大山歴史民俗資料館 終了した企画展

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ページ番号1007562  更新日 2023年12月28日

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平成26年度以降に開催した企画展とミニ企画展などを紹介します。

令和5年度

令和5年度企画展 とやまの山城-大山地域編-

期間:令和5年9月16日(土曜日)から11月26日(日曜日)

写真:企画展「とやまの山城」

大山地域の山城を中心に企画展を開催し、縄張り図やジオラマをもとに、各城郭の特徴を紹介しました。立体的に表わしたジオラマは、それぞれの地形を利用して造られた城郭が実感できたのではないでしょうか。山城を通して中世の越中を考える機会としました。

令和5年度ミニ企画展 薬師岳「薬師堂」ー令和の再建ー

期間:令和5年4月3日(月曜日)から7月31日(月曜日)

写真:ミニ企画展薬師岳「薬師堂」令和の再建

薬師岳山頂の祠「薬師堂」が、老朽化のため再建に向けて令和4年9月に解体されました。工事の内容は祠の解体、祠解体後の地面の整地、祠を囲む石積みの一部積み直しです。文化財保護法に基づき、富山市埋蔵文化財センターによって工事の立ち合いと調査が実施されました。その調査の時に採取された遺物の展示と解体時の写真をパネルで紹介しました。展示会場は令和5年4月に開館した大山会館としました。

令和5年度ミニ企画展「槍ヶ岳開山 播隆上人 播隆の遺墨と遺品」

期間:令和5年4月8日(土曜日)から6月25日(日曜日)

写真:槍ヶ岳開山 播隆上人 播隆の遺墨と遺品の展示風景

播隆上人の生家中村家の所蔵品より、播隆ゆかりの品々を展示しました。また生家に残されていた古文書について、解読された内容を紹介しました。解読の内容によって播隆の人物像や新たな足跡が見えてきました。

令和4年度

令和4年度ミニ企画展「山の写真展」

期間:令和5年2月4日(土曜日)から3月19日(日曜日)

写真:ミニ企画展「山の写真展」展示風景

ミニ企画展「山の写真展」は、令和2年度、3年度に引き続き、3回目の公募写真展を開催しました。出展いただいた方々、それぞれの思いがこもった写真45点を展示しました。観覧者の皆様には、大山地域の風景や県内の山々の美しさを十分に感じ取っていただけたことと思います。

令和4年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「とやまの山歩き」展

期間:令和4年9月17日(土曜日)から11月20日(日曜日)

写真:企画展「とやまの山歩き」展示風景

「とやまの山歩き」展では、富山市を中心に、20座の中・低山を紹介しました。子供からお年寄りまで登ることができる中・低山の魅力をお伝えすることができたと思います。

令和4年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展 大山の「ちょっと昔」展

期間:令和4年4月29日(金曜日)から6月26日(日曜日)

写真:大山の「ちょっと昔」展 展示風景

ミニ企画展 大山の「ちょっと昔」展では、昭和期を中心に、58種類、100点を超える道具や資料等を展示しました。
また、「広報おおやま」から116の記事を抜粋し、旧大山町の半世紀のあゆみを振り返りました。

令和3年度

令和3年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「山の写真展」

期間:令和4年2月5日(土曜日)から3月13日(日曜日)

写真:ミニ企画展「山の写真展」展示風景

ミニ企画展「山の写真展」は、「薬師岳のある風景」写真展に引き続き、2回目の公募写真展となりました。「県内の山岳」をテーマとし、登山時に撮影した壮大な峰々、自宅付近や外出先で見た美しい立山連峰など、41点の写真を展示しました。写真をご応募いただいた皆様には、深く感謝申し上げます。

令和3年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「黒部源流の山と渓谷 その歴史と自然」

期間:令和3年8月8日(祝日)から11月14日(日曜日)

写真:企画展「黒部源流の山と渓谷」展示風景

令和2年の企画展「薬師岳入門」に続いて、企画展「黒部源流の山と渓谷」では、薬師岳よりもさらに奥の黒部源流部の山や渓谷を取り上げ、その歴史と自然について解説しました。最後の秘境とも言われる黒部源流部が富山市に所属しており、そこには豊かな自然とそれに関わる歴史の営みがあったことをお伝えできたのではないでしょうか。

令和3年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「常願寺川と常西合口用水」

期間:令和3年4月29日(祝日)から6月20日(日曜日)

