国際連合SE4All「エネルギー効率改善都市」選定
※「Sustainable Energy for All」の現在の略称は、「SE4All」から「SEforALL」に変更されておりますが、本ページでは掲載時点の確かな表記として「SE4All」で引き続き表記しております。
国際連合SE4All「エネルギー効率改善都市」に国内で唯一選定されました
平成26年9月23日、富山市は、「環境未来都市」や「環境モデル都市」としてこれまで取り組んできた実績や、将来的にエネルギーの効率の改善が期待できる点などが評価され、国際連合のSE4All (Sustainable Energy for All:万人のための持続可能なエネルギー)における、「エネルギー効率改善都市」に国内で唯一選定されました。
そして、9月22日からニューヨーク・国連本部で開催された各会合に、森富山市長が招待され出席してまいりました。
「ハイレベルイベント:SE4Allの実現」への出席(現地9月22日)
国連をはじめとした国際機関や国の代表者らによる、SE4Allの実現に向けた議論がなされました。会合終了後、森市長はSE4All担当国連事務総長特別代表のカンデ・ユムケラー氏と握手を交わし懇談しました。
「SE4Allエネルギー効率アクセレレータープラットフォームポリシーセッション」への出席(現地9月23日)
エネルギー効率改善都市として招待された、世界の都市や地域の代表者らのスピーチなどが行われ、森市長は、これまで本市が取り組んできた『公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり』について紹介するとともに、「人類の未来にとって非常に重要なSE4Allの取り組みに参加できることを嬉しく思っている。SE4Allが掲げる目標達成に貢献したい。」と述べました。
「国連気候サミット2014」への出席(現地9月23日)
世界各国の代表者らにより、地球温暖化に関する取り組みや目標等が発表され、日本からは安倍晋三首相がスピーチされました。森市長は、本サミットの開会式やエネルギーのセッションに出席しました。
本市では、この選定を受け、SE4Allが掲げる目標に向けた具体的な行動計画を今後策定し、着実に実行することにより、世界のモデルとなり得る都市を目指していきます。
<参考>SE4Allについて
SE4All(Sustainable Energy for All)とは、潘 基文・国連事務総長(当時)の二期目の優先課題の一つであり、2030年までに、以下の3つの目標の達成を目指すもの。
- 普遍的なエネルギーへのアクセス達成
- 世界全体でのエネルギー効率の改善ペースを倍増
- 世界全体での再生可能エネルギーのシェアを倍増
「富山市エネルギー効率改善計画」の策定について
平成26年9月に、「エネルギー効率改善都市」に選定されたことを受け、国連SE4Allが掲げる目標達成に貢献すべく、本市のエネルギー効率改善ペース向上を目指した、「富山市エネルギー効率改善計画」を平成27年3月に策定しました。
富山市エネルギー効率改善計画(平成27年度から平成31年度)
目標
2030年までにエネルギー効率の改善ペースを倍増(2011年比)
※エネルギー効率改善ペース/年 0.7%(2011年)⇒1.4%(2030年)
「SE4Allフォーラム」の開催について
平成27年10月28日に、国際連合SE4Allが掲げる目標の達成に向け、その目的や内容について普及啓発を図るために国内で初めてとなるフォーラムを開催いたしました。
関連リンク
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
ご意見をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境政策課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2053
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。