熱中症予防対策
熱中症特別警戒アラートについて
熱中症特別警戒アラート等について
環境省では、令和6年4月24日から「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始しました。この熱中症特別警戒アラートは、気温が特に著しく高くなり、熱中症による重大な健康被害が生じる恐れがある場合に、環境大臣が発表するものです。熱中症特別警戒アラートの発表地域では重大な健康被害が生じる恐れがあります。自発的な熱中症予防活動を積極的に行ってください。また、家族や周囲の方々にも見守りや声かけ等を行ってください。
また、環境省と気象庁が共同で発表する「熱中症警戒アラート」も、令和6年度の運用を4月24日から開始しています。
<熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートの運用期間>
令和7年4月23日~令和7年10月22日
熱中症特別警戒アラートの発表について
熱中症特別警戒アラートは、富山県内の全ての暑さ指数情報提供地点(朝日、氷見、魚津、伏木、富山、砺波、上市、南砺高宮、八尾)において、暑さ指数35以上と予測された場合に、前日の14時に発表されます。
熱中症特別警戒アラートは、ご自身でも受信することができます。
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メールでの受信方法はこちら(環境省「熱中症予防情報サイト」(外部サイト)(外部リンク)
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熱中症特別警戒アラートの詳細は、環境省「熱中症予防情報サイト」(外部サイト)をご覧ください。(外部リンク)
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(参考) 環境省 熱中症特別警戒情報[熱中症特別警戒アラート] (PDF 440.2KB)
暑さを避けるための避難場所
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)について
危険な暑さから避難ができる場所として法に基づき市が指定できる施設であり、指定を受けた施設は、熱中症特別警戒アラートの発表時に一般に開放します。また、指定を受けた施設は名称・所在地・開放可能日等、開放による受け入れることが可能と見込まれる人数をホームページ等で公表します。
涼み処とやま
熱中症特別警戒アラートが発令された日以外においても、市民が一時的に暑さを避ける避難場所として、「涼み処とやま」を開放する事業所、店舗等を募集して指定します。
暑さ指数
暑さ指数とは、WBGT指数(人体に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた値)で、労働や運動時の熱中症予防のための基準とされています。暑さ指数が28以上の場合は、熱中症を発症する危険性が非常に高いの十分ご注意ください。
熱中症とWBGT指数との関係
*日常生活における熱中症予防指針
(参考)日本生気象学会2022年5月「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」
*熱中症予防のための運動指針
(参考)JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)「熱中症予防のための運動指針」
熱中症に注意しましょう!
熱中症には予防が大切です!
熱中症は、屋内・屋外問わず、高温や多湿等によって、体内の水分や塩分などのバランスが崩れたり、体温を調整する機能がうまく働くなったりすると発症します。また、気温などの条件だけではなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。
重症化すると命にかかわることもある熱中症ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます。
このような人(=暑さに弱い人)は特に注意が必要です
- 高齢者
- こども
- 脱水状態にある人
- からだに障害がある人
- 肥満の人
- 過度の衣服を着ている人
- 普段から運動をしていない人
- 暑さに慣れていない人
- 病気の人
- 体調の悪い人
熱中症を予防するために
(1)こまめに水分補給をしましょう
- のどが渇いていなくても、水やお茶、スポーツドリンクなどで、こまめに水分を補給しましょう。
(目安は1日あたり1.2リットル)
- アルコールではなく、水やお茶を飲みましょう。
- 汗をたくさんかいた時は、水分だけでなく塩分なども含んで補給しましょう。
- 寝る前だからと水分を我慢せず、こまめな水分補給をこころがけましょう。
(2)室内の環境を快適に
熱中症は、室内や夜間でも多く発症しています。すだれやカーテンで直射日光を遮ったり、風通しをよくしたり、エアコンや扇風機を上手に使ったりして、部屋に熱がこもらないように常に心がけましょう。
市では、自宅にエアコンのない65歳以上の高齢者のみの世帯を対象に、高齢者エアコン購入費等助成事業を行っています。
(3) 外出時に気をつけること
日陰を選んで歩く、日傘や帽子を使うなど、直射日光を避けましょう。
通気性・吸湿性・速乾性のある衣類を選ぶなど、服装も工夫しましょう。
水筒などで飲み物を持ち歩き、すぐに水分補給できるようにしましょう。
(4) 無理をしないで休憩を
炎天下や熱い場所では、長時間の運動や作業は避け、こまめに休憩をしましょう。
寝不足や二日酔い、風邪気味など体調が悪いときは、熱中症になりやすいため、無理をしないようにしましょう。
休憩中には、水分を取ることはもちろん、保冷剤や冷たいタオルなどで、体を冷やすことも有効です。
(5)熱中症になったら
こんな症状があった熱中症を疑いましょう!
【軽 症】めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
【中等度】頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感)、虚脱感
【重 症】意識がない、けいれん、高い体温である、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ歩けない、走れない。
「もしかして熱中症かも」と思ったら、次の1~4の応急処置をしましょう。
1.涼しい場所へ移動しましょう。 まずは、エアコンが効いた室内や車内に移動しましょう。 屋外にいる場合は、風通しのよい日陰に移動して、安静にしましょう。
2.衣服をゆるめ、体を冷やして体温を下げましょう。 氷枕や保冷剤で首筋や両側のわき、足の付け根など冷やします。 皮膚に水をかけて、うちわやセンス、タオルなどで仰ぐとことで体を冷やすことができます。
3.塩分や水分を補給しましょう。 水やお茶、スポーツドリンクなどを飲みましょう。 意識がない場合は、無理に水分を飲ませることはやめましょう。
4.医療機関へ相談、または救急車を呼びましょう。 意識がない場合や、呼びかけや刺激への反応がおかしい場合には、すぐに救急車を呼びましょう。
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熱中症対策普及団体
熱中症対策普及団体とは、高齢者やこども等の熱中症に弱い方への見守りや直接的な声かけ等の熱中症対策の普及啓発を促進するために設けられた制度です。極端な高温の発生時における暑さを避ける場の提供や熱中症に弱い方への見守りや声かけなどの熱中症対策の普及啓発等を行います。
熱中症に関するリンク
*国
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環境省「熱中症予防情報サイト」(外部サイト)(外部リンク)
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気象庁「熱中症から身を守るために」(外部サイト)(外部リンク)
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厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」(外部サイト)(外部リンク)
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消防庁「熱中症情報」(外部サイト)(外部リンク)
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スポーツ庁「熱中症を予防しよう」(外部サイト)(外部リンク)
*富山県
*富山市
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