市内電車について(令和7年1月28日)

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ページ番号1016613  更新日 2025年2月4日

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本ページでは、市民の皆さまからお寄せいただいた「ご意見・ご要望」につきまして、質問・回答の形式で掲載させていただいております。
項目のタイトルが質問・回答となっておりますが、ご了承ください。

質問

私は身体障害があり、日常生活において電動車椅子を使用しております。以前、市内の市電が走る横断歩道を渡った際、道路と線路の隙間や段差が非常に大きく、電動車椅子のタイヤが引っかかり、転倒しそうになったことがございました。このような状況で転倒すると、怪我や重大な事故につながる可能性が高く、大変危険であると感じております。

具体的に危険を感じた箇所は以下の通りです。

1箇所目: 西町電停付近の西町交差点
2箇所目: 中町(西町北)電停付近の総曲輪通りと中央通り間の横断歩道

これらの箇所において、道路と線路の接続部分の段差や隙間が非常に大きく、電動車椅子の通行が困難な状況です。道路整備の管理については市の管轄であると認識しておりますが、この危険な状態について、補修や改善のご検討をお願いできないでしょうか。

また、関連して市電の低床車両についてもお伺いしたい点がございます。
現在、低床車両の導入は富山港線や環状線が中心で、それ以外の路線では一部の時間帯や車両に限られている状況です。車椅子利用者や高齢者をはじめとする多くの市民が、より安全かつスムーズに市電を利用できるよう、低床車両の増備や導入拡大についても、富山市としてご検討いただけますでしょうか。

以上を踏まえ、以下の点についてご回答をお願い申し上げます。

1 横断歩道と線路との間の段差や危険性についての見解と対応の可能性
2 市電の低床車両の導入や運行拡大についての見解
3 今後の整備計画や改善予定

市民の安全な生活と移動を支えるために、ぜひ前向きな対応をご検討いただければ幸いです。
お忙しい中恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
 

 

回答

この度は貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。

本市では、公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくりを推進するため、路面電車南北接続事業をはじめとする公共交通の活性化に積極的に取り組んでまいりました。

ご意見のありました歩行者横断部における軌道敷内の段差及び隙間の解消につきましては、当該区間の軌道を管理する富山地方鉄道株式会社において、路盤改良工事を順次行っているところであります。

また、路面電車車両の低床化につきましても、車両を所有する富山地方鉄道株式会社において、老朽化に伴う車両の更新とあわせて、低床車両の導入を進めているところであります。

しかしながら、施設の改修や車両の更新には、膨大な費用が必要となることから、すべての区間の改修や更新が完了するには時間を要しておりますが、本市といたしましても、誰もが安全で安心して路面電車をご利用いただけるよう、早急に改善していく必要があると考えており、これらの施設改修や車両更新に対して支援を行っているところであります。

ご意見のありました内容につきましては、富山地方鉄道株式会社へ伝えてまいりますとともに、今後も路面電車をご利用される皆様が快適に利用いただけるよう、サービスの向上に努めてまいりますので、引き続き、本市の路面電車事業に関し、ご理解をお願い申し上げます。

お問い合わせ先

交通政策課

電話番号:076-443-2195

ご意見をお聞かせください。

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。