学校における性的マイノリティ(LGBT)理解促進事業(平成29年度)
平成29年度公募提案型協働事業である「学校における性的マイノリティ(LGBT)理解促進事業」(実施団体:レインボーハート富山)の事業結果をお伝えするページです。
研修会の講師を担当
8月4日、富山市婦中ふれあい館での「人権教育推進に関する研修会」において、幼稚園、小中学校の教職員420名を対象に、性的マイノリティについての講演を実施しました。
パンフレット等を作成・配布
教職員向けパンフレットを2種類、学校掲示用ポスター2種類とステッカーを作成し、各学校へ配布しました。
実績報告書
- 協働事業名
- 学校における性的マイノリティ(LGBT)理解促進事業
- 実施団体名
- レインボーハート富山
- 担当課名
- 市民生活相談課
- 事業目的
- 性同一性障害や同性愛などの性的マイノリティ(LGBT)は人口の5%程度いるとされ、いじめや不登校を経験したり自殺念慮をもったりする児童生徒も少なくありません。
昨年度は、養護教諭研修会への講師派遣や教職員向けの啓発パンフレット及び小中学校掲示用ポスターの作成と配布を行いました。
今年度はその取り組みを踏まえ、教職員への啓発をさらに進めるとともに、性的指向や性自認で悩む児童生徒を励まし、安心して学べる学校環境を整えるための事業を行います。 - 事業内容
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- 人権教育推進に関する研修会において講師を派遣、資料を配布
- 啓発用冊子「性の多様性を考える」の購入
- 教職員向け啓発パンフレット、掲示用ポスター、ステッカーを作成
- 各印刷物と冊子を市内の公立小中学校へ配布
- 団体が担った役割
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- 研修会への講師派遣、配布資料の印刷
- 啓発用冊子「性の多様性を考える」を購入
- 教職員向けパンフレット2種類を作成
- 掲示用ポスター2種類を作成
- 「相談してね」ステッカーを作成
- 市が担った役割
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- 人権教育推進に関する研修会での講師機会の提供、資料の配布
- 配布する印刷物と冊子の事前確認と助言
- 逓送便を用いて印刷物と冊子を各小中学校へ配布
- 協働による効果
(団体コメント) -
- 教諭420名が参加する研修会で、性的マイノリティの児童生徒が感じる困難について、当事者の声をお伝えする機会が得られた。
- 当事者団体が作成したパンフレットやポスター、ステッカーを用いて、小中学校へ啓発を進めることができた。
- 逓送便を利用して、各学校へ印刷物と冊子を配布することができた。
担当課からのコメント
近年、性の問題に対して、抵抗感や嫌悪感等が拭えない人が多くいる中、学校の教職員に、「どの学校(クラス)にも性的マイノリティの児童・生徒がいて、毎日の生活に支障を感じて生きている」という認識をもってもらい、理解を深めてもらったこと、また当事者目線でポスターやリーフレットが作成されたことは、協働事業としての大きな成果であると思われる。
ご意見をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
市民生活部 男女参画・市民協働課
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電話番号:076-443-2051
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