定例記者会見 令和7年10月2日
- 日時 令和7年10月2日(木曜日)13時10分から13時44分まで
- 場所 市庁舎東館802会議室
発表項目
1. 「富山市合併20周年記念式典」について(企画管理部 企画調整課、秘書課、広報課)
2. 「令和7年度富山市総合防災訓練」の実施について(防災危機管理部 防災課)

記者会見の内容
発表項目
「富山市合併20周年記念式典」について
【市長】
4月の記者会見でもご案内しておりましたが、今月19日(日曜日)に開催いたします「富山市合併20周年記念式典」の内容が固まりましたので、皆さんにお知らせいたします。
会場はオーバード・ホール/中ホールで、9時30分からの開会になります。
式典の内容につきましては、大きく、4つのパートに分かれております。
1部は、「新富山市」の20年の歩みを、新たに制作しました映像で振り返るものであります。
2部は、富山市名誉市民の推戴式及び、特別功労者の表彰式でございます。
3部は、桐朋アカデミー弦楽四重奏団によりますアンサンブルコンサートを行います。
そして、最後に、富山市ゆかりの著名人の方々によるパネルディスカッションを行いたいと思います。
次に、名誉市民の推戴について申し上げます。
8月28日の定例記者会見において、ご説明させていただきましたとおり、前市長であります森雅志氏を名誉市民として推挙するため、富山市名誉市民条例に基づきまして、9月定例会において議会の同意を求める議案を上程させていただきましたところ、議会の同意を得ることができました。
このことから、富山市合併20周年記念式典におきまして、名誉市民推戴式を執り行います。
続きまして、特別功労者表彰式について申し上げます。
富山市合併から20周年を迎えたことを記念いたしまして、市勢の発展と市民福祉の向上にあたり、特に顕著な功績があった皆様を特別功労者として表彰いたします。
次の8名の方々でございます。お名前と併せてご功績を紹介させていただきます。
はじめに、伊東順二様です。
伊東様は、長きにわたり市の政策参与を務められましたほか、富山市ガラス美術館名誉館長や富山映像大賞総合プロデューサーを務められるなど、主に芸術文化の分野においてご貢献をいただきました。
続いて、神川康子様です。
神川様は、市の総合計画審議会の部会長のほか、各種附属機関の委員等を務められるなど、主に生活・住環境の分野において、公正で透明かつ簡素で効率的な行政の推進に貢献をいただきました。
続いて、隈研吾様でございます。
隈様は、長きにわたり市の政策参与を務められましたほか、TOYAMAキラリの設計を手掛けられるなど、主に都市景観・まちづくりの分野においてご貢献をいただきました。
続いて、ジョセフ・ランゾウ稲田様でございます。
ランゾウ稲田様は、長きにわたり市の政策参与を務められましたほか、各種国際会議などにおいて、本市の先進的な取組を発信されるなど、主に国際文化・レジリエンス戦略の分野においてご貢献をいただきました。
続いて、須藤晃様でございます。
須藤様は、長きにわたり市の政策参与を務められましたほか、公益財団法人富山市民文化事業団の芸術監督を務められるなど、主に音楽・芸術文化の分野においてご貢献をいただきました。
続いて、中村和之様でございます。
中村様は、市の総合計画審議会の部会長のほか、各種附属機関の委員等を務められるなど、主にまちづくりの分野において公正で透明かつ簡素で効率的な行政の推進にご貢献をいただきました。
続いて、宮田伸朗様でございます。
宮田様は、市の総合計画審議会の部会長のほか、各種附属機関の委員等を務められるなど、主に福祉の分野において公正で透明かつ簡素で効率的な行政の推進にご貢献をいただきました。
続いて、本木克英様でございます。
本木様は、長きにわたり市の政策参与を務められましたほか、富山フィルムコミッションのアドバイザーを務められるなど、主に富山の魅力発信の分野においてご貢献をいただきました。
以上8名の皆様を、特別功労者といたしまして、記念式典において表彰させていただきます。
次に、パネルディスカッションについてご説明を申し上げます。
ご覧の4名の、富山市にゆかりのある素敵な方々をお招きいたしまして、それぞれの専門分野の経験等を踏まえまして、私と一緒に、今後の富山市の進むべき道などを展望しながら、意見交換をしてまいりたいと考えております。
なお式典には、市民の皆さんも参加していただくことができます。
