地球環境から考える竹林管理

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ページ番号1017431  更新日 2025年12月4日

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令和6年度公募提案型協働事業である「地球環境から考える竹林管理」(実施団体:とやまの竹を考える会)の事業実績をお伝えするページです。

事業の実施経過

令和6年7月 竹林に関する研修会(1)「拡大する竹林」 場所:くれは山荘、呉羽山竹林整備地

 植物生態学的に竹林の拡大の仕組みについての講義

 「生物多様性保全のために何をしなければならないのか?」を考える現地研修

令和6年8月 竹林に関する研修会(2)「竹と日本文化」 場所:くれは山荘、呉羽山竹林再生地

 文学や絵画に登場する竹の正体や竹細工の材料となる竹の種類など、竹の特性についての講義 (講師:越中福岡の菅笠振興会 高田 哲 氏)

 大規模な竹の葉枯れの原因を知る現地研修

令和6年12月 とやまの竹フォーラム「竹の現状と未来」と交流会 場所:富山市民プラザ

 富山県内で竹林整備保全の啓蒙活動と、持続可能な竹の有効利用の調査研究のため、放置竹林問題を多くの方に伝え啓蒙することを目的に実施

  • フォーラムで実施したイベント
  1. パネル展示(竹林が環境問題となっている現状の解説及び、竹林問題を解決するために知っておくべき竹の生物学的特性について詳しく説明)
  2. シンポジウム(竹林問題を解決するため、竹が増殖する要である幼竹を採取・利用することで、竹林拡大を抑制する実践の紹介)

実績報告書

協働事業名
地球環境から考える竹林管理
実施団体名

とやまの竹を考える会【協議体】(構成団体:NPO法人バンブーセーブジアース(代表団体)、NPO法人きんたろう倶楽部、TEAM呉羽バンブーサークル)

担当課名

公園緑地課

事業目的
竹林整備にかかわる団体を中心に外来種であるモウソウチクの成育特性を調べ、これに代わるべき森林の在り方を生態系保全に取り組む団体とともに考え、さらに教育に携わる機関を交えて竹林理解の普及に努める。
事業内容

荒廃竹林の拡大がどのように進んだのか、地理情報システムを活用して理解する方法を学ぶ。また、竹林において、竹類の増殖方法を観察し竹林の有するバイオマスを推定する。

現実的な竹林の駆除や有効利用などの地球環境の保全のひとつとしての竹林問題の解決の方法を、市民みずからが考え行動につなげられるようにする。

団体が担った役割

「とやまの竹を考える会」:竹林の植物学的特性についての啓発

「NPO法人バンブーセーブジアース」及び「NPO法人きんたろう倶楽部」:安全な竹林整備技術と竹の有効利用についての啓発

「TEAM呉羽バンブーサークル」:活動と成果を生物多様性保全の観点から普及及び持続的な富山市の自然の管理と保全の協力

市が担った役割

広報やWEBサイトによる講座・フォーラムの告知

観察会のための市有林の使用に関する指導、情報提供

協働による効果

ポスターやチラシに富山市との協働を記載し、事前問い合わせや当日参加が促進された。

市有林における現地研修を安全に行うことができた。

担当課からのコメント(公園緑地課)

本事業を通じて、多くの方々に竹林問題についての理解を深め、また竹林整備の重要性について知っていただくきっかけになったと考えている。

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
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