富山市の小・中学校の現状
1.市内の児童生徒数の推移
少子・超高齢社会の進行に伴い、市内の児童生徒数は昭和60(1985)年度の56,059人から令和2(2020)年度の29,887人へと、35年間で46.7%減少しています。
令和7(2025)年度には28,510人になると見込んでおり、今後も減少傾向は続くと考えられます。
出典:昭和55年~各学校沿革史、平成17年~「富山市の教育」
- 推計手法(1):令和2年度時点における1~9歳の各歳人口を、令和7年度時点における6~14歳の各歳人口とみなして(転出入や死亡による人口の増減を考慮しない)推計したもの。
- 推計手法(2):平成27年国勢調査の人口データを基に、コーホート要因法により学校区ごとに5歳階級別で人口推計を行ったうえで、6~14歳人口を抽出して児童生徒数の推計値を算出。さらに、推計手法(1)と推計手法(2)の推計値の差分を以下の補正値により補正したもの。
(補正値)=(推計手法(1)による令和7年度の推計値)/(推計手法(2)による令和7年度の推計値)
2.市内の学校規模の推移
学校教育法施行規則では、小学校・中学校ともに「12~18学級」を標準規模としています。一方で、児童生徒数の減少に伴い、令和2年度現在、市内の小学校・中学校ともに、半数以上が標準を下回る「小規模校」となっています。
(1)小学校
昭和55(1980)年度以降、富山市中心部や八尾地域、大沢野地域等における小学校の統廃合に伴い、全体の学校数は減少しています。
特に小規模校については、平成17(2005)年度以降、富山市中心部における小学校の統廃合の結果、一旦減少しましたが、近年再び増加傾向を示しています。


出典:昭和55年~各学校沿革史、平成17年~「富山市の教育」
(2)中学校
昭和55(1980)年度以降、全体の学校数に大きな変動はありませんが、標準規模を上回る大規模校が減少し、小規模校が増加しています。
特に生徒数が大きく減少した平成前半において小規模校が大きく増加し、高止まりの傾向を示しています。


出典:昭和55年~各学校沿革史、平成17年~「富山市の教育」
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