平成16年10月市議会臨時会理由説明

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ページ番号1003158  更新日 2023年1月6日

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本日、市町村合併関連議案を審議していただくため、市議会臨時会をお願いいたしましたが、提出いたしました案件の概要について申し上げます。

はじめに

今日、自治体を取巻く環境は、少子高齢化の進展や人口減少等、大変厳しい状況にあります。

このような中にあって、住民に最も身近な市町村は、合併によるスケールメリットを生かすことにより、行財政の効率化と行政機能の高度化を図り、住民サービスの一層の充実を目指すべきであると考えております。

このことから、富山地域の7市町村におきましては、昨年4月に富山地域合併協議会を設置し鋭意協議してきたところであり、本年7月29日の第16回合併協議会をもちまして、2,038項目に及ぶ事務事業の調整など、24の合併協定項目がすべて承認されました。

このことから、去る10月9日、富山地域合併協議会委員や7市町村の議員の方々を立会人として、合併調印式を盛大に挙行したところであります。

式では、経過報告と協定内容について説明がなされた後、7市町村長が合併協定書の調印を行うとともに、議会代表者による立会人の署名を行っていただきました。

これにより、地方自治法などの規定に基づき、7市町村の廃置分合の件など合併関連の案件と合併準備に要する補正予算案件を提出するものであります。
これらの案件を関係市町村議会で議決をいただいた後、今月末までには富山県知事へ合併の申請を行い、12月の富山県議会定例会において議決をお願いいたしたいと考えております。

私たち7市町村は、新市において、都市部と農山村部が相互に認め合った上で、豊かな自然環境や歴史・文化、観光資源などの貴重な資産を活用して、新たな活力と魅力を創造し、地域が主体的に考え、行動することを基本としながら、「共生・交流・創造」のまちづくりを推進しようと考えております。

富山市を含む広範なこの地域を、力のある、魅力のある都市として持続的に発展させるとともに、住民サービスの充実を図っていくため、来年4月の新市誕生に向けて、住民の皆さんにより一層のご理解を深めていただくよう、引き続き全力をあげて取り組んでまいる所存でありますので、今後とも、議会並びに市民の皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます。

提出案件について

以下、提出いたしました案件の概要を申し上げます。

1.予算案件

予算案件につきましては、合併前までに準備しておかなければならない経費の補正を行うものであり、
一般会計で、5億4,200万余円
国民健康保険事業など特別会計で、900万余円
水道事業企業会計で、600万円

をそれぞれ追加するものであります。

まず、一般会計では、議員定数の増に伴う議場の改修に要する経費や、庁舎間の通話内線化に向けたIP電話導入に要する経費などを計上しております。

特別会計では、合併に伴い必要となる様式等の統一などに要する経費、企業会計では、水道事業統合届出書の作成業務委託に要する経費を計上しております。

以上が歳出のあらましでありますが、これに要する財源としては、一般会計では地方交付税、負担金、地方債などを、特別会計では繰入金を、企業会計では負担金を充てております。

2.その他の案件

次に、合併関連の案件につきましては、富山市、大沢野町、大山町、八尾町、婦中町、山田村及び細入村の7市町村を廃して新たに「富山市」を設置する廃置分合の件並びに当該廃置分合に伴う議会の議員の定数に関する協議や地域審議会の設置に関する協議など5件であります。

以上が今回提出した案件の概要であります。
なにとぞ慎重審議のうえ、適正な議決をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

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財務部 財政課
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電話番号:076-443-2022
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