スポーツのすすめ 2022年7月5日

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1002981  更新日 2023年1月6日

印刷大きな文字で印刷

観るスポーツと自分自身がプレーするスポーツ。スポーツには様々(さまざま)な目的と楽しみがある。最近は、健康志向の高まりから、仲間づくりや生きがいづくりを目的としたレクリエーションスポーツや生涯スポーツへの関心も高まっている。
観るスポーツのトピックスとしては、先の北京パラリンピッククロスカントリースキークラシカル男子20キロ(立位)で、本市出身の川除大輝(かわよけたいき)選手が力強い走りで見事金メダルに輝き、富山市民のみならず日本中に勇気と大きな感動を与えてくれた。小さなころからクロスカントリースキーに打ち込み、たゆまぬ努力の末勝ち取った快挙を心から祝福し、更なる飛躍に期待したい。
また、県内スポーツチームであるバスケットボールの富山グラウジーズや野球の富山GRNサンダーバーズ、サッカーのカターレ富山などの活躍からも、一年を通して目が離せない。ホームチームの活躍は私たちの誇りでもあり、選手が気迫あふれる最高のパフォーマンスができるよう、大相撲名古屋場所から復帰する朝乃山の活躍も含めて、市民・県民挙げて一体感をもって応援したいものである。
一方、自ら「プレーするスポーツ」であるが、年代や目的によってまさに百人百様である。富山市では、歩く生活を実践することで健康を増進し、心と身体の余裕や豊かな暮らしを送ることを目的とした「とほ活」を推進している。歩くことで自らの健康寿命を延ばすことはもとより、富山の豊かな自然や四季の移ろいや街の変化を感じ、出会った人々との会話や街中でのイベントを楽しむ。出来れば通勤などの移動も公共交通を利用する。「とほ活アプリ」に登録(現在登録者数は約14,000人)することで、毎日の歩数が確認できるほか、公共交通の利用やイベントでのポイント獲得により抽選で賞品がゲットできる特典も楽しみである。ちなみに自分の目標歩数は一日8,000歩以上である。
また、自分は長い間、スペシャルオリンピックス日本・富山の活動に関わってきた。知的・発達障害があるアスリートがスポーツを通して心身の健全な発達や社会性を身につけることを目的とし、組織運営やスポーツの指導には多くのファミリースタッフやボランティアスタッフが関わってくれている。スポーツには、アスリートの成長を見守りサポートする楽しみや仲間づくりの楽しみもあると実感できるのである。
さて、自分の「プレーするスポーツ」の目標は、トレッキング(山歩き)を始めることであるが、今のところ実現していない。今年こそ富山の素晴らしい自然環境を、ゆっくりと歩いて楽しみたいと思う。皆さんも、身近なところで無理せず楽しみながらできるスポーツを始めてみてはいかがだろうか。

写真:トレッキングの様子
自然を感じながらトレッキング

ご意見をお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

企画管理部 広報課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2012
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。