子どもたちに地元野菜の食育を推進する事業

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004847  更新日 2023年1月6日

印刷大きな文字で印刷

平成28年度公募提案型協働事業である「子どもたちに地元野菜の食育を推進する事業」(実施団体:コミュニティカフェ・カフェゴッコ)の事業結果をお伝えするページです。

山田地域の野菜を使った親子の料理教室

山田地域の野菜を使った親子の料理教室を3回実施した。合計で65組が参加し、各回で野菜ソムリエの話を聞いた。料理教室では、旬の野菜を使った料理や、野菜の皮などの『野菜くず』をつかったドレッシングの紹介をした。

写真:料理教室1

写真:料理教室2

農業体験と生産者との交流

教室参加者とともに、山田地域の無農薬野菜の生産者を訪問し、農業体験と生産者との交流会を行った。大根・さつまいもの収穫、試食、懇談を行い、土作り・野菜作りへの生産者の思いを聞いたり、消費者側からの思いなども伝えたりした。

写真:農業体験の様子1

写真:農業体験の様子2

実績報告書

協働事業名
子どもたちに地元野菜の食育を推進する事業
実施団体名
コミュニティカフェ・カフェゴッコ
担当課名
農業水産課
事業目的
今、野菜を食べない子どもが増えている。また、地元野菜の消費も課題とされている。そもそも、子どもが野菜を食べないのは野菜を使った料理が美味しくないからではないのか。そこで、野菜ソムリエの話を聞き、地元で収穫された新鮮な野菜を美味しく料理する教室の事業を行う。野菜教室や農業体験を通して、市民がこの課題の当事者としての意識を高め、参画を推進し、市民協働の機運の醸成を図る。
事業内容
山田地域の野菜を使った親子の料理教室を9月22日、29日、10月7日の3回行った。参加は、合計で65組。各回、野菜ソムリエの話を聞いた。
食材とする野菜は、山田地域で生産された旬で農薬を使用しない野菜に限って準備した。
教室では、食育と地産地消をめぐる公共的課題とその解決に向けた協働の取り組みについて参加者とともに考え、実際に野菜料理を作製し、地域への普及を呼びかけた。受講料は、一組1,000円。
さらに、10月17日、教室参加者とともに、山田地域の無農薬野菜の生産者を訪問し、農業体験と交流をした。
この取り組みを多くの市民に知らせるため、チラシを作成し、市民活動組織のネットワークを活用して宣伝活動を実施した。また、マスコミに取材の申し入れを行い、9月15日、17日、朝日新聞、事前の告知記事。9月15日、北日本新聞へ、告知記事が掲載された。
団体が担った役割
コミュニティカフェとして、地域で、NPO・障害者施設・生産農家・商工会議所・大学・行政との交流を広げてきた。これらのネットワークを活用して、体験教室への市民の参画や呼びかけを行った。
市が担った役割
企画の調整や情報の提供、広報への協力
協働による効果
(団体コメント)
公共的課題に関わる行政の施策とのすり合わせをしながら、民間の創意工夫・機動的なネットワーク活動を活かしたことにより、市民に向けての訴求力が高まった。

担当課からのコメント

食育や地元野菜の消費など、行政の手が行き届かない分野に先だって取り組んでおられ、すばらしい活動だと感じました。野菜くずドレッシングが簡単に美味しく作れて、ゴミの削減にもつながり、野菜が脇役からメインメニューになる事は新たな発見でした。家庭のお母さんの活動がどんどん広がって、野菜好きな子どもが増えて、地元野菜の消費拡大にも繋がっていく事に期待します。

ご意見をお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。