事前の申し込みが必要になりますので、詳しくは10月5日号の「広報とやま」をご覧いただくか、企画調整課までお問い合わせをいただきたいと思います。
次は、セントラムと地鉄バスのラッピングについて申し上げます。
合併20周年を迎えたことを改めて市民の皆さんに知っていただきますとともに、皆さんとともにお祝いする機運を高めるため、合併20周年記念のロゴマークをあしらいましたラッピングを施した「セントラム」と「地鉄バス」を各1台ずつ、10月1日水曜日から運行しております。
なお、このラッピング車両の運行のほか、本庁舎や行政サービスセンターなどには「懸垂幕」や「看板」を、富山駅構内や城址大通り、ブールバールなどには「バナーフラッグ」を掲出しているところであり、19日の式典に向けて、機運を高めてまいりたいと考えております。
最後に合併20周年を記念して今月5日日曜日に開催いたします「未来へつなぐ とやま伝統芸能の祭典」についてご報告をいたします。
この祭典では、旧7市町村に脈々と受け継がれてきた伝統文化や芸能などを、まちなかのグランドプラザに一堂に集めてご覧いただきます。
具体には、各地域の踊りや囃子などの伝統芸能を披露するほか、本市に現存する岩瀬、下大久保、八尾地域の曳山の展示などを行います。
未来に残したい本市が誇る伝統芸能の数々をぜひ皆様にご覧いただき、ふるさと富山に親しみや誇りを感じていただければ幸いであります。
「令和7年度富山市総合防災訓練」の実施について
【市長】
10月11日土曜日、8時30分から、和合中学校及び倉垣小学校にて実施をいたします。
この訓練は、近年の激甚化・頻発化する豪雨等の自然災害に対応するため、関係機関相互の連携と市民の防災意識の高揚を図ることを目的として実施いたします。
国や県にもご協力をいただきまして、消防や警察などの防災関係機関、自主防災組織等の各種団体、地域住民の皆様と連携して、大規模災害を想定した総合的かつ実践的な防災訓練を実施いたします。
今年度は約35機関、約450名の方々に参加していただく予定となっております。
主な訓練内容についてご紹介いたします。
倉垣小学校では、地域住民による避難訓練を行います。
昨年度末に整備した垂直避難経路の確認や、今年度すべての第一次避難所に設置する「キーボックス」についての説明も行います。
和合中学校におきましては、消防、警察、自衛隊等による倒壊建物や事故車両からの救出訓練のほか、水道やガスなどのライフライン応急復旧訓練など、本番さながらの実動訓練を実施する予定としております。
また避難所開設時に使用する段ボールベッドの組み立て体験や、赤十字奉仕団による炊き出し訓練など、地域に密着した訓練も行ってまいります。
このほか、はしご車の試乗体験や災害対応車両の展示コーナーを設置する予定です。
今年度の総合防災訓練につきましても、能登半島地震の経験を踏まえ、いざというときに、「自助」「共助」「公助」それぞれの役割が十分発揮できるよう、関係者の皆様や、地域住民の皆様と、しっかり連携して取り組んでまいりたいと考えております。
質疑応答
【記者】
クマの出没が県内各地で相次いでいます。今年はクマの主食であるドングリの実りが悪く、今後さらなる出没が懸念されています。
相次ぐクマ出没にどう対応し、被害を防止していくかお聞かせください。
また、市では、AIカメラがクマを検知すると、自動的に防災行政無線が放送されるシステムの実証実験を開始されたと思いますが、10月からの本格運用で期待する効果や、実証実験で判明した課題があればお聞かせください。
【市長】
本市では、一昨年のクマの大量出没を受けまして、「市公式LINEでのプッシュ型の通知による市民への情報周知の強化」や、近隣河川等の草刈や柿の木などの実のなる木の伐採など「地域住民によるクマを寄せつけない環境づくり活動への支援を拡充する」など、クマ対策の強化を図ってまいりました。
今般、本市を含む県内全域で「クマの餌となるドングリの実が今年の秋は不作になる」という県の発表を受けまして、先月「富山市クマ対策会議」を開催し、関係機関を招集し、情報共有を図ったところであります。
また、9月に施行されました「緊急銃猟」でございますが、これを運用し、住宅地等にクマが出没した際に、市の責任として、確実に捕獲するための準備を進めるなど、クマの出没に対して警戒を強めているところであります。
また記者からご指摘ありました通り、今日も、昨日も一昨日も、複数の箇所でクマやクマの痕跡の報告がございまして、その情報発信にも努めているところであります。
