定例記者会見 令和8年7月2日
- 日時 令和8年7月2日(木曜日)13時10分から13時45分まで
- 場所 市庁舎東館大会議室
報告事項及び発表項目
稲葉副市長の就任について
1. 「ヒマワリプロジェクト事業」について(農林水産部 農政企画課)
2. 企画展「Brilliant Color」の開催について(企画管理部 ガラス美術館)
3. 「専属助産師×デジタルヘルスケアサービス」の運用開始について(こども家庭部 こども健康課)
4. 「もったいない!」ポスターコンクールの実施について(環境部 廃棄物対策課)
5. 「お米で笑顔いっぱい!富山市子育て応援キャンペーン」について(農林水産部 農業水産課)

記者会見の内容
報告事項及び発表項目
稲葉副市長の就任について
【市長】
昨日、7月1日付けで、新たに本市の副市長に就任していただきました稲葉久美子副市長についてご紹介をいたします。
稲葉副市長は、平成20年4月に農林水産省に採用されました。
これまで同省農産局総務課時代に、財務省との予算折衝を担われたほか、地方自治体の要職といたしましては、兵庫県の農業経営課長も歴任されており、地方行政にも非常に明るい方でございます。
また、本市の特別職では、これまで、平成27年5月からのおよそ3年間、政策監に女性が就任しておりましたが、副市長に女性が就任いたしますのは、富山市としては初めてということでございますので、女性活躍社会のはずみにもなると考えております。
稲葉副市長には、これまでの農林水産省でのキャリアを生かしていただき、国営農地再編整備事業をはじめとするスマート農業技術の導入や基盤整備はもとより、次世代の担い手の育成と確保、さらには、本市に対する国内外からの関心が高まっておりますので、本市の豊かな食文化の国際発信強化を強力に推し進めていただきたいと思っています。
加えて、農林水産業は担い手等も含め、曲がり角に来ておりますので、しっかりとこの機に、富山市としても、農林水産業全般を中興していきたいと考えておりますので、その手腕に期待している次第であります。
「ヒマワリプロジェクト事業」について
【市長】
本市では、「力強く太陽に向かって咲く花の姿が、個性と創造性に満ちた、活力あふれるまちづくりを目指す本市にふさわしい花である」ということから、ヒマワリを市の草花として選定しております。
そして、令和6年度から、ヒマワリを使って地域の一体感の醸成と、個性と創造性に満ちた活力あふれるまちづくりを全市一丸となって、市民の皆さんとも一丸となって推進していくため、「ヒマワリプロジェクト事業」を実施しております。
今年度も、昨年度に引き続き、ヒマワリのグッズや絵柄の入ったものを持参または着用して、市内の博物館等を訪れると、入園料や観覧料が無料になる「ヒマワリ(割)とおでかけ事業」や、まちなかの公園や公園予定地に、市民の皆さんとヒマワリの種まきなどを行う「まちなかdeヒマワリ事業」など、様々な事業を実施することとしております。
詳細につきましては、ホームページをご確認いただきたいと思います。
さらに、今年度新たに、ヒマワリの開花時期に合わせた「期間集中型のプロモーション」を実施したいと考えております。
まず、7月及び8月の記者会見におきまして、私の後ろにございますバックボードを、ヒマワリプロジェクトのロゴマークとキャッチコピーを用いたものに変更いたしました。
また、テレビやラジオを活用して市政情報を発信する「メディア広報」におきまして、7月及び8月放送分におきまして、ヒマワリプロジェクト事業の内容周知やテレビ画面の背景にヒマワリを表示するほか、市ホームページトップ画面にヒマワリのバナーを掲載するなど、重点的にプロモーションを行ってまいります。
このプロモーション活動によりまして、本市の草花「ヒマワリ」のさらなる認知度向上や本市の魅力発信、そして個性と創造性に満ちた活力あふれるまちづくりがさらに推進されることを期待しております。
企画展「Brilliant Color(ブリリアント カラー)」の開催について
【市長】
富山市ガラス美術館では、世界最大級のガラスコレクションを誇りますアメリカのコーニング・ガラス美術館との共同事業といたしまして、企画展「ブリリアント カラー」を今月11日土曜日から開催いたします。
本展は、令和3年4月に、富山市ガラス美術館とコーニング・ガラス美術館との間で締結いたしました「文化プロジェクトに関する相互協力協定」のもと、継続的に交流と連携を重ねてきた成果として、共同で開催するというものであります。
なお、コーニング・ガラス美術館との共同展としては、令和4年に開催いたしました「NEW GLASS NOW(ニューグラスナウ)」展に続いて、今回2回目となります。
コーニング・ガラス美術館から借用した作品に、富山市ガラス美術館の所蔵品17点を加えました約150点の作品を展示する予定としております。
