定例記者会見 令和8年1月5日
- 日時 令和8年1月5日(月曜日)13時10分から13時40分まで
- 場所 市庁舎東館802会議室
発表項目
1. 富山市プロモーション動画の公開について(企画管理部 広報課)
2. 図書館システムの新機能導入について(教育委員会事務局 図書館)

記者会見の内容
発表項目
富山市プロモーション動画の公開について
【市長】
本市は、令和5年度に策定いたしました「シティプロモーション推進指針」に基づきまして、ターゲットを明確にしたシティプロモーションを推進しているところでございます。
この度、市外に住む若い世代が富山市に興味・関心を持つきっかけとなることを目的に、ショート動画を3本作成し、本日、市のYouTubeで公開いたしましたので、ご報告いたします。
この動画では、本市の魅力を伝える複数のキーワードを使用し、コミカルな演出やストーリー仕立てにすることで、若い世代にも視聴してもらいやすい内容となっております。
動画のタイトルは『気になるワタシ』です。
都内に住む20代の主人公が、まちなかで聞こえてきます「富山市の噂」に関心を持ちます。そして、何度か富山市に行くうちに、富山市に移住してしまうというストーリーになっております。
それでは、画面の方で第1話をご覧いただきたいと思います。
(動画を再生)
この動画を多くの若い世代に見ていただくため、本日から今月末までの期間、首都圏・関西圏の若者をメインターゲットとしたインターネット広告を行います。
また、広告に際しては、動画リンクへのクリック率が向上しますよう、自動的に広告表示が調整される「広告運用自動化ツール」を使用することで、効率的にターゲットに向けて届けてまいります。
この動画を通して、市外に住む若い世代の方々が本市に興味・関心を持っていただき、実際に本市を訪れたり、住んでみたいと思っていただく一つのきっかけになることを期待しております。
図書館システムの新機能導入について
【市長】
このたび富山市立図書館では、本の検索や予約などを行います「図書館システム」の更新にあわせて、今月27日火曜日から新たな機能を3点導入いたします。
1点目は、現行の図書利用カードに加えまして、ご自身のスマートフォンなどで図書利用カードのバーコードを表示することで、本を借りることができるようになります。
またTOYAMAキラリにある本館や、大沢野・大山図書館などに設置しております自動貸出機では、マイナンバーカードと図書利用カードの連携手続きをすることで、マイナンバーカードだけでも本を借りることができるようになります。
2点目は、これまで確認することができなかった「借りた本の履歴」を、スマートフォンなどに記録することができるようになります。
3点目は、スマートフォンなどに、「マイ本棚」と称する仮想の本棚を作り、図書館が所蔵している本の中から「これから読みたい本」や「好きな作家の本」などの情報を登録することができるようになります。
また「マイ本棚」の情報から、スムーズに貸出予約を行うこともできます。
これらの機能は、図書館ホームページの「マイページ」に登録することで、利用できます。
すでに図書利用カードをお持ちの方であれば、オンラインで登録ができますが、まだお持ちでない方は、ご来館いただきまして図書利用カードの発行手続きをされてから、マイページの登録をお願いいたします。
なお、すでにインターネットサービス、利用者メニューのことでありますが、これをご利用の方は、登録情報を引き継ぎますので、新たにマイページに登録していただく必要はございません。
これらのシステム更新作業のため、今月13日火曜日から26日月曜日までの2週間、図書館全25館を休館いたします。
また、休館中はホームページも停止いたしますので、スマートフォンやパソコンからの本の検索や、予約、貸出期間の延長ができなくなります。
ご不便をおかけしますが、どうかご理解いただきますようお願いいたします。
新たな機能の導入により、ご自身のスマートフォンなどでお使いいただく機能が充実し、貸出手続きが迅速化するなど、利便性が大幅に向上することを期待しております。
そして、図書館が市民の皆さんにとって、より身近な施設となるよう、今後とも引き続きサービスの充実に努めてまいります。
質疑応答
【記者】
2点質問させていただきます。
まず、2期目がスタートした去年1年間の市政運営を振り返り、総括をお聞かせください。もう1つは、今年の富山市の課題と、その課題に対して最も注力したいことについてお聞かせください。
【市長】
1つ目でありますが、皆さんのおかげさまをもちまして、昨年4月から新しい任期が始まりました。
市民の皆さんの大変大きな負託をいただいたという気持ちで、身の引き締まる思いでいっぱいであります。
