路面電車の富山駅南北直通運行が始まりました
富山駅路面電車南北接続開業【2020年3月21日】
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[1]3月21日、路面電車の富山駅南北直通運行が始まりました。南北接続の開業に先立ち、20日には富山駅南北自由通路で開通式・完成式、発車式が行われました。森市長や来賓が記念乗車したポートラム・セントラムが、開業を待ちわびて詰めかけた多くの人に見送られながら、環状線を一周しました。
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[2]3月21日には、南北接続開業記念式典が行われました。森市長は「あたたかいご理解とご協力を受け、開業の日を迎えられたことは、喜びに堪えません。南北市街地が一体化したことで、富山市民100年の夢が実現したと言えるでしょう。」と述べ、喜びを表しました。
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[3]南北接続の開業に伴い、路面電車の軌道沿線では多くのイベントが行われました。
「とやまのHANA/SHI」では、夢や希望でつながるメッセージツリーやたくさんの花が、富山駅南北自由通路を彩りました。市のまちづくりの歩みを紹介するパネル展示も行われ、訪れた皆さんは足を止め、富山市民にとっての長年の夢が実現したことを実感していました。 -
[4]岩瀬エリアで行われた「バッカスとやま2020 岩瀬サテライト」では、地元の飲食店や酒店による限定メニューが提供されたほか、酒蔵の見学ツアーも開催されました。参加者はまち歩きを楽しみながら、岩瀬ならではの美味しい料理や地酒に舌鼓を打ちました。
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[5]南富山駅では、富山地方鉄道の車両基地見学会が開かれました。約150人が参加し、基地内に格納された車両の普段見ることのできない姿を興味深く観察しました。
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[6]富山大学五福キャンパス黒田講堂では、「Move U フォーラム」が開催されました。ゆる鉄写真家の中井精也さんを招き、基調講演やパネルディスカッションなどを通して、路面電車に乗って「まちを使いこなす」ことについて考えました。
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[7]環状線では、車内で弦楽コンサートが楽しめる特別電車「環状線のアリア」が運行されました。バイオリンやチェロの美しい音色に包まれた電車が、祝祭ムードのまちなかをゆったりと巡りました。
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[8]城址公園で行われた「TOYAMA OUTDOOR PARTY」では、家族連れを中心に多くの方が訪れ、自然とふれあいアウトドアの魅力を体験しました。
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[9]南北接続イベントの締めくくりとして、城址公園では「Celebration Night」が行われました。日本トランペット協会理事長の杉木峯夫さんと、公募で集まった皆さんによる、100本のトランペットを用いた贅沢な演奏が行われ、美しい音色が公園内に響き渡りました。また、集まった参加者により約800個のスカイランタンが夜空に打ち上げられ、演奏や花火とともに、祝祭のフィナーレを華やかに彩りました。
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[10]南北へ向かう路面電車が富山駅で接続したことにより、周辺住民や公共交通利用者だけでなく、市民全体のライフスタイルに変化が生まれることが期待されています。市のまちづくりは次の新たなステージに向かい、魅力的で活力ある都市を目指して引き続き取り組んでいきます。
【式典で公開された記念映像を、富山駅路面電車南北接続開業記念映像のページでご覧いただけます】
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