このような中、今年度から本市は、これまでクマの出没時の初動対策に活用してきましたAIカメラを、地域住民への迅速な注意喚起を目的として、出没地域近辺の防災行政無線と連動させ、自動放送を行うという取組を開始したところでございます。
AIカメラはクマの出没経路となっている熊野川河川敷に8台、大沢野地域の河岸段丘に5台、集中的に設置したほか、山田地域にも2台設置したところでございます。
これらの計15台のAIカメラと近辺の防災行政無線を随時連動させまして、動作確認を行うための実証実験を行ってまいりました。
その結果につきましては、山田地域において1度だけクマを検知しましたが、防災行政無線を起動させる精度ではなかったので、現在のところまで自動放送は実施されてない状況となっております。
しかしながら、期間中、サル、イノシシ、シカといった他の野生動物はたびたび検知をされておりまして、AIカメラの認識精度、検知範囲、夜間の起動等の性能に問題がないということを確認しておりまして、クマを検知する能力においても、その信頼性は非常に高いということを確認しております。
今後秋が深まるにつれて、ご指摘の通り、クマの出没がますます増えていくものと考えており、AIカメラの設置を継続し、本格運用の中で生じた課題の解決を図りながら、地域での警戒体制の強化につなげてまいりたいと考えております。
また今年は住宅地においても、クマが出没するという可能性は十分考えられておりますので、市民の皆さんには、地域ぐるみでクマを寄せつけない環境づくり、実のなる木の伐採や雑草の刈り取り、そういうものも含めて取り組んでいただいたり、できれば市の公式LINE、これはプッシュ型でクマの情報が届きますので、こういうものに登録していただいて、自分から情報を取りに行くという自己防衛に努めていただきたいと考えております。
なお富山市といたしましても、住民の皆さんももちろんそうですが、猟友会や県、警察、消防など、関係機関と協力しながら、住民の安全安心のために努めてまいりたいと考えております。
【記者】
合併20周年の記念式典が今月あるということで1つの節目かと思います。改めて市長として、合併の意義と合併後もいろいろな課題があると思いますが、その解決に向けて今後どのように取り組むのかということをお聞かせください。
【市長】
合併の意義の一番大きなものというか、今現在そうなっていますが、やはり膨大な社会インフラや行政組織そのものを維持管理、そして運営していくような経費、このようなものは非常に厳しくなってくるということは20年前も想定されておりましたので、そのような行政運営、行政経営を効率的にやっていくという意味では、非常に大きな効果があったのではないかと考えております。
それともう1つ、社会インフラを維持管理していく面でも大きな効果がこれから出てくるのではないかと思っています。
さらにもう1つ、上下水道などの生活インフラの整備は、合併を契機に合併特例債等を利用して一気に進みましたので、生活環境そのものが飛躍的に良くなってきました。
例えば私の住んでいるところが、合併後に下水道が入った地域なのですが、それまである意味生活排水を垂れ流していたと、下水と上水を分けておりましたが、露天になっていますので異臭が漂ったり、自然や生物に悪影響を及ぼしたりしていましたが、やはり上下水が管理され、非常に自然環境が良くなってきましたし、水道もほぼ全世帯に水を供給していますので、そういう面でも、生活インフラの質や安全性は飛躍的に向上したのではないかなと思っています。
また、合併の効果とは違うかもしれませんが、長年の富山県50年の夢であった北陸新幹線の開業というものもありまして、中心市街地を核として、富山市全体が元気というか、賑わいというか活気というか、そういうものを起爆剤として、これから未来に向かっていくんだよという、そういう方向性というものはコンパクトシティそのものでありますが、できてきたのではないかなと思っています。
今、ちょうど来年から始まる次期都市マスタープランの作成の大詰めに来ていますが、そのマスタープランにも、20年を経て様々な問題も含めて未来志向の都市マスタープランになっている。ということは、やはり合併から20年経った今だからこそできるマスタープランになってるのではないかなと思っております。
また、課題はたくさんありますが、1つは膨大な市域面積がありますので、その中で30%が我々が大体生活している平地でありまして、7割が山林なのです。
