公共交通沿線地区事後評価(確定)

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ページ番号1012105  更新日 2024年3月28日

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都市再生整備計画「公共交通沿線地区」の事後評価結果

 富山市では、平成30年度から令和4年度まで、「公共交通沿線地区」において「都市再生整備計画」を策定し、国の補助(社会資本整備総合交付金、都市構造再編集中支援事業、まちなかウォーカブル推進事業)を受けて、鉄道駅周辺の広場や道路の整備、居住推進のための事業などを実施してきました。
 計画の最終年度には「事後評価」を行い達成状況等を確認することとなっており、このたび事後評価結果をとりまとめましたので、公表いたします。

数値目標の達成状況と総合所見
項目 従前値 目標値(R4) 評価値 確定値 総合所見

指標1

 公共交通沿線地区への居住推進(公共交通が便利な地域に住む市民の割合)

37.1%

(H29)

40.4%

39.9%

(R4)

40.0%

(R5)

 

東富山駅周辺の開発などにより、増加傾向で推移してきたものの、全市的な自然減の拡大や駅周辺整備の進捗などにより、目標値には届かなかった。一方で、公共交通の活性化や公共交通沿線への居住誘導の取組により、社会増(転入超過)が大幅に拡大し、今後、新富山口駅、呉羽駅周辺の開発の進捗により、指標はさらに改善するものと想定される。

その他指標1

 公共交通が便利な地域の社会増減

+2,104人

(H25~H29)

+ 4,057人

(H30~R4)

+4,378人

(H30~R5)

指標2

 公共交通の活性化(公共交通1日平均利用者数の人口当たりの割合)

15.2%

(H29)

15.6%

13.5%

(R4)

14.5%

(R5)

公共交通活性化に関連した各種事業により、新型コロナ感染拡大以前のR1時点ですでに目標値を達成(15.7%)していたものの、R2以降は利用者が大幅に減少し、目標値には届かなかった。一方で、路面電車南北接続の実現により、駅南北の流動性・回遊性が向上したことで、利用者が大幅に増加し、定期利用者を中心に回復傾向であることからも、指標はさらに改善するものと想定される。

その他指標2

 路面電車南北接続に伴う富山駅南北を跨ぐ利用者数(平日)

635人/日

(H29)

1,610人/日

(R4)

1,713人/日

(R5)

指標3

 公共交通沿線地区の商業店舗から徒歩圏に居住する人口割合

96.8%

(H29)

96.8%

94.5%

(R4)

94.8%

(R5)

東富山駅周辺での新規立地などにより、概ね横ばい傾向で推移してきたものの、全市的な商業施設の減少や駅周辺整備の進捗などにより、目標値には届かなかった。一方で、駅周辺の利便性向上や公共交通沿線への居住誘導の取組により、公共交通沿線地区の店舗数の割合は維持され、今後、新富山口駅や呉羽駅周辺の開発の進捗により、指標は改善または現状維持するものと想定される。

その他指標3

 市内の店舗数に占める公共交通沿線地区内の店舗数の割合

37.3%

(H29)

38.7%

(R4)

39.5%

(R5)

※事後評価では、都市再生整備計画に記載した数値目標とは別の定量的な指標(その他の数値指標)を用いて効果の発現状況を検証することができる

 

 

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活力都市創造部 都市計画課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2105
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