去年1年間を振り返って、私の1期目、もっと言いますとその前からの非常に大きな懸案事項がたくさんありまして、例えば「くすりミュージアム」、これまで長きにわたり、県の薬業界等と含めて関係者と議論しながらやってきた、その1つの方向性が見出せたということがございましたし、水道料金は18年間改定していなかったわけでありますが、当局の尽力もありましたが、市民の皆さんの温かい理解のもとに改定することができたということ。これは、昨今の上下水道管にまつわる陥没事故等がありますが、これを防ぐためには、老朽化した管の耐震化と更新が必須なんです。そのための資金でありますとか、より安全安心な水道水をお届けする。そして、よりクリーンな環境を安全に保っていく下水道。これを加速するために、1つ大きな柱ができたのではないかと思っています。これは市民の皆さんに感謝申し上げたいと思っております。
もう1つ、ごみの有料化の議論が深まったということであります。
まだまだ審議会においては活発な議論がされておりますが、我々も市民の皆さんの気持ちに寄り添って、丁寧な説明に努めてまいりたいと思います。
この議論も長い間してまいりまして、説明も長い間してきましたが、やはり10年、20年、30年後を見据えると、焼却施設の更新は必ずやってきます。こういうことでありますとか、リサイクルをどんどん進めなければならない、これは当たり前のことなのですが、これにも燃やすよりもまた大きな資金が必要だということもありますし、我々が推進しております環境モデル都市、環境未来都市、そしてSDGs未来都市というものにのっとって、しっかり環境政策を進めていくには、やはり有料化というものは避けて通れないということですので、引き続きこれも市民の皆さんのご理解を得られるよう、丁寧に進めてまいりたいと思いました。
また富山地方鉄道さんですね。これは富山市が20年間やってきている「公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくり」、この第2章ですね、富山港線を民営化して富山ライトレールにしたときと同じぐらいの大きな投資、事業になってきますので、それも10年スパンの長い事業になりますので、しっかりと来年度1年間は一時的な支援という形で、富山地方鉄道を関係者、市町村、県、我々が一緒になって運営をお手伝いしていくと言いますか、金銭的にサポートしていくということを決定していますが、その翌年、令和9年度からの鉄道事業再構築事業というものを目指していくということが関係者の間では承認されておりますので、しっかりと(富山地方鉄道の)鉄道線は3線ありますが、いずれも進めてまいりたいなと思っています。
富山市としては、まちづくりの観点からは絶対に必要な事業でありますので、周辺まちづくりも沿線まちづくりも含めて、しっかりと進めてまいたいと思っています。
加えて、合併して去年は丸20周年だったんです。富山市が合併した当初の都市計画なり様々な計画と20年後を比べたり、過去を振り返って未来を展望したり、今の立ち位置を確認したりする非常にいい機会になったなと思っています。
その象徴が20周年の記念式典であったわけですが、それに先んじて合併検証というものも2年前にやらせていただきましたが、いろいろな意味で去年は現在の立ち位置を確認する、そのために過去をしっかり顧みる、未来を展望する、そのような1年だったのではないかと思っています。
よく一言で言えばどのような感じですかと言われますが、私は礎の1年だったと思っています。ずっと積み残してきたものをしっかりと基礎を固める、または固める準備ができたと、礎を作る準備ができた、または礎ができたと。これは、10年、20年、30年先の富山市にとって必要な礎、基礎でありますので、しっかりこれからも市民の皆さんの協力を得ながら進めてまいりたいと思います。
また、今後の富山市の課題です。
最大の課題は、やはり少子化に起因する人口減少です。
これをどうやって、しっかりと政策に落とし込んで進めていくかということが最大の課題だと思います。これは日本全国そうでありますが、例えば、産業の世界で言うと、商業もそうかもしれないですが、AIの活用であるとか、とにかく生産の効率を上げていくと、生産性を向上させていくということが1つのポイントだと思いますので、そういう意味でいうと、DX、AIやICTを含めて、デジタルの力をどうやって活用していくかということは、我々もスマートシティを推進しておりますが、こういうものにはやはり力を入れていかなければならないというこれからの1年になっていくと思いますし、やはり地域の力が何よりも大事だと感じています。
それは防災、減災、また地域コミュニティの活性化や維持ですね、地域の維持を自治振興会があって、町内会組織があって、住民自治の力がそこにあるんです。その住民自治の力がなくなったら、市町村の経営と言いますか、運営ができないわけでありますので、引き続きそのような地域の力を、地域のコミュニティをしっかり作っていくと、きずなづくりをやっていくということにも心を砕いていきたいなと思っています。
