サクラの新品種「クレハオトメシダレ」
呉羽山公園都市緑化植物園内で、サクラの新品種が発見され、2020年3月発行の学術誌「櫻の科学22号」において発表されました。
コシノヒガンザクラの一種で、一株の中に一重咲と八重咲の花が混在しているのが特徴です。
品種名の由来
「呉羽おとめ枝垂れ」の意味で、「呉羽」は本個体が植栽されている呉羽山公園、「枝垂れ」は枝が垂れる特徴的な樹形に由来します。
また「おとめ」は、越中で大伴家持により詠まれた万葉集の和歌の情景を引用しています。
「春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子(おとめ)」
春の庭が紅色に美しく照り輝く桃の花が木の下まで照り映えている道にたたずむ少女よ
注意:根を痛めますので、柵の中に入らないでください。この桜を大切に守りましょう。
ご意見をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
建設部 公園緑地課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2111
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。