猿対策について(令和6年7月19日)

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ページ番号1015832  更新日 2024年7月30日

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本ページでは、市民の皆さまからお寄せいただいた「ご意見・ご要望」につきまして、質問・回答の形式で掲載させていただいております。
項目のタイトルが質問・回答となっておりますが、ご了承ください。

質問

山間部に出没する猿ですが、年々多くなってきている気がします。
以前、行政センターに相談に行った時に猿の駆除は無理と言われました。
凶暴かつ、田畑を荒らし、出没すると警察が住民に注意を呼びかけるのですか?
害獣そのものだからじゃありませんか?
年寄りは行政に話しても何もしてくれない、猿に作物やられるくらいなら田畑辞めると方々で聞きます。
このままでは山間部の過疎化も進みますし、猿がいると言う事で県内の定住者が減るように思います。
田畑は昔からの大切な資産です、地産の為にも駆除の検討を早急にお願いしたいです。
もし駆除が出来ないなら、明確な理由が知りたいです。

回答

この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございます。

ニホンザルを含む有害鳥獣による被害防止にあたっては、「集落環境管理」、「侵入防止対策」、「捕獲対策」の3つの対策を、地域ぐるみで総合的に実施することが必要となっております。

具体的に、集落環境管理では、無意識の餌付けをなくすことが必要であり、水田であれば二番穂や畑の未収穫の野菜をなくすこと、家庭からでる生ごみなどを廃棄しないことです。

侵入防止対策では、電気柵等の適切な設置とあわせ、地域による追い払いを実施することにより、ニホンザルに効果を発揮するものです。

捕獲対策では、わなを設置し加害個体を減らす重要な対策となります。捕獲の頭数につきましては富山県が策定している「富山県ニホンザル管理計画」において、群れ毎の行動状況を把握するためのモニタリング調査を実施し、個体群管理として、群れの個体数を適正水準まで減少させるための毎年の上限数が決定されており、本市においては、このことに基づき捕獲を毎年上限いっぱいまで行っているところであります。

本市としましては、地域の協力を得て住民の方からの目撃情報を詳細に取りまとめ、個体数や行動状況についての情報収集を行うことで捕獲頭数の上限等を定めるニホンザル管理計画のための調査に協力し、捕獲体制の強化につなげてまいりたいと考えております。

なお、今回の情報については県にも提供し、情報共有させていただきます。

お問い合わせ先

森林政策課

電話番号:076-443-2019

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。