加えて、これは市の幹部職員にもよく私からも話していることですが、やはり市民の皆さんの声をもっと丁寧に聞いて、今でも十分丁寧に聞いているつもりなのですが、もっと丁寧に聞いて、市民に寄り添った姿勢で市政を運営していくということは非常に大事なのではないかと去年改めて感じました。
特に12月議会において、私も市民の代表ですが、我々の意図するところの政策がもう一方の代表である議会の皆さんに十分理解されたのだろうかという課題が残りましたので、そういう面で言うと、市民の皆さんへの対話、説明、そして共感を得ていく、そして一緒に進めていくということを丁寧に今年はやっていきたいなと思っています。
もちろん議会に対しても全くその通りでありまして、もっとコミュニケーションを密にとって、丁寧に説明しながら、なぜなぜなぜということにはしっかりと答えながら、共感を得て進めていくということが大事だなと。
まだまだたくさん大きな課題はありますが、いずれにしましても、しっかりと取り組んでまいりたいと思っています。
【記者】
今後の課題ということで、少子化に起因する人口減少と触れられましたが、人口で言うと今年40万人を切る可能性が高いということで、来年度の予算編成に向けても特別枠を設けられたと思います。
ひとつ人口減少対策が大きなポイントになるかと思うのですが、まずそういう1つの、40万人割れというものが目前に迫っていることに対する市長の今のご所見と、人口減対策にどのように取り組んでいくかという思いを改めてお聞かせください。
【市長】
40万人という数字にこだわるものではないですが、40万人を割り込むということは1つの通過点と言えば通過点なのですが、やはり一抹の寂しさを感じます。それは誰しもがそうだと思います。それは率直な感想であります。
そこで大事なことは、いろいろな政策を打ちながら、国や県、周辺市町村とも広域圏で連携していますが、いろいろな方々と連携しながら、民間の事業者や市民の皆さんとも連携しながら、子供を産み育てやすい環境づくりということをどんどん推進していくということが1つ必要なのでしょうね。
富山市としては、人口減少・少子化対策特別枠を設けて、部局横断的に事業を推進していくと、子供を産み育てやすい環境を作っていくということにしていますが、ありとあらゆるところでそのように連携しながら事業を推進していくということは非常に大事なのだと思っています。
必要なのは、事実として、人口が減っていくということは、これは厳然たる事実でなかなか止めようがないので、減るにしても緩やかに減っていくということは非常に大事なのです。
その間に、例えば先ほど言いました生産性を向上させていくですとか、デジタル化を推進していくですとか、いろいろなことは手を打てますので、また安全安心を確保するためにDXを推進していくですとか、いろいろ進めることがあると思いますので、この緩やかにしていくというところをぜひ、前市長からの課題でありましたが、より人口減少が加速していますので、私もしっかりと進めてまいりたいと思っています。
【記者】
今年4月に学びの多様化学校「古志はるかぜ学園」が開校しますが、北陸3県では初めての特例校と聞いています。
今年、富山市の注目事業の1つとなると思うのですが、どんな学校にしていきたいか、また、学校への期待を改めてお聞かせください。
【市長】
学びの多様化学校「古志はるかぜ学園」ということで、北陸初とおっしゃった通りであります。
この学校は、学校へ行きづらい児童・生徒さんが、自ら学びたいというその学びを実現するための学校でありますので、学校の校風やそのようなものは、これから児童・生徒さんと教職員、学校関係者で一緒に作っていくという特徴のある学校なのです。
浜黒崎というところは、地域性が非常にあたたかいところなのです。
今年から大広田小学校に移っていく浜黒崎小学校の子供たちも含めて、もともと地元の子供たちのようにはるかぜ学園の子供たちと接していきたいと、浜黒崎の方々はおっしゃってくれていますし、ある意味では地域の中の小学校とも言えると思いますし、もう1つは、今のところは市内からですが、全市からお子さんが集まってきますので、そのお子さんが自ら表現して、自らやりたいことをしっかりと学んで、そのような自由度の高いカリキュラムになると思いますので、自己肯定感を高めていける、また社会的な自立性を高めていける、そのような学校にしていきたいなと思っています。
はるかぜ学園でいろいろな知見が得られると思うのです。お子さんが成長していきますので、このようなものを一般の学校の校内サポートルーム、そのようなところにフィードバックしていったり、またはるかぜ学園では学校に行きづらいお子さんたちが登校していらっしゃいますので、そこにいる教職員も非常に成長できる場だと思うのです。そのようなある意味、先生方の学びの場にもなると思いますので、しっかりとまた運営をしてまいりたいなと思います。