写真:常西合口用水
完成当時の常西合口用水

世界かんがい施設遺産に登録された「常西合口用水」の歴史や関連施設、「疎水百選」にも選ばれている美しい景観を紹介しました。

写真提供:常西用水土地改良区

令和2年度

令和2年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「薬師岳のある風景」写真展

期間:令和3年2月6日(土曜日)から3月14日(日曜日)

写真:ミニ企画展「薬師岳のある風景」写真展 会場の様子

ミニ企画展「薬師岳のある風景」写真展では、皆様からご応募いただいた写真の数々をご覧いただき、薬師岳の美しさを味わっていただきました。また、県内各地から見える薬師岳の写真もあわせて展示しました。私たちの日常風景の中に、雄大な薬師岳があることを改めて感じていただけたのではないかと思います。

令和2年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「薬師岳入門 その歴史と自然」

期間:令和2年10月17日(土曜日)から12月13日(日曜日)

写真:ミニ企画展「薬師岳入門」展示風景

作家・登山家の深田久弥氏の著書『日本百名山』の中で、富山県では「立山」や「剱岳」など9座が選ばれています。そのうち富山市には「薬師岳」、「黒部五郎岳」、「水晶岳」、「鷲羽岳」の4座があります。しかし、「立山」や「剱岳」は県内外に広く知られているのに対し、「薬師岳」については詳しく知らない人が多いと思われます。
そこで、本展では、薬師岳誕生のドラマ、国の特別天然記念物に指定されている「薬師岳圏谷群」、薬師岳信仰や登山史、登山ルートや山小屋の紹介等を通して、薬師岳の魅力についてお伝えしました。

令和元年度

令和元年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「はかる 量る・測る・計る」

期間:令和2年2月22日(土曜日)から4月19日(日曜日)

私たちの日々のくらしや国内外のさまざまな科学の分野は、「はかる」によって支えられています。身近な一例として、料理に必要な食材や調味料の重さを「量る」、健康管理のため体重や血圧の数値を「測る」、約束した時間までを「計る」があります。
また、世界的な環境問題で指摘されている二酸化炭素(CO2)排出量を「量る」、気象では気圧や風速の数値、地震の震度を「測る」、東京オリンピック2020開催や小惑星探査機はやぶさ2がリュウグウから地球へ帰還するまでの時を「計る」などもその一つです。
今回の「かわってきた人々のくらし」では、精度、迅速、小型化などが求められる「はかる」機器の進歩につながった昔ながらの道具の一部をご紹介しました。

写真:企画展「はかる」展示会場

写真:柱時計


写真:枡

写真:厘秤


写真:分銅

写真:秤

令和元年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「きわだつ常願寺川の水力発電 自然がつくりあげた高低差を生かして」

期間:令和元年9月14日(土曜日)から12月1日(日曜日)

写真:企画展「きわだつ常願寺川の水力発電」の展示

常願寺川は流域面積が小さく流路長が短いながら、上流に豪雪地帯をかかえる日本有数の急流で、古くから「暴れ川」として知られています。
大正9年(1920年)、洪水等による被害を防ぐために、治水と発電を結びつけた県営電気事業が始まりました。それから百年になろうとしている今、常願寺川水系には高低差を生かして30余りの発電所が建設されています。険しい山岳地域に、導水路や水圧鉄管を設けて、ダムや発電所が結ばれているようすを紹介しました。

平成30年度

平成30年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「人やものを運ぶ 山岳地域の物流」

期間:平成30年9月22日(土曜日)から12月16日(日曜日)

写真:企画展「人やものを運ぶ 山岳地域の物流」展示風景

古来、交通路は河川に沿って渓谷や峠を登り、他国へと続いてました。その沿線に住んだ先人たちは、険しい地形や厳しい気候条件から得た知恵を生かしつつ、畜力を利用するなどして″人や物の行き来”を支えてきました。やがて電源開発や観光利用が進み、山岳交通の中心は大規模林道や鉄道に変わったが、かつての往来のルートをたどることで、往時の苦労と工夫に思いをはせていただく機会としました。

平成30年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「かわってきた人々のくらし 暖をとる」

期間:平成31年2月1日(金曜日)から3月31日(日曜日)

