自分を整える。幸せに生きる。 2026年3月5日

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ページ番号1018493  更新日 2026年3月4日

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年末年始は、寒さに加えて忘新年会など飲酒の機会が増え、公私ともに何かと忙しく体調を崩しやすい季節である。とりわけ今年は、大寒から2月初旬にかけて度々(たびたび)強い寒気が入り込み、体調を崩された方も多かったのではなかろうか。自分も珍しく1週間ほど風邪気味の日が続き、健康管理の大切さについて改めて考えさせられた。本格的な春が待ち遠しい昨今だが、新年度に向けて充実した毎日を過ごすためにも、無理せず少し意識的に自分を整える工夫や努力をしたいものである。

例えば、自分がいつも実践している心身の整え方に、「掃除や整理整頓をする」という習慣がある。不思議なことに、掃除をすれば心と身体が整い、環境が整い、日常が整い、生活に良いリズムが出てくる。今思えば、この習慣は小学生のころから自然と身についたものである。無理はしていないが、この時間が意外と楽しい。

さて、年末の大掃除で中途半端になっていた本棚を整理していたら、『46億年の地球史(田近英一(たぢかえいいち)著)』という本に目が止まった。あらためてパラパラと端折(はしょ)り読みをしてみる。挿絵(さしえ)やグラフが多く、専門知識が無い自分でも、地球の奇跡的な進化を分かりやすく理解できる1冊である。過去には、大規模な地殻変動や小惑星の衝突などを繰り返し、劇的な環境変化に見舞われてきた地球だが、今は人類の産業活動による温暖化や激しい気候変動など、かなりの体調不良を起こしているとも言えそうだ。

また、本書の結びには、人類存亡の危機要因として、地殻変動やパンデミック以外にも、人類文明が創り出した科学技術の発達が意図しない結果をもたらすリスク、高度な人工知能の反乱、人口爆発や気候変動などについても示唆(しさ)をしている。

ところで、近年急速に進化している生成AI(人工知能)に「地球と人類と人の一生は?」と尋ねてみると、「地球は46億年前に誕生し、40億年前に生命が誕生、700万年前に人類の祖先が現れました。地球の歴史を1年とすると、人類誕生は大晦日の10時40分頃、現代人は23時37分頃、人間の一生はわずか1秒にも満たないほど短い一瞬です。人類は地球に大きな影響を与えつつ、短い命の中で生きています。」と、まことに的確な答えが返ってきた。天変地異(てんぺんちい)ならば仕方がないかもしれないが、除夜の鐘が鳴り響く頃に現れた人類と現代文明が、地球の体調を害し人類存続の危機をもたらす事だけは避けなければならない。

奇跡的な地球の歴史に比べれば私たちの人生は一瞬である。しかし、一瞬の人生といえども、この世に生を受けたこと自体が人生最大の奇跡であり、その尊い人生を健康で幸せに生きることこそ、私たちの人生の大きな価値ではなかろうか。今、忙しい現代人にとって必要なのは、「自分を整える時間」だと思うのである。

心が整う立山連峰の眺望.
心が整う立山連峰の眺望

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