中山間地域も非常に大事にしていますが、中山間地域も広いエリアでたくさんの人も住んでいますし、海岸部もありますが、様々な特性を持つ広い市域をどうやってこれから持続可能なものにしていくかということは、コンパクトシティは終わりのない政策なので、今度のマスタープランで第2章に入っていくと思いますが、郊外部や中山間地域も含めて、すべてに効果が及んでいくようにしていかなければならないなと思っています。
その市域全体を維持管理していくことは難しいと、その中で一番難しいのはやはり道路や橋梁、上下水道といった生活インフラ、基礎的なインフラですね、また市役所の施設もそうですが、箱物、このようなものは維持管理が非常に難しいので、本格的な人口減少、しかも、当初予測よりも加速度的に人口が減っていますので、つまり少子化ですね、そのようなことも鑑みますと、やはりこれは県や市町村の垣根を越えて、インフラの整備をしたり維持管理をしたり、広域で取り組んでいかないと立ち行かない時代にもなっています。そういうところは今後の課題ではないかと思っています。
【記者】
液状化のことでお尋ねします。
県が基金を創設して、そこで資金を出すという大変大きな進展がありました。前回も質問が出ましたが、市長はその中で、住民負担のことに関しては5市で足並みを揃えてと仰られたと思います。氷見の菊地市長も同じことで、今後住民負担については国に要望していくということを市長と同じ趣旨で仰っておられましたが、昨日高岡市の出町市長は、国への要望は5市で足並みを揃えてということは仰られたのですが、もし仮に住民負担が出たときには、高岡市は出町市長の公約でもありますが、住民負担をゼロにすると昨日の会見でも仰っておられました。
藤井市長の中ではやはり、公費負担の部分は出町市長は各市で別の考えでというようなことだったのですが、市長の足並みを揃えてというのは、どこまでを想定しているのか。もしかしたら、富山市は自分で、独自でゼロにするということもあり得るのか。
そこは(各)市長によって多少温度差があるようにも思うので、市長の中でどういうふうにお考えなのかということをお聞かせいただければと思います。
【市長】
ランニングコストについての住民負担ですが、そこを今、5市の市長で話し合いはしています。
それで、県が長寿命化の観点から、維持管理、長寿命化については、県が半分を出すというスキームを今議決していただきましたので、基金も作るということでありますので、我々市長としては限りなくゼロに近づける方向で年末までに何か方向性を出そうという話はしています。
それは今までも言ってきましたが、ただ、住民負担をゼロにするということにつきましては、きちんと各市の市長の一致したコンセンサスを得ながら、一致した意見として表に出すべきだと言っています。
出町さんは選挙公約でしたから、それはもう言っていますので、それでも出町さんも(その議論に)入っていただいて、我々はそういうふうに考えていますよということでのコンセンサスはちゃんと市長としてはとれています。
今のところ、そのようなところだと思います。
【記者】
出町市長もなかなか(公約を)引っ込められないということでしょうか。
【市長】
公約ですから引っ込める必要はないと思いますが、結果は結果として、やはり公約というものはそれを示して選挙を戦うわけですから、それはそれでずっと言っていても何ら不思議はないことであると思っています。
【記者】
先週9月27日に、大阪・関西万博で八尾高校の郷土芸能部の皆さんと越中八尾おわら保存会とケント・モリさんが、おわらに着想を得た創作ダンスを披露されました。これを現場でご覧になられたと思いますが、その感想を教えてください。
また、今年ニューヨーク・タイムズ紙の行くべき都市に選ばれて、ますますおわらというものが注目を集めたのではないかと思います。その中で非常に意義のあるイベントだったかと思いますが、今後おわらを含めた伝統芸能の発信に関して何が必要となってくるか、この考えをお尋ねします。
【市長】
まず大阪・関西万博でのケント・モリさんと越中八尾おわら保存会と八尾高校郷土芸能部のコラボレーションのステージでありますが、非常に素晴らしいステージになったのではないかなと思います。
