令和3年度猪谷関所館 イベント

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ページ番号1011245  更新日 2023年1月13日

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企画展 佐々成政 さらさら越え 飛騨ルート!?

越中の戦国武将・佐々成政が浜松の徳川家康に会いに行くため、厳冬期に決行した「さらさら越え」。この山越えのルートについては諸説あるところ、飛騨の安房峠を通ったとされる説も有力であり、古文書からその可能性を検証しました。
【期間】令和3年10月16日(土曜)~令和4年1月23日(日曜)

写真:佐々成政 さらさら越え 飛騨ルート!? 展示1

写真:佐々成政 さらさら越え 飛騨ルート!? 展示2

特別企画 円空仏 ガラス細工教室

令和3年11月20日、27日、ガラス作家の中田光彦さんを講師にお招きし、新規企画として、ガラス細工教室を開催しました。(2回開催・参加者15名)
体験したのは「サンドブラスト」という工法で、ガラスコップに貼った台紙を専用のカッターで切り抜き、ガラスの粉を吹きかけると、切り抜いた部分が白くなります。今回は複数の円空仏の図柄の中から一つ選び、自分だけのコップをデザインしました。曲線や細かい箇所を切り抜くのに苦労する場面もありましたが、講師のサポートを受けながら、全てのコップに思い思いの図柄が浮かび上がりました。(ガラス粉の吹きかけ工程は、後日講師が実施)

写真:円空仏 ガラス細工教室1

写真:円空仏 ガラス細工教室2


写真:円空仏 ガラス細工教室3

写真:円空仏 ガラス細工教室4

特別企画 円空仏 木彫教室

令和3年11月13日、14日、円空仏の木彫制作に挑戦しました。(2回開催・参加者16名)
講師で木彫作家の森清映仁さんが用意したシナノキに、顔や衣を彫っていきます。のみや彫刻刀といった慣れない道具に悪戦苦闘しながらも、それぞれが自分の仏像を完成させました。

写真:円空仏 木彫教室1

写真:円空仏 木彫教室2

特別企画 円空仏 土鈴教室

令和3年10月22日、11月5日の2日間にわたり、古川圭子さん(富山土雛窯代表)の指導のもと、円空仏の土鈴を制作しました。(参加者12名)
来年のえと「寅」も作り、参加者同士で会話を楽しみながら、和やかな雰囲気の教室となりました。

写真:円空仏 土鈴教室1

写真:円空仏 土鈴教室2

歴史と文化講演会 佐々成政は真冬の北アルプスを越えたのか?

  • 【講師】郷土博物館 萩原 大輔(はぎはら だいすけ)主査学芸員
  • 【日時】令和3年10月16日(土曜)10時~11時30分

佐々成政の「さらさら越え」のルートについて、立山ルート説が有名ですが、古文書の記述をもとに、飛騨ルートの可能性を分かりやすく解説していただきました。萩原学芸員の熱心でユーモアあふれる講演に、会場一体が引き込まれました。(聴講者40名)

写真:佐々成政は真冬の北アルプスを越えたのか? 講演会1

写真:佐々成政は真冬の北アルプスを越えたのか? 講演会2

松村憲次 版画展

これまで「円空仏 版画教室」の講師を務めていただいている、松村憲次さん(日本板画院会員)の版画を紹介しました。
【期間】令和3年9月28日(火曜)~10月15日(金曜)

写真:松村憲次 版画展1

写真:松村憲次 版画展2

企画展 大変だぁ!!おらっちゃの村に巡見使がやってくる!関所番人橋本家文書より

江戸幕府が諸国の大名を監視するために派遣した巡見使が通過する際に、西猪谷関所が取った対応や村人たちの慌てぶりを橋本家文書から読み解きました。(天保9年(1838年)の、12代家慶が将軍になる代替わりによる巡見)
【期間】令和3年6月5日(土曜)~9月26日(日曜)

写真:大変だぁ!!おらっちゃの村に巡見使がやってくる!関所番人橋本家文書より 展示1

写真:大変だぁ!!おらっちゃの村に巡見使がやってくる!関所番人橋本家文書より 展示2

猪谷関所 秋の歴史探訪ウオーク 涼秋を迎え 円空が歩いた 飛騨街道西道の旅人に

※令和3年9月25日に予定しておりました「秋の歴史探訪ウオーク」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止としました。

古文書入門講座

令和3年6月12日、19日、26日の3日間にわたり、古文書入門講座を開催しました。元館長の加藤敏一さんを講師にお迎えし、参加者19人が西猪谷関所の番人だった橋本家の文書の解読に取り組みました。
1回目は、人の往来を記録した「過書(かしょ)」で難読用語や略字の意味の説明を受け、物の関税を記した「口役銀(くちやくせん)」から当時の物価を計算しました。
2回目は、江戸時代の災害について、古文書から学びました。嘉永6年(1853)の火事、文久元年(1861)の大雨の際の関所の様子を読み解くことができます。
3回目は、はやり病と幕末の様子について、古文書から学びました。文久2年(1862)の麻疹流行と、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の舞台となっている幕末の様子が記されており、京都で起こっていた歴史的事項が猪谷まで影響していたことが、文書から読み解くことができます。
講座を通し、古文書を読解するだけでなく、歴史の背景を加藤先生から学ぶことができました。

写真:古文書入門講座

企画展 神通峡に伝わる伝説と昔話

佐田 保さん(富山市楡原)が製作された紙芝居やイラストで、神通峡に伝わる伝説や昔話を紹介しました。
また、期間中に計4回、伝説や昔話の読み聞かせ会を開催しました。
【期間】令和3年2月6日(土曜)~5月23日(日曜)

写真:神通峡に伝わる伝説と昔話1

写真:神通峡に伝わる伝説と昔話2

猪谷関所 春の歴史探訪ウオーク 風薫る神通峡をめぐり、「伝説の里」吉野・小糸地区を歩く

※令和3年5月16日に予定しておりました「春の歴史探訪ウオーク」は、悪天候のため中止としました。

企画展 飛騨街道からノーベル街道へ スーパーカミオカンデ

飛騨街道にゆかりがあるノーベル賞受賞者や、沿線で宇宙素粒子を研究している施設などを特集し、紹介しました。
【期間】令和2年10月17日(土曜)~令和3年1月24日(日曜)

写真:飛騨街道からノーベル街道へ スーパーカミオカンデ 展示1

写真:飛騨街道からノーベル街道へ スーパーカミオカンデ 展示2

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