているのか。駐輪場の立地の問題もあるのでないだろうか。 放置自転車問題は利用者のモラルにかかる部分が大きいことから、引き続き、モラルの向上を呼びかけるとともに、放置自転車の撤去や指導を行ってまいります。
(施策5)防犯・防災体制の充実 自主防犯組織はいいが、監視にならないようにされたい。子どもだけでなく、大人も含めて、行動を規制するような防犯組織にならないように、気をつけていただきたい。 自主防犯組織は、地域住民の連帯感を高め、安全で安心なまちづくりをするために効果的な方法であると考えており、自主防犯組織の運営上の留意すべきご意見として啓発していきたいと考えております。
政策2
人と自然にやさしい安全・安心なまちづくり
(施策1)安全で快適なまちづくり
地下水は家庭以外でも事業所や道路消雪に使われるため減少傾向にあるのは従前から把握されていることである。例えば、道路消雪で使った地下水は公共ますに入り、下水として処理されている。これを歩道や車道に水を浸透するタイプの舗装に変えて、降った雨や消雪で使った地下水を地中に返すことも可能なのではないか。 地下水保全の取り組みとしては、道路側溝の再整備にあわせて、雨水が集まる集水桝を透水性のあるタイプに取替え地下への還元に努めており、また、消雪の水源についても、河川水等を使用したり、無散水消雪や交互散水方式により、水量の抑制に努めてまいります。
今後ともこのような取り組みを拡充し、地下水の保全に努めてまいります。なお、透水性舗装については、維持管理費用が高額なため、施工自体が少なくなってきております。
政策3
地球にやさしい環境づくり
(施策1)循環型まちづくりの基盤整備
リサイクルの推進だけでなく、リサイクルされた製品の利用の推進を入れてはどうか。 リサイクルを推進するためには、リサイクル製品の利用が推進されることも重要なことであり、ご意見については、「再生資源の利用促進」の部分(109頁)で記載しております。
政策3
地球にやさしい環境づくり
(施策1)循環型まちづくりの基盤整備
ペットボトルの回収を通常の資源ごみ回収同様に行なうことはできないだろうか。この先老齢人口が増えていき、回収拠点まで持っていけない人も出てくるであろう。回収率・リサイクル率を上げるには販売事業者側も考慮すべき点があると感じる。 ペットボトルの回収については、効率性の観点から、スーパーなどの協力を得て、拠点回収(一部地域を除く)を行っておりますが、今後、高齢化社会への対応も考慮しながら、ペットボトルに限らず、一般廃棄物収集における効率性、合理性の向上に向け、収集(回収)方法の検討が必要であると考えております。
3.都市と自然が調和した潤いが実感できるまち
政策1
都市と自然が共生する賑わいとゆとりのまちづくり
(施策1)賑わいと交流の都市空間の整備・充実
富山地域の中心に松川および、いたち川という二つの川が街なかを流れている。両河川ともお世辞にも「きれいな川」とは言いがたい。生活廃水が流れ込んでいるせいなのだろうか、なんだか水が澱んでいる。底まで透き通るきれいな川に再生してもらいたい。 まちづくりの目標3..「都市と自然が調和した潤いが実感できるまち」に関する施策の方向のうち、125頁の「(4)やすらぎ空間の創生」の中で「松川・いたち川の活用に向けた環境整備を推進します。」としており、今後、整備に努めていきたいと考えております。
(施策3)ふるさと景観の保全・形成 富山市の「立山あおぐ特等席」の景観を守り、立山が仰ぎみられるよう、高層ビル・マンション建設を制限してもらいたい。 建築物の高さ規制については、地域住民が主体となって地区計画や建築協定を活用するのが望ましいと考えており、それらに加え、「景観地区」「風致地区」「高度地区」などで高さを規制することについては、適用の必要性や可能性、影響について検討しております。
なお、130頁の〇市民に期待する役割として、「*事業者は、景観に関する法令を遵守し、地域の構成員として、景観の保全に努める。」を追加することとしております。
(施策4)ゆとりが感じられる都市生活基盤の整備 施策の方向として「多様な市民ニーズに対応した市営住宅の整備」が挙げられているが、老朽化した市営住宅の建て替えにPFIを用いることはもちろん、周囲に溶け込むような住宅でなくてはならない。