その素晴らしさというのは、おわら踊りのような三百数十年続いている、しかもその八尾町の旧町の人から人へ受け継がれてきた伝統行事をきちんと守りながら、大阪・関西万博の舞台で披露したと。こういう伝統行事がありますよと、たくさんの観客がご覧になって、やはりなんと言いますか、すごくいい雰囲気の調べや演奏、唄や踊りだなと感じられたと思っており、このおわらの演舞そのものも非常に大好評でしたし、ケント・モリさんの近代的な最先端のダンスと両極端だと思うのですが、その融合によっておわらがどういうふうに変わるのかと思ったら、やはり新しい可能性が見えたと言いますか、未来に向かっていく姿を見ることができたと言いますか、今まで見たことのないものを見たと言いますか、一言で言うと感動しました。
もちろん郷土芸能部が新しいリズムに合わせておわら踊りの所作を取り入れたりして、こういうふうに演じることができるんだという可能性を体験したと言いますか、それも会場全員がその踊りを見よう見まねで踊りながらステージを眺めていたのですが、ものすごい一体感が出て盛り上がりました。素晴らしいと思いました。
もう1つ大事だと感じたことは、ニューヨークのマンハッタンで、おわらそのものを何も変えずにご披露して、それはそれでもちろん素晴らしいかったのですが、このような国際的な舞台でたまたま2回今年は披露する場所がありましたが、外へ出て、本物そのものを見ていただくということは、いかに大事かということは非常に感じました。
私もおわらの、普通の踊りをしているときは下にある観客席で見ていたのですが、県外から来られている富山県以外の日本人の方々は、踊りを見よう見まねで踊ったり、「いやいいよね、こんな踊りがあるんだ」といった感想を口々に言っておられたました。
外に行って、本物を見てもらうということは非常に大事だということを痛感いたしました。
【記者】
28日に行われたトランジットモールについてです。これはもともと富山市の主導で2017年に社会実験として始まり、昨年度から民間主導に移行したということですが、今後官民で一体となって盛り上げを図るために、どういった取組に期待していらっしゃるのかお聞かせください。
また個人的には、例えばこれを郊外に広げるということもありなのではないかと思っています。例えば昨日、水橋地区でAIオンデマンド交通の運行実証も始まりましたが、このような地域交通と絡めたにぎわい創出なども1つの手なのかと思ったりしておりまして、そのような横展開について、今どんなお考えがありますでしょうか。
【市長】
トランジットモールは、万博の帰りの次の日だったのですが、電車が2時間半以上遅れた関係で、参加する予定のところ、参加することができなく残念に思っております。後からニュースや記事で見て、大賑わいだったと、SNSでもたくさん発信されていましたし、回数を重ねていろんな新しいことを取り入れていくことで、非常に賑わいがこれだけできるのだなということは、毎回参加して痛感しています。
ですから、非常に良い取組で、駅近辺と違って大手モールでやることに意義があると思うので、これはやはり公共交通の軸のところでやるということも含めて、今後続けていきたいと思うのと、今言われた、横展開、まさにそこが狙い目でして、公共交通軸の拠点でできる可能性のあるところから検討してまいりたいと考えています。
大手町のトランジットモールは、これはこれで1つの形として成り立っていますので、横展開を図ることができるタイミングがあれば、ぜひ考えてみたいと思っています。
【記者】
市が再整備している公設卸売市場の新設の商業エリアに出店する事業者が4つ決まったと一部報道されています。ヤマダ電機や平和堂などということですが、ちょうど昨日から工事が着工しており、来年9月のオープンを目指しているということで、この事業者決定に対する受け止め等があれば教えてください。また、今後1年後のオープンに向けて、今の思いをお聞かせください。
【市長】
公設卸売市場も賑わいの施設の1つと捉えて、今の民間主導の敷地を開発事業者の方がご努力されて大体今の形になったということでありますので、しっかりと富山の観光名所と言いますか、生活の中での大事な場所、そして富山に行ったら公設卸売市場に行ってみられと、美味しいものも食べれるし、なかなか面白いよと。市場の見学もできるし、というようなところ、人が集まるような場所になれば非常にいいなと思っていますので、富山市としてはそうなるようにまた事業者と協力しながら考えてまいりたいと思っています。
※発言内容を一部整理して掲載しています。・・・富山市広報課
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