既設エレベーターの安全装置(戸開走行保護装置・地震時管制運転装置)の設置

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ページ番号1006448  更新日 2022年12月28日

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エレベーターの扉が開いた状態で動く際に起こる事故や地震時のエレベーター内での閉じ込めを防止するために、平成21年9月28日以降に着工する新設エレベーターについては、「戸開走行保護装置」及び「地震時管制運転装置」の設置が義務付けられました。
それ以前に設置されたエレベーターについては設置義務の対象ではなく違法ではありません(既存不適格)が、地震時の安全確保や事故の未然防止のため、早急な対応が望まれます。
戸開走行保護装置及び地震時管制運転装置が設置されていないエレベーターの所有者・管理者の皆様におかれましては、同装置の設置についてご検討いただきますようお願いいたします。

戸開走行保護装置の概要

戸開走行保護装置とは

駆動装置又は制御器に故障が生じ、かごの停止位置が著しく移動した場合や、かご及び昇降路のすべての出入口の戸が閉じる前にかごが昇降した場合に、自動的にかごを制止し、人の挟まれを防ぐ装置。(建築基準法施行令第129条の10第3項第一号)

戸開走行保護装置の機能(資料:国土交通省)

イラスト:2個の独立したブレーキ

地震時管制運転装置の概要

地震時管制運転装置とは

地震その他の衝撃により生じた加速度を検知し、自動的にかごを昇降路の出入り口の戸の位置に停止させ、かご戸及び乗場戸を開き、乗客の安全を確保するための装置。(建築基準法施行令第129条の10第3項第二号)

地震時管制運転装置の機能(資料:国土交通省)

イラスト:検知装置により、地震時の初期微動(P波)を検知

エレベーター安全装置の安全マークの表示制度について

戸開走行保護装置や地震時管制運転装置が設置されたエレベーターかどうかを、一般の利用者が容易にわかるようにするため、エレベーター内の見やすい場所に下図の安全マークを表示する制度が平成24年8月より運用開始されています。同装置を設置したエレベーターの所有者・管理者の皆様におかれましては、安全マークの表示のご検討をお願いいたします。

イラスト:戸開き走行防止
【戸開走行保護装置設置済マーク】
イラスト:地震時最寄階停止
【地震時管制運転装置設置済マーク】

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活力都市創造部 建築指導課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2107
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