また、「民間賃貸住宅の借り上げによる市営住宅」という方向も示されているが、これは入居する側にとっては非常に不便に感じるであろう。「借り上げ」ということは「満期」があるということで、その時点で退去しなくてはならないからである。近年、持ち家ではなく公営住宅を「終の棲家」とする人も多いので、この部分は熟慮する必要があると考える。
「市営住宅の整備」については、133頁に記載しているとおり、PFIを含めた民間活力を活用する等の手法の検討を行うとともに、周辺環境に配慮した住宅づくりに努めてまいります。
「民間賃貸住宅の借り上げ」については、市営住宅を終の棲家と考える方もいる一方、本来の利用形態である一時的な利用をするという方も存在すること、また、将来の世帯数の予測等をふまえたうえで、直接建設や借上げ方式等の住宅供給手法を検討してまいります。
政策3
コンパクトなまちづくり
(施策1)歩いて暮らせるまちづくりの推進
既に富山地方鉄道・市内軌道線の環状化計画で大手モール経由という形でまとまっているようだが、このルートは無理があるように感じる。確かに人の流れを考えると、このルートだと乗客は多くなるだろうが、運行的には非常に厳しいと考えている。同社線で最もカーブがきつい丸の内交差点クラスのカーブを大手モールの両端に設けることになるだろうし、大手モール自身が直線ではなく緩やかにカーブしているので、この部分をどうクリアするかが課題である。 市内電車の環状線化のルートにつきましては、「富山市内電車・環状線化計画検討委員会」で検討した結果を踏まえ、国際会議場や市民プラザ前を通るルートが都心の活性化にとって最も効果があると判断したものであります。
なお、カーブにつきましては、軌道法上は半径11mまで可能とされていることから、問題はないと考えておりますが、今後とも安全面等にも留意しながら検討していきたいと考えております。

政策3
コンパクトなまちづくり
(施策1)歩いて暮らせるまちづくりの推進

市民プラザ前を通る計画のライトレールが、その地域にとってどういうメリットがあるのか、どういう経緯で決まったのかを分かりやすく示して欲しい。 市内電車の環状線化のルートにつきましては、「富山市内電車・環状線化計画検討委員会」で検討した結果を踏まえ、国際会議場や市民プラザ前を通るルートが都心の活性化にとって最も効果があると判断したものであります。
なお、カーブにつきましては、軌道法上は半径11mまで可能とされていることから、問題はないと考えておりますが、今後とも安全面等にも留意しながら検討していきたいと考えております。
(施策2)まちなか居住の推進 現在進められている再開発事業では住居部分はすべて「分譲マンション」となっている。まちなか居住人口を増やすには、分譲住宅だけではなく、民間の賃貸物件や公営住宅が求められるだろう。統合後の小学校跡地を活用して地区コミュニティ施設を併設した公営住宅を建設するのが理想的ではないかと感じる。
また、生活環境整備としては総合スーパーを誘致するのが最も有力ではないだろうか。既に中央通りでは再開発事業で総合スーパーを誘致しようと動き出し始めたようであるし、民間物件ではあるが、西武百貨店跡の空ビルもあるので、こういう場所に総合スーパーを誘致するのも一つの案であると思う。
145頁の〇施策の方向にも記載しているとおり、まちなか居住の推進に向け、住宅供給や暮らしの利便性向上のための商店誘致などを推進することとしており、今後の各種施策の実施にあたってのご意見として承ります。
(施策3)地域の生活拠点地区の整備 市街地の拡散について、何故、保健所をあのような場所に建設したのか。確かに以前の丸の内では手狭なのは解っていたが、「串一本」で済めばいいが、ほとんどの場合は中心部で乗換えをしなければならない状態である。しかも中心部から保健所最寄りのバス停までの運賃はかなり高い。 県の施設であった保健所の移転改築計画を、中核市への移行に伴い旧富山市が引き継いだことから、現在の場所となったものですが、今後の都市整備の方向としては、市街地の拡散傾向を抑制するとともに、既成市街地への都市機能の充実を図ろうとしており、公共施設の配置にあたってもその観点から検討することになると考えております。なお、できるだけ市民のみなさんにご不便をおかけすることのないよう、旧富山市におきましては、中央及び北保健福祉センターを設置してきたところであり、また、合併後におきましては、全地域をカバーできるよう保健福祉センターを配置しております。