展覧会タイトルの「ブリリアント」でございますが、これは「鮮やかな」や「輝く」といった意味があり、その名のとおり、本展では、ご覧のような美しい色ガラスの世界をお楽しみいただきたいと思っております。
開催期間は、今月11日土曜日から10月12日月曜日、祝日までの約3か月間となります。
また会期中には、アメリカから来日されておりますコーニング・ガラス美術館の担当学芸員によります「特別記念講演会」をはじめ、「ガラスの街とやま探検バスツアー」や「万華鏡制作ワークショップ」など、展覧会をより深く、楽しんでいただけるような関連イベントも開催します。
ぜひ多くの方にご来場いただきまして、色ガラスが持つ奥深い魅力と、その豊かな表現の世界をお楽しみいただきたいと思っております。
私自身、昨年5月にコーニング・ガラス美術館を訪問いたしまして、今回の共同企画展の開催への協力をお願いしてまいりました。
このようなこともあり、この展覧会が無事開催できるということは非常に喜びに堪えないところであります。
今後も、富山市ガラス美術館だけでなく、富山ガラス工房や富山ガラス造形研究所を合わせた、この拠点3施設が一体となって、「ガラスの街とやま」を推進してまいりたいと考えておりますとともに、コーニング・ガラス美術館との連携を一層深めてまいりたいと考えております。
「専属助産師×デジタルヘルスケアサービス」の運用開始について
【市長】
本市では、デジタル技術やデータの利活用によりまして、地域課題や市民の困りごとを解決するため、様々なスマートシティに関する取組を行っております。
また、妊娠から出産、子育て期までの切れ目ない子育て支援に取り組むとともに、社会全体で子どもや子育て中の皆さんを支える「こどもまんなか社会」の実現に向けた取組も推進しております。
このたび、本市が産学官連携によります新たな市民サービス創出のために設立をいたしました「富山市スマートシティ推進プラットフォーム」スクラムTのことでありますが、この会員企業から、就業中の女性の妊娠・出産・育児の不安を軽減し、安心して働き続けられる環境づくりを目的に、ウェアラブル端末を活用した専属助産師が寄り添う新たなデジタル支援サービスの提案をしていただいたところでございます。
これを契機といたしまして、「働くママ応援実証事業」として、今年度から新たにサービスを開始することとしましたので、ご案内を申し上げます。
サービスの内容について、ご説明いたします。
まず、利用される方は、このサービス専用のアプリをダウンロードしていただき、ウェアラブル端末を無料でレンタルしていただきます。
そして、この端末を活用することにより、毎日の体調の見守りや運動支援といった健康管理、産後のリハビリ運動のサポートを受けることができます。
また、妊娠や出産の専門家である専属助産師とのオンラインでの定期的な面談やチャットを利用した伴走型の相談を受けることができます。
さらに、オンライン面談では、夫など、いわゆるパートナーが同席して、2人一緒に助産師と話すこともできることから、妊産婦さんご自身だけではなく、パートナーの悩みにも寄り添うというしつらえになっております。
このサービスの対象者でございますが、富山市に住民票のある、妊娠中から産後3か月までの方で、産休及び育休取得中も含めた就業中の方としております。
また、利用料につきましては、月額10,000円の利用料のうち、富山市が9,000円を負担することにより、月額1,000円のご負担で利用していただけるというものであります。
事業の詳細につきましては、子育て支援ウエブサイト「育さぽとやま」をご確認いただきたいと思います。
就業中の方は、妊娠や出産・育児について不安や悩みを感じたとき、行政や医療機関の窓口開設時間内にはなかなか相談しにくいという現状がございます。
このサービスを気軽にご利用いただくことで、妊娠期から産後の心身の不調や悩みを軽減し、安心して働き続けていただけるよう支援してまいりたいと考えております。
「もったいない!」ポスターコンクールの実施について
【市長】
「もったいない」の言葉には、我々日本人が古来大切にしてきた「自然の恵みや作ってくれた人への感謝の気持ち」、また、「ものの価値を最大限生かし切って、使い切るという気持ち」が込められております。
本市では、この「もったいない」という言葉を合言葉に、3R、リデュース・リユース・リサイクルでありますが、この推進をはじめ、資源の浪費を抑制した循環型社会を形成したいと考えております。
このため、市民の皆さんが普段から身近にできる取組について周知啓発を図ってまいりますとともに、環境意識の醸成を目的とした「富山市版もったいない運動」を今年度から新たに始めたところでございます。
この度、この運動の一環として、市内の児童を対象に、ごみの減量化や資源化をテーマといたしました「「もったいない!」ポスターコンクール」を実施いたします。
