熊対策について(令和5年11月21日)

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ページ番号1014171  更新日 2023年12月7日

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本ページでは、市民の皆さまからお寄せいただいた「ご意見・ご要望」につきまして、質問・回答の形式で掲載させていただいております。
項目のタイトルが質問・回答となっておりますが、ご了承ください。

質問

今年は例年以上に、市街地へのクマ出没が頻繁で、日々の生活に不安を覚える声を多く聞きます。

熊の出没対策として、特に目立つ熊野川流域の河川敷の雑木の伐採をしてはどうか?警察・消防・民間も含めて県として取り組めないだろうか?場合によっては自衛隊にも協力をあおげないのか?

熊の出没を監視するためにドローンを活用できないだろうか?撮影した映像をAIで分析するなどして、事前に登録した人のスマホに注意情報を送るなど、未然に熊被害を防ぐことが必要だと思います。ドローン撮影は民間委託も検討してはいかがか?

回答

熊の市街地周辺への出没については、秋の熊の主食であるブナ、ミズナラ、コナラ等の堅果類の豊凶が大きく関係しているとされています。

これらの堅果類は、年によって豊作、並作、不作、凶作と実の作柄が変わります。3種類の堅果類の作柄すべてが、不作又は凶作になった年に市街地周辺への大量出没がみられ、作柄が悪くない時は、出没はあまりみられません。

今年度のブナ、ミズナラ、コナラの実の豊凶は、富山県森林研究所の調査によると、ブナ、ミズナラ、コナラの全てが不作となっており、特にブナについては、県東部においては凶作となったことから、熊が餌を求めて市街地周辺に出没しております。

ご要望いただきました「熊野川流域河川敷の雑木の伐採」につきましては、熊野川を管理する県富山土木センターにおいて、9月~11月に興南大橋から上流部で堤防や河川敷の草木を重機で押しつぶす作業を実施されております。来年度以降も引き続き実施されるよう、県に対して要望してまいりたいと考えております。

また、「熊の出没を監視するためのドローンの活用等」につきましては、富山県警察において先行して現場での使用事例がありますので、情報共有を行いながら導入の可能性について検討してまいりたいと考えております。

 

お問い合わせ先

森林政策課
電話番号:076-443-2019

 

 

 

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 市民協働相談課
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
電話番号:076-443-2051
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