3. 事業の特徴

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ページ番号1006362  更新日 2023年1月5日

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全国初の「上下分離方式」

富山市では、路面電車事業では全国初の「上下分離方式」を導入しました。
「上下分離方式」とは、公設民営の考え方に基き、行政(富山市)が「軌道整備事業者」として軌道整備及び車両の購入を行い、民間(富山地方鉄道)が「軌道運送事業者」として車両の運行を行うもので、双方の役割を明確にするとともに、連携して事業を進める手法です。

上下分離方式のメリット

軌道運送事業者
(富山地方鉄道)
施設新設による固定資産税・減価償却費の増大を避けることができる。
軌道整備事業者
(富山市)
市の目指すコンパクトなまちづくりを民間活力により推進できる。

トータルデザインによる整備

イラスト:トータルデザイン 風景づくり 軌道 街路 街並 施設 街づかい 車両

富山市では、環状線化事業の延伸区間の整備において、車両、電停、車歩道等の意匠(形状・色彩)に統一感を持たせることにより、富山都心地区の顔となる、魅力ある街路空間を創造することが重要と考えました。
このため、複数の専門家と行政スタッフによるプロジェクトチームを編成し、さらには、学識経験者や地元住民などを交えたデザイン検討委員会により全体コンセプトや基本方針の設定を行い、関連する全ての要素のデザインを構想から設計、製作、施工管理まで一貫して行いました。

デザインの詳細については、次の車両デザインで紹介します。

市民・地元企業による様々な支援

写真:プレート
記念メッセージの入ったプレート

市内電車環状線化事業では、市民により広く事業への理解を深めていただき、また事業の周知を図ることを目的として、次のような市民・地元企業による参画や支援プログラムを実施しました。

  1. 市内電車環状線化事業の施設の設置・維持のための財源として、寄付を募集。
  2. 各電停のベンチへの記念寄付を募り、寄付を頂いた方の名前及び記念メッセージを刻んだ金属プレートをベンチの上部に設置。
  3. 電車の愛称を募集。

写真:市内電車環状線電車愛称募集チラシ
電車愛称募集

募集の結果、市内外より計670件(愛称の種類は478種類)の応募があり、「発音の響き」「親しみ易さ」「意味お面白さ」「今後の展開性」等の観点から『セントラム(CENTRAM)』に決定しました。

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活力都市創造部 交通政策課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2195
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