富山市中心市街地地区(第1期)事後評価

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ページ番号1006246  更新日 2022年12月28日

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まちづくり交付金事業「富山市中心市街地地区」(第1期)の事後評価結果

「まちづくり交付金」事業では、事業実施前の計画段階で目標となる数値指標を設定し(詳細については「都市再生整備計画」 PDFファイル参照)、事業最終年度には「事後評価」を行い、達成状況等の確認をすることになっています。
このたび、富山市中心市街地地区の事後評価をとりまとめましたので公表いたします。

詳細につきましては、下記ファイルをご覧ください。

数値目標の達成状況

《指標1》中心商店街の歩行者通行量(人/日)
*富山駅周辺地区、総曲輪通り・中央通り・西町地区の歩行者通行量を計測します

《指標2》対象地区の小売金額(億円/年)
*総曲輪・五番町・八人町・愛宕・安野屋校区の合計小売額を計測します

《指標3》対照地区の居住人口(人)
*対象地区内の居住人口を計測します

《指標4》コニュニティバスの年間利用者数(人/年)
*中央ルート、清水ルートの利用者数を計測します

《指標5》路面電車の乗降者数(人/日)
*市内電車の利用者数を計測します

達成状況

指標

従前値(基準年度)

目標値(目標年度)

フォローアップによる確定値

《指標1》
中心商店街の歩行者通行量

9,205人/日
(平成15年)

11,046人/日
(平成20年)
〔2割程度の増加を目標とする〕

6,232人/日
(‐32.3%)
評価 達成

《指標2》
対象地区の小売金額

948億円/年
(平成14年)

1,043億円/年
(平成19年)
〔1割程度の増加を目標とする〕

平成25年以降公表予定

《指標3》
対象地区の居住人口

21,020人
(平成16年)

21,020人
(平成20年)
〔現状維持〕

20,672人
(-1.7%)
評価 未達成

《指標4》
コミュニティバスの年間利用者数

210,015人/年
(平成15年)

252,018人/年
(平成19年)
〔2割程度の増加を目標とする〕

237,663人/年
(+13.2%)
評価 未達成

《指標5》
路面電車の乗降者数

10,066人/日
(平成16年)

10,066人/日
(平成20年)
〔現状維持〕

10,251人/日
(+1.8%)
評価 達成

指標の達成状況についての考察

指標

達成度(見込)

効果発現要因の整理

《指標1》
中心商店街の歩行者通行量
未達成 平成18年3月の大型店舗の閉鎖により歩行者数が大幅に減少していると考えられます。
《指標2》
対象地区の小売金額
未達成 富山西武店の撤退の影響や、路面電車の環状線化が計画期間内に完了せず、事業効果が現れなかったこと等が、目標値を達成できなかった要因の一つとして考えられます。
しかし、総曲輪フェリオの開店により、富山西武の閉店直後よりも商業環境は改善していると考えられ、対象地区における売上高の減少幅も過去の推移よりも減少する見込みとなっています。
《指標3》
対象地区の居住人口
未達成 民間による住宅供給が進まなかったこと、また、人口の自然減が予想以上に大きかったこと等が達成できなかった要因と考えられます。
しかし、調査開始以降、対象地区居住の人口の減少傾向は下げ止まっており、公営住宅等整備事業等により良好な住宅が中心市街地に誘導されたこと、賑わい拠点整備により中心市街地の魅力向上が図られたことが、対象地区居住人口の状況改善に寄与していると考えられます。
《指標4》
コミュニティバスの年間利用者数
未達成 賑わい拠点の整備により、中心市街地の魅力が向上したことで、利用者は一旦増加しているが、その後の新規利用者を取り込む施策がなかったため、目標値を達成できなかったと考えます。
《指標5》
路面電車の乗降者数
達成 市内電車環状線化やグランドプラザ、総曲輪フェリオの開業などにより、中心市街地の魅力が向上し、市民の外出意欲が高まったため、乗降者数が増加していると考えられます。

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活力都市創造部 都市計画課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2105
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