「富山ガラス大賞展2021」開催
「富山ガラス大賞展2021」が開催されました【2021年7月10日~10月3日】
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[1]ガラス美術館(TOYAMAキラリ内)では、3年に1度の国際公募展「富山ガラス大賞展2021」が開催されました。7月10日に開会式が行われ、藤井市長は「来場された皆様には、現代ガラス芸術の最新の動向や魅力、可能性を存分に堪能していただきたいと思います。」とあいさつしました。
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[2]8月7日に行われた表彰式には、大賞の佐々木類さん(石川県)、金賞の神代良明さん(岐阜県)、銀賞の佐藤静恵さん(石川県)、松藤孝一さん(富山市)、審査員特別賞の松尾里奈さん(富山市)が出席されました。海外在住の入賞者4名からはビデオメッセージが寄せられ、会場で喜びの声が紹介されました。
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[3]佐々木さんの大賞受賞作品は、国内外で採集した植物をガラスに挟んで焼成し、真っ白な灰としてガラスの中に記録したものです。LEDライトで照らされ、花びらや葉脈のディテールがくっきりと浮かび上がっています。
《植物の記憶/Subtle Intimacy》
佐々木類 日本 2019年 Photo:Ryohei Yanagihara -
[4]表彰状を受け取った佐々木さんは、自身の作品について、「皆さんがよく見たことのある雑草などを閉じ込めた“タイムカプセル”のような作品です。作品を見て、皆さん自身の過去に思いをはせてもらいたいです。」と話しました。
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[5]展示室内では、受賞者による作品解説も行われ、制作方法や作品に込めた思いが語られました。多くの参加者が、熱心に聞き入っていました。
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[6]会場には入賞・入選作品44点が展示されました。
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