(施策3)地域の生活拠点地区の整備 7つの地域すべてに観光・レジャーの施設が配置されているのは大変良いことだと思うが、例えばこれらの地域でイベントを開催したときに、いわゆる「交通弱者」は見に行きたくても行けないというのが現状である。特に富山地域から山田地域・大山地域・細入地域などが困難な状況である。ここで重要になるのが「公共交通」ではないだろうか。 地域間のアクセス性の向上、回遊のためのネットワーク整備、IT機能を活用した情報提供など、公共交通のハード、ソフト両面の整備が必要であると考えております。
このことから、まちづくりの目標3..「都市と自然が調和した潤いが実感できるまち」の政策4「生活拠点をつなぐ交通体系の充実」で、(施策1)「公共交通の利用促進」、(施策2)「拠点を結ぶ交通体系の再構築」、(施策3)「地域を結び生活を支える道路網の整備」について記載しております。
(施策3)地域の生活拠点地区の整備 公共交通の利用を促すには市民は勿論、交通事業者もそれに応えられるようにしなくてはならない。また「行きたい場所に公共交通がない」というのが現実である。あったとしても相当高い運賃で、一日数本しか走っていないという状態である。バス路線は衰退する一方である。事業者は完全に悪循環に陥っている。その悪循環をどこで断ち切ることができるかが最重要課題であると考える。 コンパクトなまちづくりを推進するため、鉄軌道をはじめとする幹線公共交通のさらなる利便性向上とともに、生活路線バスの維持や地域主体のバス運行への支援、また、過疎や高齢化が進行している山間部等でのコミュニティバスの運行等により、公共交通の確保と利用促進に努めてまいりたいと考えております。
5.新しい富山を創る協働のまち
政策1
いきいきと輝く市民が主役の実現
(施策1)一人ひとりが尊重される平和な社会づくり
ドメスティックバイオレンス被害者支援を被害者の自立支援も含めて、施策に入れてもらいたい。 人権尊重に関する重要な課題ですので、「5.新しい富山を創る協働のまち」の政策1(施策1)の◎現状と課題の1段落目を次のように改めます。
「一人ひとりが個性と能力を発揮できる基盤づくりのため、あらゆる場面で、互いに認め合い人権を尊重して生きていく社会を築いていく必要があります。とりわけ、夫婦間の暴力や子ども・高齢者に対する虐待などの家庭内暴力などが顕在化しており、その対応が必要となっています。」
また、◎施策の方向の(2)の2段落目の「また、犯罪による」を「また、犯罪や虐待などによる」に変更いたします。
(施策2)市民主体のまちづくり 市政と協働をぜひ行なってみたいと強く思っている。市民と協働するには市側も受け答えなどがキチンとできるようにする必要があると思う。 平成18年度より、行政との協働事業の推進を図るため市民団体等を対象に、「公募提案型協働事業」を実施しております。今後もこの事業を積極的に推進してまいりますので、是非ご応募いただきますようお願いします。また、同時に市職員の意識啓発も一層図っていきたいと考えております。
(施策3)男女共同参画の推進 すべての施策に男女共同参画の視点を入れてもらいたい。 すべての施策が男女共同参画の視点に配慮されるべきであると考えており、207頁に男女共同参画の推進についての施策の方向として、「社会制度や慣習を見直す意識啓発」や「男女共同参画の環境整備」、「女性の多様な能力の活用」について記載しております。
その他 都市間競争への対策として、富山市の特色を強く打ち出し、市全体のグランドデザインを構築して、市民に分かりやすく示してほしいと思います。現在示されているこの総合計画からは、これからの富山市のめざす姿が見えにくい。 このたびの総合計画の策定にあたっては、『人・まち・自然が調和する活力都市とやま』を目指す都市像として掲げ、「安心」、「安全」、「潤い」、「活力」、「協働」の5つをキーワードとしてまちづくりの目標を設定し、その下に体系的に施策及び総合計画事業を位置付けております。