応募作品につきましては、市で審査を行い、金賞1点、銀賞3点、銅賞8点を決定いたします。
受賞された方々には表彰を行いまして、副賞として図書カードを進呈したいと考えております。
また、受賞作品につきましては、市ホームページへの掲載や市が主催するイベントでの展示などを予定しております。
さらに、金賞受賞作品につきましては、本市が今年度作製いたします「ボランティア専用ごみ袋」のデザインとして採用させていただきまして、地域の美化清掃活動などにおいて活用してまいりたいと考えております。
なお、応募締切は本年8月31日月曜日となっております。
子どもたちには、このポスターコンクールの作品制作を通して、身近なごみや環境問題について考えるきっかけとしていただきたいと考えております。
また市民の皆さんにも、受賞作品の展示や地域の美化清掃活動へのボランティア専用ごみ袋の活用により、さらなる環境意識が醸成されていくことを期待しております。
コンクールの詳細につきましては、市のホームページや広報とやま6月20日号をご確認ください。
ぜひ、多くのお子さん方からのご応募をお待ちをしております。
「お米で笑顔いっぱい!富山市子育て応援キャンペーン」について
【市長】
本市では、食料品等の値上がりが続く中、子育て世帯の家計負担を軽減するとともに、富山市産米の消費拡大を図るため、子育て世帯の皆さんへ富山市産コシヒカリ5キロと引き換えできるクーポン券を配布する「お米で笑顔いっぱい!富山市子育て応援キャンペーン」を開始いたしましたので、お知らせします。
引換クーポン券の配布対象は、令和8年4月30日時点で富山市に住民登録がある「平成20年4月2日から令和8年4月1日まで」に生まれたお子様です。
対象のお子様宛てに6月22日月曜日から、既に順次発送しておりますので、ご確認いただければと思います。
なお、引換期間は、引換クーポン券到着後から令和8年12月28日月曜日までとなっておりますので、ご注意ください。
市内にあります3つの農協の農産物直売所や営農経済センター等計12箇所の引換店舗に引換クーポン券をお持ちいただきますと、富山市産コシヒカリ5キロと引き換えることができます。
店舗の場所や引換可能時間については、引換クーポン券と同封の一覧表をご確認いただければと思います。
また、引換店舗である各農協の農産物直売所では、市内で収穫されました旬の新鮮な野菜も販売されております。
ぜひこの機会に合わせて、ご利用いただければと思っております。
このキャンペーンを利用していただくことで、子育て世帯の負担が少しでも軽減されることを願いますとともに、本市の雄大な自然が育む豊かな水で生産されたお米や旬の新鮮な野菜等をたくさん召し上がっていただき、多くの子供たちの笑顔がご家庭にあふれることを願っております。
質疑応答
【記者】
5月から実施されている、おわら風の盆のクラウドファンディングについて、背景には担い手不足があると(プレスリリースに)記載がありましたが、その実態や今の市長の思いについてお聞かせください。
【市長】
おわら風の盆は、300数十年にわたりまして、地域の皆さんによって本当に大切に守り受け継がれてきた、本市を代表する伝統行事であり、我々市民にとってみれば、富山市の誇りそのものであります。
富山市にとってみれば、本当に多くの観光客の皆さんにも、県内外、そして外国からも訪れていただける貴重な観光資源でもあります。
一方で、今ほどご指摘ありましたとおり、その担い手等、運営する舞台裏では、人口減少や少子化の進行によりまして、おわらを支える担い手の確保は年々難しくなってきております。
実際に、町によっては転出されたご親戚やご家族、町外の方々にもお手伝いをいただきながら、踊り手や地方の皆さんを確保して、町流しの運営や来訪者の受入れ、衣装や楽器の維持管理など、多くの方々の献身的な努力によって、八尾の旧町以外の八尾地域内ももちろんそうでありますが、内外の多くの方々のボランティア精神あふれるお手伝いやご努力によって、今、おわらの伝統文化が継承されているというところであります。
こうした状況の中で実施されている今回のクラウドファンディングは、単に資金集めをするという取組ではなく、おわら風の盆の魅力や価値、そして伝統を守り続ける地域の皆様の想いや、今私が申しましたように様々な課題について広く内外の皆さんに知っていただき、おわらを愛する方々とのつながりを未来へ継承していく、そして協力していただける方をどんどん増やしていくという大変意義深いクラウドファンディングであると考えております。
現在、クラウドファンディングの開始から1か月半ぐらいが経過しておりますが、全国各地から多くのご支援や心温まる応援メッセージをいただいていると伺っております。
