補助金等の適正化に向けた取り組み
補助金は、市が行政目的を効果的かつ効率的に達成するうえで、これまで重要な役割を果たしてきましたが、直接的な反対給付を伴わない一方的な支出であることから、一旦創設されると、その効果等が十分に評価・検証されないまま継続され、長期化・固定化するといった課題を抱えています。
また、市民ニーズは多様化し、少子超高齢社会が急速に進展し、財政状況が今後、ますます厳しくなると想定される中で、限られた財源を効率的に運用するためには、常に補助金について検証を行い、より効果を発揮できる制度へと改善していくことや、費用対効果が低くなった既存の補助事業を見直すとともに、官民連携事業の推進など市民や民間企業等の保有する能力を積極的に活用することが重要です。
本市では令和2年3月に、補助金に対する考え方を明確に示し、補助金の検証や見直しを実施するための統一的な指針として「富山市補助金等の適正化に向けたガイドライン」を制定しました。
また、令和元年度及び令和2年度には、市単独の補助金について必要に応じて「改善」又は「廃止」の方向性を定め、令和7年度までに見直しを行いました。
今後は、所管課において随時セルフチェックを実施できる体制づくりを進めていく予定です。
これまでの補助金等交付適正化の取組状況
補助金等見直しの結果
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