その他 目標数値が示されているものの中に、相応しくないものがある。例えば、いじめ、交通事故発生件数、病気など本来はゼロをめざすものだと思う。また全ての目標数値に、数値の根拠を示したほうが良いと思う。 本来ゼロにすることが望ましい項目であっても、現実にそれが難しいものにあって、ゼロに近づけるための目標を定めることは意味があると考えます。また、それぞれの目標数値について設定の考え方を示すことにいたします。
その他 富山市が考える「市民との協働」がわかりにくいように思う。市民がどこまで担い、行政が何を担うか、何を協働していくか、気をつけることは何なのかというような、市民と行政の協働の仕組みを明確にしてはどうか。また、市民に期待する役割のところでは、どこまで担うかというルールを決めたほうが良い。 市民に期待する役割につきましては、できるだけ具体的な表現に改めることとしておりますが、そのルール化につきましては、それぞれの取り組みごとに相互に連携を図る中で決めていくこととなるものと考えております。
その他 事象を細分化し各部会でそれぞれに検討されていると聞く。これからは、統括する部署が、例えばシステム思考(※1)の考えで、全体を検証し、効果が大きいと思われる重点政策(レバレッジポイント)を決めてはどうか。部会の分け方、進め方がよくわからないという意見もある。
(※1システム思考)
問題となっている対象を構造をもったシステムとして捉え、問題解決を行おうとする考え方。プロジェクト運営上の問題をシステムとして捉える。「システム思考」をすることにより、全体を複眼的な視点で見ることによって、一面的な見方を避け、安易な解法に頼ることなく、根本的な問題解決方法を導き出すことができると考えられている。
第6章において基本構想で示した12項目の主要課題に対応するために推進すべき主な施策を整理したうえで、まちづくりの目標ごとに基本計画の各論の検討を行っております。
今後、実施計画策定や予算編成の過程においては、重点分野を定め、財源の選択と集中を図ることとしております。
また、計画期間中も社会情勢や経済状況などさまざまな状況等を考慮しながら、毎年、事業や施策の効果や進捗状況などを検証するとともに、適宜見直しを行うこととしております。
その他 富山の特徴である魚を生かして集客施設を設ける。富山沖から深層水をパイプラインで総曲輪まで送り、そこに超大きな水槽を設け(大きな水族館のイメージ)シースルー歩廊を設ける。深層水はパイプラインで循環させる。魚はぶりを中心に泳がせる。次にその水槽の周囲には魚の市を設ける。そこには氷見の業者にも魚津の業者にも出店を出してもらう。場所は大和の前通りで電車通りから41号線までとし地下には大駐車場を設ける。集客は富山はもとより岐阜、高山あるいは名古屋からも来てもらう。 ご提案のような夢のある大規模な構想の実現は難しいかと思いますが、深層水を活用した民間による事業展開については今後期待いたしたいと考えております。東海北陸自動車道の全線開通により、中京方面からの移動時間が短縮され、交流人口の拡大が期待されることから、東海地区での観光宣伝や物産展、旅行エージェント訪問により本市の観光をPRし、観光客誘致を図ってまいりたいと考えております。
その他 中山間地域の問題はインフラ整備に金がかかりすぎることである。又、背景には大都市に住む団塊の世代の人たちを中心に相当の人たちが老後は田舎暮らしで田畑をやりたいと聞く。
そこで市としてその田畑を提供(無料)し、又住宅も1箇所に集中して建てる。そこにはすぐ近くに診療所、学校(分校)、コミュニティセンター、など生活に必要な施設を集中させる。耕作する田畑は少し離れた所でも良い。そうすればインフラ整備に最小限の金で済むのではないか。冬季には陸の孤島になるので集落のすぐ傍にヘリポートを設置する。(ミニコンパクトタウン)
次は大都市に向かってPRすることが大切。入居に向かっての都市の人たちが払うお金は、全国と比較して検討してはどうか。
団塊の世代などを対象に、今後グリーンツーリズムによる交流を促進し、さらには定住人口の増加につなげる施策について検討しており(140頁、176頁、193頁)その中での具体的なご提案として承ります。

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