横断歩道は歩行者優先!信号機のない横断歩道で歩行者がいたら止まりましょう!
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2025年調査結果)※」によると、富山県の一時停止率は60.9%で全国22位という結果となりました。
前回(2024年)の調査における富山県の一時停止率は31.6%で全国最下位という結果でしたが、今回は結果が公表されて以降最も高い一時停止率であり、全国平均(56.7%)も上回りました。
一方で、近隣の長野県(1位/88.2%)や岐阜県(2位/78.0%)、石川県(8位/70.3%)と比べると、まだまだ低い状況です。
※各都道府県2箇所ずつ(全国合計94箇所)の信号機が設置されていない横断歩道で実施。
ドライバーの皆さんは、横断歩道に近づいた場合は、次のような運転をしなければなりません!
(1)横断歩道手前で止まれる速度で進行!
横断しようとする歩行者が明らかにいない場合を除き、横断歩道の直前で停止できるように、速度を落として進行しなければなりません。
(2)横断歩行者の横断を妨げない!
横断歩道を横断して(しようとして)いる歩行者がいたら、横断歩道の前で一時停止し、歩行者の通行を妨げないようにしなければなりません。
(3)停止車両の横で一時停止!
横断歩道上や手前で停止している車両の横を通過しようとするときは、停止車両の前方に出る前に一時停止しなければなりません。
(4)追越し・追抜きは厳禁!
横断歩道とその手前30m以内の場所では、追越し・追抜きをしてはいけません。前の車の陰にいる横断者を見落とすおそれがあり、危険です。