例えば、「いつまでもおわら風の盆を続けてほしい」、「大切な伝統を未来へ受け継いでほしい」といった声があるほか、八尾を訪れたことがない方からも、「これはすばらしい取組だ」という賛同の声をいただいていると伺っております。
改めて、このようなことを聞くたびに、おわら風の盆が八尾の人たちだけでなく、地域の枠を越えて多くの方々に愛されている特別な伝統行事であるということを改めて感じております。
そして、このたび寄せられた支援や応援メッセージは、金額以上に大きな力となって地域の皆さんを励ましておられますし、伝統を未来へつないでいく原動力となっていると考えており、この伝統行事を次の世代へ確実につないでいくためにも、今後もおわら行事運営委員会をはじめとする関係団体の皆さんと連携を図りながら、おわら風の盆の保存・継承とさらなる魅力の発信に取り組んでまいりたいと考えております。
参考でありますが、6月30日火曜日時点で、支援者数が260人、支援金額が400万円であると確認しております。
全国から本当にたくさんの応援をいただき、この場をお借りしまして、心から感謝申し上げる次第であります。ありがとうございます。
【記者】
水橋学園のスクールバスが踏切内で停止したことを受けて、市長の受け止めと、他にスクールバスを運行している学校に対する対応など、何か検討されていることはありますでしょうか。
【市長】
今回の踏切での一連の事故は、私は学校の設置者でありますので、設置の責任者として、重大インシデントであると受け止めております。
学校の運営者だけではなく設置者にも、応分のやはり事故を起こさないように指導、そして私自身もその中心で事故防止に取り組んでいく責任があるのではないかと、その責任の重さを感じております。
まずは、その当事者であったお子さん、児童生徒、そして保護者の皆さん、そして関係者の皆さんに心から深くお詫びを申し上げたいと思っております。
その上で、設置者も当事者であるという認識のもとで、まず今回の事故原因をしっかりと追求して、その事故原因を検証していくということを教育委員会と一緒にやっていきたいと思っています。
その上で、当該事故踏切での事故はもちろん、水橋地域における危険箇所がたくさんありますので、起こり得る事故等の予測も含めて、事故防止や危険箇所の洗い出し、そして運行計画等を含めた運行管理体制の検証、必要があれば見直しをかけていくということが必要でありましょうし、今後このような事故がないように、しっかりと取り組んでまいりたいと思っています。
またスクールバスは、その他の校区でも運営しておりますので、今回のアクシデントをしっかりと全市の共通認識として、バスの運行事業者やドライバー、教育委員会、そして設置者、市長部局も含めて、全員が共有し、再発防止策を進めてまいりたいと感じております。
【記者】
稲葉副市長の人事について伺います。
以前まで、前副市長の美濃部さんを含めて国交省の出身者の方が務めてこられました。その中で、今回稲葉さんが農水省ご出身ということで、国交省から農水省に代わられた理由や経緯をお聞かせください。
【市長】
今まで、国土交通省から副市長を派遣していただいておりまして、平成14年7月から副市長を2人体制としまして、これまで8人の国土交通省出身者に副市長としてご勤務をいただきました。
20年間にわたって、いわゆるコンパクトシティ政策ですね、これをしっかりと進めてきたというところで、それぞれのこれまでの副市長には、公共交通政策やまちづくりの観点から、しっかりと指導いただいてきたものと思っています。
今現在の富山市を見てみますと、国営農地再編整備事業水橋地区ですね、次世代育成型、これをはじめとするスマート農業や農業の担い手育成、そして先ほども言いましたが、農業や林業、水産業が今まさに曲がり角(にきています)。ここでしっかり中興しないと、本当に尻すぼみになってしまうというところまできておりますので、そのようなことも含めて、稲葉副市長の農林水産省でのキャリアをしっかり生かしていただく中で、富山市全般の農業の中興しをしていただきたいと、また、林業、水産業についても、次なる一手を一緒に打っていきたいという想いで農林水産省から派遣をいただいたというところであります。
なお富山市の歴代副市長は、現役としてまだ国土交通省の中にもおられますし、OBとしても国土交通省と関わりのある方がたくさんおられますので、富山市と国土交通省の皆さんのご縁がこれでなくなることは全くなく、情報や富山市の考え方と国土交通省と我々の意思疎通というものは途切れることなく、これからもまちづくりにおいては、しっかりとまた意思疎通を図りながら、国交省とも進めてまいりたいと考えています。
【記者】
今ほど国交省出身のご出身の方が公共交通に携わってこられたとおっしゃられて、街としても地鉄の再構築であったり、高山線の経営形態の変更を検討されている中で、そこへの影響についてはどのように思われますか。
【市長】
