国民の祝日 2026年5月5日

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ページ番号1018809  更新日 2026年5月1日

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 今冬は寒い日が続いたが、気がつけばはやゴールデンウイークである。水田をわたる風にこいのぼりが心地よく泳いでいる。里山の新緑も目に鮮やかだ。さて、国民の祝日の朝には、玄関先に国旗を掲げるのが子どもの頃からの自分の仕事だ。私たちが、学校行事や式典などのさまざまな場面において国旗を掲揚し国歌を斉唱するのも、日本国民としての国を愛する心やアイデンティティーの表れだと理解している。

 ところで、自分もそうであったが、「国民の祝日」の意義を正しく理解しないままに、ただ休みを満喫(まんきつ)していることはないだろうか。国民の祝日は、「美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるため」に「国民の祝日に関する法律」により定められ、「祝日を国民皆で祝い、感謝し、記念する日」である。それゆえ、年間16日の国民の祝日にはそれぞれに深い意義があるのだ。

 さて、ここで令和8年の国民の祝日とその意義を内閣府のホームページで確認してみよう。1月1日「元日」は、年のはじめを祝う。1月12日「成人の日」は、おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。2月11日「建国記念の日」は、建国をしのび、国を愛する心を養う。2月23日「天皇誕生日」は、天皇の誕生日を祝う。3月20日「春分の日」は、自然をたたえ生物をいつくしむ。4月29日「昭和の日」は、激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧(かえり)み、国の将来に思いをいたす。5月3日「憲法記念日」は、日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。5月4日「みどりの日」は、自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。5月5日「こどもの日」は、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。7月20日「海の日」は、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。8月11日「山の日」は、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。9月21日「敬老の日」は、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。9月23日「秋分の日」は、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。10月12日「スポーツの日」は、スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。11月3日「文化の日」は、自由と平和を愛し、文化をすすめる。11月23日「勤労感謝の日」は勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう、ということである。

 さて、改めてその意義を確認してみると、国民の祝日は、自然や社会・他者への感謝や敬意、社会や国家の在り方、日本人として大切にすべきものを認識し、日本人としての一体感や国家観を共有するための大切な日なのである。少子化や超高齢化の進行、家族や地域の絆の希薄化、市民ニーズも多様化・複雑化する現代だからこそ、国民の祝日の意義に思いを馳(は)せ、祝日の一日を大切に過ごしたいものである。

大空に舞うこいのぼり。
大空に舞うこいのぼり

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