写真:ミニ企画展「かわってきた人々のくらし 暖をとる」展示風景

冬の厳しい寒さは、人々の体を芯から凍てつかせ、心細く、不安な気持にさせます。しかし、ひとたび暖をとると、暖かさが体を包み込み、体と心がときほぐされ、ほっとした気持ちになります。今日に至るまで、暖のとり方は様々ですが、時の人々のくらしに快適さや便利さ、安心・安全をもたらしてくれました。今、改めて私たちの生活を見渡すと、衣や食を含めて、暖をもたらしてくれる様々な工夫に満ち溢れています。今回のミニ企画展では、現在ほとんど目にすることがなくなった器具を中心に、暖のとり方を紹介しました。
当時の人々のくらしに思いをはせるとともに、現在、私たちの生活を支え、豊かにしている暖房の恩恵にも目を向けてみる機会としました。

平成29年度

平成29年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「水のゆくえ 常願寺川」

期間:平成29年10月21日(土曜日)から12月10日(日曜日)

写真:常願寺川水系の水利模式図

立山連峰を源とする「常願寺川」は、江戸時代終期に起きた安政の大地震(1858年)以降、たびたび大きな災害を流域に引き起こし、わが国有数の暴れ川となりました。その爪痕も見ることができます。
一方で現在は、様々な形で多くの恵みをもたらしています。飲料水など生活用水はもちろんのこと、大地を潤して森林や食料を育み、発電、そして工業生産に欠かせない力となっています。また、人々の憩いの場や観光資源としての空間を提供しています。
その常願寺川の姿をとらえ、その水が私たちのくらしにどうようにかかわっているかを紹介しました。

平成29年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「かわってきた人々のくらし あかり」

期間:平成30年2月1日(木曜日)から2月28日(水曜日)

写真:ミニ企画展「かわってきた人々のくらし あかり」展示風景

今日に至るまで、あかりは様々な姿で現れて、時の人々の暮らしに便利さや快適さ、安心・安全、そしてうるおいや華やかさをもたらしてくれました。今、あらためて私たちの生活を見渡すと、至る所であふれんばかりのあかりが灯され、正にあかりの中で暮らしているといえます。今回のミニ企画展では、炎によるあかりの移り変わりを中心に紹介し、先人や当時の人々の暮らしに思いを馳せるとともに、現在、私たちのあかりを支えている、電気の力と大切さに改めて目を向け、考える機会となりました。

平成28年度

この企画展は終了しましたが、質問は随時受付ています。

平成28年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「祝 第1回山の日記念 山に関わるQ&A61展」

期間:平成28年8月11日(木曜日)から9月19日(月曜日)

写真:山の日記念展示風景

山の日が国民の祝日に加えられました。
第1回山の日制定を記念して、8月11日からミニ企画展として山に関わるQ&A61展を開催しました。
常設展示についてこれまで受けた山に関わる質問や解説要望を有峰・薬師岳・電源開発・山を開いた人々・森林セラピーで山に親しむ・山からの恵み等のテーマに分類して、解説をしました。
旧大山町の誕生したのは昭和30年です。立山線が全線開通したのも同じく昭和30年、それから60周年の節目になることから61問を取り上げて解説しました。

平成28年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「かわってきた人々のくらし ごはんを炊く」

期間:平成28年10月1日(土曜日)から12月23日(金曜日)

写真:ミニ企画展「かわってきた人々のくらし ごはんを炊く」展示風景

稲作文化流入とともに、日本人は約3千年近くにわたって、主食の米と深いかかわりを持って生きてきています。これまでは米をより安定的に生産し、供給することに力を注いできました。また、米をおいしく炊くために鎌倉時代には鉄製の羽釜が発明され、700から800年もの長きにわたり愛用されてきました。明治の近代化の波とともにガスかまどや改良土かまどが登場し、燃焼効率に手が加わりました。戦後、高度経済成長期に入り国民生活が豊かになってくると家事の省力化とともに、よりおいしく炊飯できる仕組みをひたすら追求するようになりました。
炊飯近代化の歴史は、昭和30年、「台所の革命児」と絶賛され、全国津々浦々に急速に普及した自動式電気炊飯器の登場が、炊飯の大きな転機でした。これによって家事の労働時間が大きく変化しました。
それから60年、今や電気炊飯器は大きな節目を迎えています。特に炊飯の改良に大きな変革がみられ、炊飯器メーカー各社は電気炊飯器の普及以前の主役「羽釜とかまど」に立ち返った視点での炊飯機能の改良を売りとしています。
このように歴史は形を変えながらも繰り返されていくこと、ご飯への思いとご飯を炊くことの工夫を通して、先人の素晴らしい智恵に触れる機会にしたいと考えました。