学校のスローガンが「This is my school」なのです。
本当に自分の学校だよと言えるように、子供たちが、児童・生徒が言えるように、それぐらいの自主性を持った運営が特徴の学校にしていきたいなと思っています。
【記者】
ニューヨーク・タイムズの選定から間もなく1年を迎えるという中で、この1年を振り返ってどのような1年だったのか、また今後どのようにこの観光を盛り上げていきたいか、改めてお聞かせください。
【市長】
去年1月7日にニューヨーク・タイムズの「2025年に行くべき52カ所」に選ばれて、非常にインパクトがあったと思っています。
1つは、例えば1月から8月の比較なのですが、去年と一昨年で比べてみれば、市内の外国人の宿泊者数が約1.4倍になったのです。このような効果がありましたし、ガラス美術館の入館者数が、外国人日本人という仕分けはしていないのですが、約1.7倍になったということであります。
加えて飲食店の方々に聞いておりましたら、もう明らかにインターネットを見て、今まで来ていなかったようなお店に外国の方が訪れて、例えば居酒屋やラーメン屋さんなどを含めて、市内の我々がいつも行くようなところにたくさん外国人のお客さんが来てくれたり、そのような声もありましたし、やはりニューヨーク・タイムズの影響というものは非常にあったなと思っています。
これからは、広報課を中心に、先ほどご報告した動画のような、これは国内向けですが、海外向けにもホームページのリニューアルですとか、富山市の観光協会と一緒になって外国人向けのサイトのリニューアルをさせていただいていますが、情報発信をまずインターネットでしっかりやっていくということが、非常に大きいのではないかと思っています。
これはもう常にやり続けていかないと、リニューアルしていかないといけませんので、去年はある程度の外国人のお客さんが来ていただいたので、これを足掛かりに、また行きたいよですとか、友達を誘っていくよというお客さんも相当数いらっしゃると思いますので、しっかりとこれからの外国人の方々に、富山市や富山県を楽しんでいただけるように、広域観光も含めて、進めてまいりたいなと思っています。
【記者】
発表項目の図書館システムの新機能導入についてです。
13日から2週間休館することになりましたが、このことが12月議会の委員会で報告されたときに、一部の議員から、ここで自習している学生や生徒さんも非常に多いということで、何とかならないのかというご意見もあったのですが、1月のこの時期に設定された何か理由があるのであれば教えてください。
また、そのような生徒さんの学習環境、つまり居場所がまちなかにないのではないかという懸念の声もその方はおっしゃっていたのですが、何かそのような児童・生徒さんが過ごす居場所づくりについて、市長の思いというものがありましたら教えてください。
【市長】
ご質問の最初のところ、図書館システムの新機能導入時期の設定とその間休館するかどうかということについては、後ほどお答えさせていただきますが、ただ、そのようなところで学習していらっしゃる生徒さんや児童さんへの思いというものは非常に私はありまして、例えば中ホールのホワイエは(午後)10時まで開館しており、どうぞ勉強してくださいと、夏は冷房がかかって、冬は暖房がかかって快適に勉強できるようにしていますし、例えば、薄暗いですが富山市(庁舎)の1階のコンビニ前のスペースも、わずかな時間でありますが夜7時ぐらいまで自習している生徒さんも結構いますし、なるべく公の施設をどんどんどんどん開放して、学習スペースに使っていただいてもいいようにしているというところであります。
【図書館長】
まず時期のことですが、それまでの機器のリースなりシステムの関係の契約につきまして、契約期間が切れる前に更新をしないといけない。それから機器も変えないといけない。それからその機器について職員たちの研修も行わないといけない。そういった事情がありまして、受験生の方々、それから普段勉強していらっしゃる方には大変申し訳ないのですが、期間を1月の中頃から設定させていただいたことです。大変ご迷惑お掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
また、市長もおっしゃいましたが、他にも勉強できるスペースは駅の方などにもありますし、こども図書館、とやま駅南図書館のあたりにも提供できるようになっておりますので、そちらの方をご利用いただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
※発言内容を一部整理して掲載しています。・・・富山市広報課
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