リユースEV実証の開始について
リユースEV実証について
リユースEVとは
リユースEVとは、新車リース満了後のEV車両を活用した中古車EVリースです。リユースEVは新車時と比較して、バッテリー性能は一定の劣化が見られるものの、用途や条件によっては十分に車両として利用することができます。
リユースEV実証の必要性

カーボンニュートラルの実現にはライフサイクル(製品の製造から廃棄まで)視点でCO2削減が必要です。EVでもリユースや蓄電池用途での利用など車載電池の劣化状況に合わせた利活用が重要ですが、リユースEVとしての日本国内での需要が低い等の理由から国外へ輸出されてしまい、利活用が進んでいない現状があります。
本実証では、市公用車として率先的にリユースEVを利用することで経済性を実証し、サーキュラーエコノミー(循環経済)の観点での有用性を広く周知することで、市域内におけるリユースEVの普及を目指します。
リユースEV実証の内容
市公用車としてリユースEVを導入し、車載蓄電池の劣化モニタリングに加え、降雪地域における公用車利用の課題分析や経済性、実用性を検証します。また、災害時のBCP(事業継続計画)の側面からも、リユースEVの活用を総合的に検証します。
令和7年7月17日にリユースEV実証開始式を開催しました
富山市とSMAS(住友三井オートサービス株式会社)は脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化するため、「ゼロカーボンシティの実現に関する連携協定」を締結するとともに、リユースEV実証の開始式を令和7年7月17日に開催しました。

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