おでかけ定期券について(令和5年11月8日)
本ページでは、市民の皆さまからお寄せいただいた「ご意見・ご要望」につきまして、質問・回答の形式で掲載させていただいております。
項目のタイトルが質問・回答となっておりますが、ご了承ください。
質問
おでかけ定期券について
(1)市民病院が特例になっているのに、中央病院や済生会富山病院が対象にならないのはなぜですか?
(2)市中心部と岩瀬地区だけが優遇された森治世を継承するのはなぜですか?市内全域を公平にする為に、どんな施策を検討されていますか?
(3)対象者全員に配布しないのはなぜですか?乗り物以外にも特典があるのですから、対象者全員に渡して下さい。バスで乗り合わせる高齢者で未所持者が目立ちます。
(4)タクシーにも適用できるようには考えておられませんか?先日上飯野団地から中央病院に行くのに、双代町から歩けないので一旦西町で降りて中央病院行きに乗り換えるという90代の方に遭遇しました。
上飯野団地を通る東高校行きバスは、富山駅行き7時10分,9時08分/東高校行き17時30分,18時35分だけに減っています。済生会病院には夕方にしか行けません!鶴が丘からも、1時間に2本か1本です。東高校行きというルート名に意味はありますか?東高校、高朋、富山北部にはバス通学できません。冬場は車で送 らざるをえなせん。高校にバス通学できるようにして下さい。 西町に出ても、帰りは鶴が丘を通るバスは1時間に一本で9と14時台は荏原循環なので乗れません。 高齢者の免許返納について、代替方法を本気で考えておられますか?何年か前に町内会で出ていた乗合タクシーもうやむやに消えていきました。
回答
ご意見をいただき、ありがとうございます。
「おでかけ定期券事業」は、公共交通の利用促進による中心市街地への来街者の増加を図るとともに、高齢者の社会参加を促すことで、中心市街地の活性化に寄与することを目的としております。
ご意見(1)につきまして、おでかけ定期券の割引運賃の対象となるバス停は、上記の目的に沿って、原則として、まちなかのバス停を対象に交通事業者との協議の上で決定したものです。富山市民病院については、市が経営する病院であることから、外来患者の利便性の向上を図るとともに、公共交通の一層の利用促進の観点において、交通事業者と十分協議したのち、特例として実施したものであります。
ご意見(2)につきまして、本市では、将来世代に責任が持てる持続可能な都市経営を構築するため、鉄軌道をはじめとする公共交通を活性化させ、その沿線に居住、商業、業務、文化等の都市の諸機能を集積させることにより、公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくりを目指しております。この取り組みにより、市街地の拡散を抑制し、公共交通沿線地区や中心市街地の地価を維持することにより、市の大きな財源である固定資産税が確保され、市内各地域の行政サービスを維持することができるものと考えております。
ご意見(3)につきまして、おでかけ定期券は市内在住の65歳以上の高齢者を対象に、申し込みされた方に交付していますが、利用者負担金として1,000円頂戴し制度を継続するための費用に充てております。無償ではないことから、対象者全員への配布は行っておりません。今後もおでかけ定期券の普及促進のために広報活動を実施していきたいと考えております。
ご意見(4)につきまして、おでかけ定期券は、富山地方鉄道株式会社の協力により実施している事業であり、タクシー事業への適用は考えておりません。
なお、本市では、在宅の要介護1以上の方の外出を支援するために「おでかけタクシー券」という制度を実施しております。こちらは1冊3,500円の負担で、5,000円分のタクシー券の交付を受けられる制度になります。
また、ご意見いただいたバス路線の変更につきましては、第一義的には、交通事業者が、需要や採算性、継続性などを総合的に勘案して判断されるものと考えております。
このことから、本市では、地域においてバス路線の変更などを求める機運が高まり、多くの方々にご利用いただけることが確実に見込まれる際には、地域の方々とともに、交通事業者に要請してまいりたいと考えております。
本市といたしましては、公共交通は市民生活に必要不可欠なものであり、その役割や重要性がこれまで以上に高まっていることから、交通事業者等と連携し、引き続き、持続可能な公共交通の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
お問い合わせ先
まちづくり推進課
電話番号:076-443-2054
ご意見をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
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