平成28年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「大山のこんなすごいところ」 富山県の近代化を支えたもの

期間:平成29年1月21日(土曜日)から3月26日(日曜日)

写真:本宮砂防堰堤

大山地域には、わが国初、日本一、北陸唯一、県内屈指という施設等が多くあります。例えば、本宮砂防堰堤や白岩砂防堰堤など、わが国の代表的な砂防施設があり、特に白岩砂防堰堤は、砂防施設としてはわが国初の重要文化財に指定されています。
また、発電においても日本発や日本一の施設設備があり、富山県の近代化を支えてきました。
その他にも、県道としてアーチスパンが最長の立山大橋や設備、規模ともに北陸唯一のスキー場、低山地でのシラカバ群生林があり、交通、観光、自然など多岐にわたっています。大山地域の近代の歩みを振り返ることでその素晴らしさを再認識します。

平成27年度

平成27年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「写真で見る薬師岳と黒部源流の山々」

期間:平成27年5月2日(土曜日)から7月26日(日曜日)

写真:常西合口用水からみた薬師岳と鍬崎山

富山市大山地域の南東部に位置する薬師岳は標高2,926メートルです。富山平野から望む立山連峰の南側に堂々とした雄姿を見せています。その薬師岳を含む黒部川上流は中部山岳国立公園、北アルプスの中央部にあり、最奥の山域ともいえます。
深田久弥著『日本百名山』には薬師岳、黒部五郎岳、水晶岳、鷲羽岳と黒部源流を取り囲む山々がその名を連ね、登山者には一度は訪れたいところと知られています。その魅力あふれる薬師岳と黒部源流の山々を写真や俳句で紹介しました。

平成27年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「有峰を知ろう2」

期間:平成27年9月15日(火曜日)から12月6日(日曜日)

写真:有峰ダム

平成18年度に引き続き、有峰をテーマに「有峰を知ろう2」と題して企画展を開催しました。有峰は多くの観光客が周辺の散策を楽しみ、また、薬師岳も人気の山岳地となっています。今回は、かつて人里遠く離れた秘境の地であった有峰に起きた「加賀藩からの御仕立村の指定」、「安政の飛越地震」、「特殊教育所の開設」、「有峰の電源開発」などについて紹介しました。

平成27年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「かわってきた人々のくらし」

期間:平成28年1月26日(火曜日)から3月6日(日曜日)

写真:ミニ企画展「かわってきた人々のくらし」展示風景

私たちの生活は、戦後、一般家庭への電気の普及により家電製品の登場や農作業・工場における道具の機械化によって大変便利になりました。本展では当館で収蔵保管している昭和30年から40年代頃の大山地域で使用されていた生活用品を展示しました。当時の家庭と今の生活を比較しながら、暮らしの移り変わりについて今回はクイズを解きながら考えました。

平成26年度

平成26年度富山市大山歴史民俗資料館企画展「ふるさとの洋画家 丸山豊一展」

期間:平成26年9月9日(火曜日)から12月7日(日曜日)まで

大山地域出身の洋画家、故丸山豊一氏の油彩画作品を中心に企画展を開催しました。

写真:企画展 「ふるさとの洋画家 丸山豊一展」展示風景1

写真:企画展 「ふるさとの洋画家 丸山豊一展」展示風景2

平成26年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「富山市南部の城郭縄張り図展」

期間:平成26年10月11日(土曜日)から平成27年3月15日(日曜日)

縄張り図とは、中世の山城を現地調査から描いた平面図です。
やぶに隠れた場所や本丸からの見晴のきく場所もあり、戦国の世を思い浮かばせるものです。
富山市南部の城郭の縄張り図を展示し、築城した武将たちの歴史的背景とその活躍を紹介しました。

平成26年度富山市大山歴史民俗資料館ミニ企画展「かわってきた人々のくらし」

期間:平成27年1月20日(火曜日)から3月15日(日曜日)

今から約50年から60年前(昭和30年から40年代)、当時、家庭で使われていた生活の道具を中心に展示しました。自然の材料を生かし、それぞれが工夫を凝らして作られた道具です。
私たちのくらしがどのようにして便利で快適になったのか、展示の生活用品や写真からその変化を考えてみました。

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