【佐藤記念美術館】企画展「Voiceー佐藤助庵の茶と芸術」

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1016334  更新日 2024年12月26日

印刷大きな文字で印刷

イベントカテゴリ: 催し・イベント

開催エリア:富山地域

開催期間

2024年12月7日(土曜日)から2025年2月16日(日曜日)まで

会期中の休館日 12月18日(水曜)、12月28日(土曜)~1月4日(土曜)

開催時間

午前9時 から 午後5時 まで

入館は16時30分まで

開催場所

富山市佐藤記念美術館

対象

市民、その他

内容

当館の創設者である佐藤助庵(佐藤家12代目 助九郎、1896-1979)は、現在の富山県砺波市に生まれました。実業家として、家業の土木建設業を継いで大きく発展させ、さらには県内企業の役職にも就き、その腕を振るいました。また戦前には貴族院議員をも務め、富山の政財界の要として活躍したのです。その一方で、助庵は茶と芸術を愛した風流人でもあります。茶の湯に関連した古美術品を中心に蒐集し、自身でも書画や漢詩、俳句をよくしました。60歳を過ぎてから、富山市の呉羽山麓に「呉山窯」を築き、やきものにも取り組んでいます。また、茶は裏千家に学び、北陸初となる今日庵老分に任ぜられ、「宗越」の茶名を頂戴しました。さらに日本を代表する実業家であり、近代の三大茶人と称される松永安左エ門(号・耳庵)を師として慕い「助庵」という号を頂き、終生用いています。
こうして実業家として活躍しつつ、茶や芸術にも造詣が深かった助庵は、蒐集した美術品や茶室を公開する財団法人佐藤美術館を、昭和36年に富山城址に開館させました。その後は精力的に展覧会を開催し、趣旨や作品の解説などを本人が執筆して小冊子にまとめたほか、新聞や雑誌などにも茶や芸術に関する独自の考えを寄稿しています。本展では、助庵ゆかりのさまざまな美術品を彼の語った言葉とともにご紹介します。茶と芸術こそが人々の心を明るく照らすと信じた助庵。その実像に迫ります。

企画展 Voiceー佐藤助庵の茶と芸術

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

ご意見をお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

佐藤記念美術館
〒930-0081 富山市本丸1番33号
電話番号:076-432-9031
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。