ご承知のとおり、富山市役所のプロパー職員の中には、その専門的な知識を豊富に有する、まさに富山港線の公設民営化、上下分離方式を含めて、市内電車の環状線化や高山線の活性化等を含めて、その現場で実際にやってきた職員がたくさんおりますので、しっかりとそのような職員等も中心に出てきていただいて、活躍していただく場があるのではないかと思っております。オール富山市であたっていきたいと考えています。
【記者】
スクールバスのことについてお伺いします。
一昨日の経済教育委員会では、委員から、スクールバスに特化した事案に関するこういった有事の体制と言いますか、対策のマニュアルが水橋学園にはないということへのご指摘があったのですが、先ほど全市でも課題を共有していくというお話がありました。市内の他の学校でも、スクールバスに特化したマニュアルなのかそういったものが今のところあるのかどうか、今後どうすべきと考えるかをお聞かせください。
【市長】
他の学校にあるかないかの確認をしていないので、教育委員会にまた確認していただければと思いますが、私の考え方としては、しっかりとお子さんの命を預かって運行するものでありますから、共通のマニュアルというものはあってしかるべきだと考えています。
先ほどの焼き直しになりますが、今回の事案をしっかりまず調査して、検証すると。その上で、共通のマニュアルを作成していくと。それを確実に実行していくことで、安全対策を行っていくということが必要だと考えています。
【記者】
先ほど市長のご回答のありました水橋学園のことなのですが、全市、市長部局も含めて全員で課題を共有して、再発防止に取組、検討を進めていきたいという趣旨のご発言があったと思うのですが、それはつまり、基本的に教育委員会が主管となると思うのですが、市長も含めて市長部局はそこにどのような形で議論に加わっていくのか、何か一緒に協議会と言いますか、組織を設置して検討するのか、その辺のお考えをお聞かせください。
【市長】
組織を新たなものを立ち上げて検討するということではなく、今現在、教育委員会の様々な事象については、例えば企画管理部と意思疎通を図りながら進めているですとか、本庁にもいらっしゃいますが、教育委員会も現場にはたくさん教員の方もいらっしゃいますし、一般の事務職や市役所職員もそこにたくさんいますので、一般職の方も、ですからそのような意味も含めまして、やはり全員が共通認識を持ってそれぐらい重たい事案で、それぐらい安全対策に気を配らなければならないということは、共有していきたいと思います。
例えば、今日、部局長会議を午前中にやりましたが、全部の部局の長が集まりましたが、教育委員会の事務局長から事故の報告とお詫びがありました。しかし、そのことについてこれで終わらせずに、しっかり検証して、マニュアル化したり、今後の事故の防止対策をとったら、それを部局長会議でもう1回共有してもらうですとかも含めて、そこで教育委員会で何かやったからいいやではなくて、全市的に共通認識を持っていくということをやりたいと思っています。
【記者】
今回保護者の方、もちろんその踏切の危険性や運転手の方がすぐにバスを踏切の外にすぐ出さなかったことなどに対するお怒りの方もたくさんいらっしゃると思うのでが、一方で市教委の皆さんに対する運行事業者からの連絡が遅くなってしまったことや、警察に連絡していなかったことなど、そのような事故後の対応の課題もたくさんあったのではないかと思います。
市長は、今回保護者の方が不安を覚えている要因、たくさんあるとは思うのですが、この事故の最大の問題は何だったのかとお考えでしょうか。
【市長】
私が報告を受けているのは、今、記者がおっしゃった範囲の中での報告でありますが、まず、事故の印象を聞いて、何でこんな事故が起きるのかというのは率直に、事故の様子が頭に浮かばなかったというのが私の率直な感想であります。
というのはやはり、まず、踏切に侵入する、そこで立ち往生するということは、脱輪するか、前が詰まっていて立往生するか、そのような感じかなと思ったらそうでもないですし、信号のこのシグナルと遮断音が鳴っていたと、警報音が鳴っていたということは報告を受けていますが、それではどうして(踏切に)入ったのかということもありますし、おっしゃったようにそこで往生せずに、前が空いていたらそのまま迷わずに踏切から出るということは当たり前ですので、何でかと。
しかも、そこでバスを止めて子供を降ろさずに非常ボタンを押しに走ったということでありますので、そのときはドライバーの方は平常心ではなかったと思うのですが、たくさんのミスがあったのではないかと考えられますので、今後しっかりと報告を受けて、検証していきたいと考えています。
※発言内容を一部整理して掲載しています。・・・富山市広報課
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