【令和6年4月開始】プラスチック資源一括回収の実施について

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ページ番号1005406  更新日 2024年3月29日

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【プラスチック資源の一括回収とは】

 富山市ではこれまで「プラスチック製容器包装(※1)」は資源物として回収しリサイクルしていましたが、一方で「プラスチック製品(※2)」は燃やせるごみとして回収し焼却処分していました。プラスチック資源一括回収とは、この「プラスチック製容器包装」と「プラスチック製品」を「プラスチック資源」としてまとめて回収しリサイクルする取組みです。

(※1)卵パックや食品トレイなどプラスチック製の「商品の入れ物」や「商品を包んでいたもの」

(※2)プラスチックのバケツ、食品保存容器、歯ブラシ・コップ、スプーン等の製品

全体図

【実施のメリット】

  •  ごみの減量化(燃やせるごみの減)
  •  リサイクル率の向上(プラスチック製品のリサイクル)
  •  CO2の削減(焼却量の減により)
  •  分かりやすい分別ルール(プラスチック資源はまとめて出せる)

実施のメリット

【プラスチック資源の出し方】

プラスチック資源の出し方

【プラスチック資源として出せるもの、出せないもの(例)】

出して良いもの

【実施の背景】

 プラスチックは、幅広い製品や容器包装等に利用され、私たちの生活に欠かせない素材となっている一方で、そのままでは分解されず、焼却時には温室効果ガスが発生するなど、海洋プラスチックごみや気候変動など様々な問題の要因となっていることから、プラスチックの資源循環を促進する重要性が高まっています。

 令和4年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行され、プラスチックの包括的な資源循環体制を強化するため、設計・製造、販売・提供、排出・回収・リサイクル等の各段階において、取り組むべき事項が示され、市町村においては、「プラスチック資源の分別回収及び再資源化」に努めることとされました。

 本市の家庭ごみの排出量は、市民の皆様の分別排出のご協力により、一定の減量化は進んでいるものの、横ばいの状態が続いており、ごみの減量化が大きな課題となっています。プラスチック資源の一括回収を行うことで、これまで焼却処分しきた「プラスチック製品」がリサイクルされ、更なるごみの減量に繋がることが期待されます。また、プラスチック資源をまとめて出せるようになることから、市民の皆様にとっても分かりやすい分別ルールになります。

 このことから、本市では、令和4年度に環境省のモデル形成支援事業(市が実施する先進的な実証に対する支援)を活用し実施した実証事業(婦中地域)での結果を踏まえ、令和6年4月から、市全域でプラスチック資源の一括回収を本格実施しました。

【これまでの富山市の取り組み】

<令和4年度>

 環境省のモデル形成支援事業(市が実施する先進的な実証に対する支援)を活用し、婦中地域を対象に実証事業を行いました。

<令和5年度>

 プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律第33条に基づく「再商品化計画」について、令和5年11月30日付で環境大臣・経済産業大臣の認定を取得しました。

 事業の実施にあたり、令和5年11月に市内20会場で住民説明会を開催しました。

【(参考)プラスチック資源のゆくえ】

ゆくえ1

ゆくえ2

ゆくえ3
PP:ポリプロピレン PE:ポリエチレン PS:ポリスチレン

イラスト出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/illust/)

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このページに関するお問い合わせ

環境部 廃棄物対策課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2281
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