米国紀行その4 ~ニューヨーク州マンハッタンにて~ 2025年10月5日

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ページ番号1017720  更新日 2025年10月3日

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5月8日正午頃、ジョン・F・ケネディ空港にて越中八尾おわら保存会メンバー・市観光協会職員・本市職員と無事に合流した。チャーターバスでマンハッタンへ向かったが、長旅と時差ボケで、皆さんも少々お疲れ気味である。


ニューヨーク(以下NY)でのミッションは、マンハッタンで開催される、「ジャパンパレード&ストリートフェア2025」に、ワシントンとNYの富山県人会の皆さんとともに参加し、「越中八尾おわら風の盆」をはじめとする本市の伝統行事や観光、食、大自然など、NYタイムズ紙の「2025年に行くべき52か所」に選定された本市の魅力を直接海外にPRすることである。


マンハッタンに到着後、本市ガラス美術館顧問でありNY富山県人会の会長の土肥信一氏や同会の皆さんと、一連の行事について打ち合わせをした。


その夜は、大使公邸にて森 美樹夫在NY日本国総領事をはじめ、ジャパンパレード主催者の皆様におわら演舞を披露し、哀愁を帯びた唄・三味線・胡弓の調べと、しなやかさと力強さを併せ持つ優雅な踊りに、「唯一無二の存在感」との賛辞をいただいた。


翌9日には、NYタイムズ本社を訪問し、本市を「2025年に行くべき52か所」に選定していただいたことへのお礼と、外国人観光客が増えている好影響、本市の食・文化の魅力や能登半島地震からの復興状況をお話しした。同社からは、今回の選定は震災への応援の意味があることを改めて伺い、世界中が能登や富山・北陸を応援してくれているという感謝の気持ちに包まれた。


夜は、パレードの前夜祭に参加し、現地の方々の前でおわら演舞を披露した。割れんばかりの拍手と歓声が巻き起こったときには、鳥肌が立つぐらい感動した。


翌10日は、いよいよ本番である。天候に恵まれ、約6万人の観客を集めた「ジャパンパレード&ストリートフェア2025」に参加した。セントラルパークの新緑が眩しい素晴らしい日であった。ゆっくりと道を進む舞台(台車)の上で披露したおわら演舞は大好評で、沿道からは惜しみない拍手と掛け声が上がり、写真や動画撮影をする観客の姿が多くみられた。また、真田広之さん主演の米国ドラマ「SHOGUN 将軍」の影響であろうか。甲冑体験ブースや自分と鈴木観光協会長の甲冑姿は、現地の方々に大受けした。ホームページやSNSなどで世界中に情報発信することはもとより、現地で直接観光PRやシティプロモーションを行うことの大切さを改めて実感することができた。


結びに、NY滞在中に4度のおわら演舞を行っていただいた越中八尾おわら保存会のメンバーと関係者各位には、心から敬意を表し感謝を申し上げたい。(結)

写真:ジャパンパレードに参加した富山チーム
ジャパンパレードに参加した富山チーム

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